アグリスーティカルに至る近現代優生学史 - 歴史から学ぶコロナパンデミック (ワクチンビジネス) の真実とは?
更新日:石油を支配すれば、諸国を支配できる。食糧を支配すれば、人類を支配できる。金融を支配すれば、世界を支配できる。ヘンリー・キッシンジャー
アグリスーティカルは、21世紀に突然現れた概念ではない。
優生思想家である20世紀の金融エリートたちにより構想され、少なくともこの百年以上をかけて進行してきたステルス人口統制計画。
本稿では「食糧 = 兵器」「アグリビジネス」「モンサント種子支配」「食糧ショックドクトリン」「アグリスーティカル」各稿で扱った内容を、時系列で振り返る。
19世紀後半 - 石油帝国の誕生
誰も見向きもしなかった原料 石油に、19世紀後半から投資していたジョン・ロックフェラー一世。
第一次世界大戦の趨勢を決定したように、石油こそ世界制覇の心臓部。
石油で築いた資産を「慈善事業」へ
戦争が拡大し長期化するほど、石油利権者は儲けを拡大。
ロックフェラー一世は 世界の石油市場を垂直統合、独占することで、巨大な石油帝国を創建。
引退したロックフェラー一世は、後半生の40年間を「慈善事業」に捧げた。
「生命」科学への投資
ロックフェラー一族がただの石油成金でないのは、その資産を防衛するのみならず、あらゆる分野へと投資を拡大した点。
- 軍事
- 政治・外交
- 金融・経済
- 学術
- 芸術
- 青少年教育
- 女性解放
- メディア
- 心理学
とりわけ未来の学問である遺伝子学、すなわち「生命」そのものに強い関心を持ち、農業、医療(衛生学・製薬)*への投資を、その黎明期から先鞭をつけていたことは特筆に値する。
これらのプロジェクトは「慈善活動」として、各研究所や運動家に資金提供されるという巧妙な姿で推進。
それゆえ、その本質を知るものは 当事者たちでも稀であった。
金・石油・生命による完全支配
やがてアグリスーティカルに統合されて行く各プロジェクトへの情熱は、大富豪の優生学者たちが世界を生命レベルから完全支配する試みであったのだ。
人類史にあまた登場した専制君主たちが、ただ夢想するにとどまった夢の生命テクノロジー。
「遺伝子技術を FRBの通貨発行権者*が手にする意味」がわかるだろうか?
「金・石油・生命の支配者」が21世紀に誕生する時、99%の人類は本当に家畜となるだろう。
*FRB - 連邦準備制度。世界基軸通貨USドルの発行権を所有する私有銀行。
1900年代 - ロックフェラー医学研究所設立
1901年 | ロックフェラー医学研究所設立 |
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1907年 | 米インディアナ州 断種法制定 |
日本人研究者 野口英世は候補にとどまったが、23名のノーベル賞受賞者を輩出した後のロックフェラー大学は 医学研究所として設立。
目覚ましい成果
石油王ロックフェラー家を背景とした莫大な研究予算。
医学、生理学、細菌学、衛生学上の科学史的発見は数知れない。
- 遺伝子がDNAから構成されることの実証
- 血液型の存在
- ウイルスによるガン発生
- AIDSのカクテル治療
ロックフェラー家 第3代当主の慈善家デイヴィッド・ロックフェラー*は、2017年に没するまでの生涯に渡り、同大の名誉総裁であり続けた。
*デイビッド・ロックフェラー - ロックフェラー家第3代当主。1915〜2017年。チェースマンハッタン銀行CEO。趣味は昆虫学の研究とコレクション。
1910年代 - 医師免許制度による医学界支配 - フレクスナー・レポート
1910年 | フレクスナー・レポート |
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1912年 | 第一回国際優生学会議 |
1913年 | FRB創設 |
1914年 | 第一次世界大戦 |
国際金融資本グループが、世界基軸通貨ドルの通貨発行権を手にした1910年代。
世界大戦で燃えた石油が ロックフェラーの富を膨大に膨らませている一方で、ロックフェラーたちはすでに医学界の支配計画も進行させていた。
フレクスナー・レポート
1910年、カーネギー財団の支援を受けて作成された「フレクスナー・レポート」が完成。
医学界の再編、一元化がはかられた。
- 医学部への入学・卒業の基準を厳正化
- 医療技術は「主流科学」の手順に従う
- 伝統的な自然療法・ホメオパシー*等の否定
作成者のエイブラハム・フレクスナーは、ロックフェラー医学研究所の初代所長サイモン・フレクスナーの弟。
野口英世の共同研究者として、兄の方が日本では名が知られている。
*ホメオパシー - ドイツ発祥の医療法で、東洋における漢方のような存在。19世紀の北米では後述するアロパシーよりも広く普及していた。近年でもD.ロックフェラー自身やエリザベス女王が利用していたことで有名。
医師免許制度
ロックフェラー研究所は世界中の有能な医学研究者を集め、次世代の指導者を教育、育成した。
- 医師数が過剰
→ 医学部の削減 - 厳正な教育が必要
→ 教育期間の長期化、費用増大
この結果、医学界は一部富裕層だけの小さな集団と化した。
「医師免許」制度を確立し、アロパシー医学を徹底的に刷り込まれた者だけが医師となるシステムを構築。
「外見は学究的で進歩的に見えながら、その厚い強固な壁の内側は『封権的な人間関係』と『特殊な組織』で築かれ、一人が動いても、微動だにしない非情な世界」山崎豊子 著
小説「白い巨塔」より
医学にも石油支配
以降、「医学 = 化学薬品投与」というアロパシーが医学界を支配。
化学薬品とは、ロックフェラーが独占販売する石油を原料として製造されたものを意味する。
20世紀に発明された薬品の多くが 石油由来であることは、偶然ではない。
自然医療を異端化
アロパシー派の化学薬品医療が勢力を急拡大する一方、医師免許を持たない民間の医療行為従事者たちを次々と訴訟し、廃業に追い込んだ。
21世紀現在、「アロパシー(ロックフェラー医学)以外はニセ医学」という見解が 医師会で支配的となっている。
1920年代 - ナチス優生学を育成
旧カイザー・ヴィルヘルム化学研究所
ナチスドイツの優生学を育成・支援したのが米ロックフェラー財団。
1926年、ベルリンのカイザー・ヴィルヘルム精神医学研究所創立に25万ドル(2004年換算で約29兆円規模)を授与。
これはヒトラーが台頭するよりもずっと早い時期だ。アーリア人の優位を説いたヒトラーは、米国優生学会を支持していたという。
1930年代 - 分子生物学への投資
1933年 | ナチスヒトラー政権発足 |
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人種衛生法成立(独) | |
1935年 | レーベンスボルン政策開始(独) |
1939年 | 第二次世界大戦 |
ロックフェラー財団は「分子生物学」という、当時まだ聞き慣れない分野への投資も開始。
1938年、分子生物学は、物理学者ウォーレン・ウィーバー*によって名付けられた。
「生命現象を分子を使って説明することを目的とする学問」だが、優生学者たちにとって生命そのものを神の如く扱う夢の道具である。
*ウォーレン・ウィーバー - ロックフェラー財団理事長でもあった。
1940年代 - 「アメリカの世紀」発表
NY エンパイアステートビル
1941年 | 「アメリカの世紀」発表 |
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大東亜戦争突入 | |
1944年 | ブレトンウッズ・米ドル本位制 |
1945年 | 国際連合 創設 |
1948年 | 世界保健機構(WHO)創設 |
日本 優生保護法成立 |
ヘンリー・ルース*が発表した「アメリカの世紀」。
大英帝国に代わり、新興国アメリカが「ソフトパワーの善人として国連を通じた世界管理」を始めることの意思表明。
「アメリカ帝国」という表現を避け、「アメリカの世紀」と名付けた。
*ヘンリー・ルース - 世界初のニュース雑誌タイムの創設者。
非公式帝国
- 統治コストの膨大な「大英帝国型の植民地システム」は放棄。
- 効率の良い「非公式帝国スタイル」を選択。
日本、ドイツなどの植民地に、統治されていること自体を気付かせないスタイルだ。
対抗力として建国させた「悪の帝国」ソビエト連邦の存在が東西冷戦構造を成立させることで、「アメリカの世紀」を正当化させた。
レトリック満載
- 自由
- 民主主義
- 経済発展
- 植民地解放
東側は暴力や恐怖で人民を統制したが、西側はレトリックで国民をコントロール。
特に愛国心ある米国民は、アメリカの正義を信じて疑わなかった。
ベトナムでは世界平和とアメリカの正義を信じた若者たちが、ベトナムのジャングルに枯葉剤を空中散布。
建前 | 真実 |
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アメリカの国益 | ロックフェラーの私益 |
アメリカの正義 | ロックフェラーの正義 |
中南米への投資開始
1940年は、のちに副大統領にまでなったネルソン・ロックフェラーが、メキシコをはじめとする中南米で投資開発を進めている。
これが1950、60年代以降、緑の革命として 一族の食糧支配に大きな役割を果たした。
「優生学」の看板をアップデート
優生学の目的を確実に達成するには、優生学という名前を避けることである。フレデリック・オズボーン*
戦後の優生学は、ナチスの悪いイメージを避けるために名前をいくつも使い分けた。
- 分子生物学
- 遺伝子工学
- バイオテクノロジー
- 家族計画
- 産児制限**
* F・オズボーン - アメリカ優生学会創設者。人口評議会初代議長。若きJ.ロックフェラー3世に優生学を説いたという。
** 日本においても戦後のベビーブームはたった3年で半ば強制的に終了。ロックフェラー家所縁の優生学者 サンガー夫人が来日し、1949年「優生保護法」を成立させたためだ。
1950年代 - 人口問題評議会の創設
1952年 | 人口問題評議会 |
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国際家族計画連盟(IPPF) | |
1953年 | 農業発展委員会 |
1954年 | PL480(農業貿易開発援助法)制定 |
ロックフェラー財団は、世界の飢餓問題解決に真剣に取り組んできた。
が、それは食糧の需要を満たすアプローチと言うよりは、人口削減に重心が置かれていたように見える。
1952年、ジョン.D.ロックフェラー3世はいよいよ本命の「人口評議会」を設立、自ら初代議長に就任。
- 避妊
- HIV予防
- ジェンダー
- 公衆衛生
人口問題会議 = 人口削減会議?
こうした国際会議で好まれるテーマは、家庭破壊・人間破壊に通ずるものばかり。
人口問題を煽る国際リーダーたちの優生学的野心が透けて見える。
- 産児制限(バース・コントロール)
- 家族計画(避妊の推奨)
- 女性解放(非婚化の促進)
- 同性愛(LGBTQIA)
1960年代 - 緑の革命・アグリビジネス
1960年 | 国際稲研究所(IRRI)設立 |
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世界人口の6割を占めるアジアの主食「米」に、優生学者たちは早くから目をつけていた。
フォード財団、ロックフェラー財団によりフィリピンに設立された国際稲研究所(IRRI)における研究が、緑の革命を生む原動力になったという。
アグリビジネス = 食糧業界のマネー支配
アグリビジネスを誕生させた優生学者たちの「食糧 = 兵器」は、食糧業界を耕作から収穫、運送、販売までの全段階を垂直統合支配することを意図している。
すなわちアグリビジネスの本質は、食糧業界の独占。
伝統的な小規模家庭農家を廃業させ、たった数社の食糧メジャーが全米・全世界の穀物を支配する計画だ。
- ADM社
- ブンゲ社
- カーギル社
- コナグラ社
- コンチネンタル・グレイン社
緑の革命 = 石油・化学革命
ここで「緑の革命」が活躍。
アグリビジネスという大規模農業を実現するために誕生した農業革命は、ロックフェラーの石油を大量消費した。
- 化学肥料
- 農薬
- 農業機械
- 灌漑工事
石油消費、大規模農機具のローンで、多くの小規模農家が緑の革命で破産。
アグリビジネス企業がその農地を買い集めた。
ベトナム戦争 - 枯葉剤メーカー
1961年には米軍がベトナム戦争で一般国民に空中散布した枯葉剤。
未曾有の残虐行為に商品提供したモンサント社をはじめとする巨大化学メーカーは、この後にGMO種子メーカーに転身する。
穀物生産 = 石油依存
緑の革命で、世界中の穀物収穫量は劇的に増産。
一方、「世界食糧のロックフェラー石油依存体制」もまた、緑の革命で確立した。
石油供給を停められた国は、飢餓に陥るというわけだ。
平和のための食糧
1966年、ジョンソン大統領が発表した「平和のための食糧」政策。
- 米国内余剰穀物の消費先確保
- 米国産穀物で途上国を依存させること
- 米国ドル建て支払で米ドル防衛
表向きは海外への奉仕だが、米政府は前提条件を加えた。
- ロックフェラー流 農業発展計画への同意
- 人口調節プログラムの強化
- アメリカの投資家に門戸開放
優生学とマネー支配、すなわち新世界秩序への下心が見える「援助」だ。
「食糧援助停止 = 飢餓」という恐怖で、「食糧援助 = 強力」な外交カードと化した。
1970年代 - 石油ショック、ニクソンショック、食糧危機の同時発生
1970年代は、「金融、石油、食糧」という世界支配計画すべてのチャンネルで、劇的な変化が発生した。
これらすべての危機発生の中心人物であったのが、米国務長官キッシンジャー。
米国の世界支配体制「ペトロダラーシステム」を開始したのも ちょうどこの時期だ。
1971年 | ニクソンショック |
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1972年 | ローマクラブ「成長の限界」 |
1973年 | 第一次石油ショック |
食糧危機 | |
1974年 | NSSM200 完成 |
1979年 | 第二次石油ショック |
精子銀行 設立 |
世界が混乱した1970年代に描かれたストーリーはこうだ。
- 「成長の限界」を訴え、石油、食糧、金融が同時に不足し、世界人類の恐怖心を煽る。
- 私人ロックフェラー主導の民間国際機関が、各国政府を上から指導できる空気が醸成される。
- 石油、食糧、金融のさらなる独占が進行。
NSSM200
キッシンジャーレポートと称される「NSSM200(国家安全保障研究覚書)*」の理念は「食糧 = 兵器」。
テーマは(ロックフェラー傘下の)米国が、将来の脅威となる発展途上国への影響力拡大。
- 発展途上国の人口爆発をいかに抑制するか
- 発展途上国の天然資源をいかに強奪するか
世界最強の軍事力を背景に持つアメリカが、人口成長する諸外国の人口を医学的・政治的にコントロール。
これのどこが自由・民主主義だろうか。ナチス優生学ではないか。
*NSSM200 - 長く機密文書扱いであったが、フォード大統領によって公式政策へ採用され、実在したことが、1989年機密解除に追い込まれたことで判明している。
1980年代 - アグリビジネスの世界展開
石油ショックで借金漬けになった後進国。
IMFによる「債務の罠」で、国家資産を国際銀行家たちに差し出すことに。
特にブラジルとアルゼンチンには、アグリビジネス企業よって国土をGMO大豆畑に塗り替えられる運命が待っていた。
ここで思い出してほしいのは、石油ショック、IMF、アグリビジネスの背景にいずれも国際銀行家たちがいたこと。
世界展開
種子支配(特許)と化学肥料・農薬のセット販売で、アグリビジネス企業は世界市場を席巻。
農業規模の小さな国々は「自由貿易」の名の下、米国産穀物を買わされることで、食糧自給が不能化。
米国政府 | 外交的な世界覇権 |
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アグリビジネス企業 | 食糧の世界支配 |
両者は回転ドア人事で一体となり、食糧自給率の低い国々を次々と手なづけていった。
1990年代 - GMO革命 - 種子支配
ロックフェラー財団が分子生物学に投資をした20世紀。
その最後の10年には、遺伝子工学が実際のビジネスで活躍するようになっていた。
1990年 | ヒトゲノム計画開始 |
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1993年 | 平成の米騒動 |
1994年 | 組換えDNA牛成長ホルモン開発 |
1995年 | 遺伝子組換えGMO大豆 「ラウンドアップレディ」発表 |
WTO創設 | |
1996年 | クローン羊ドリー誕生 |
政府より強いグローバル企業?
やがて世界の遺伝子組換え種子(GMO種子)の世界シェア9割を、たった一社のモンサント社が独占支配。
食糧危機を避けるためには、GMO種子企業に安定して種子を供給してもらえるよう 頭を下げるしかない世界システム。
民主主義で選ばれた各国の政府であろうとだ。
たとえ、遺伝子組換え種子が人体にどんな影響を及ぼすのか不透明であろうとも、優生学者たちにとって躊躇する理由にはならない。
2000年代 - アグリスーティカル - パンデミックの予行演習
食糧支配をなし遂げた国際銀行家たちが次に目指していたのは、GMO技術を利用したワクチンの製造。
アグリビジネスの父であるハーバード大学のR.ゴールドバーグは、15兆ドルのGMO医薬品産業を夢想していた。
アグリスーティカルだ。
ロックフェラーの育てた遺伝子工学により、食糧・農業・製薬・医療が一つに収斂されるアグリスーティカルという隠されてきたビジョンが、ついに可視化し始めた。
- 遺伝子組換え食品
- 食品添加物
2018年には、製薬大手バイエル社がGMO大手モンサント社を買収。
遺伝子組換え食品で作られた現代病と医薬品はセットというわけなのか?
パンデミック予行演習開始?
2002年 | SARS |
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2004年 | WHOが鳥インフルエンザ予言 |
2005年 | 鳥インフルエンザ |
2009年 | 豚インフルエンザ |
2014年 | エボラ出血熱 |
2015年 | MERS |
2018年 | バイエル社によるモンサント社買収 |
アグリスーティカル前進に貢献したのが鳥インフルエンザ、豚インフルエンザ。
両者は90年代にも存在したが、21世紀に激増している。
マネー主義が病原?
アグリビジネス傘下のファクトリーファームでは、マネー優先のCAFO方式(監禁給餌法)により畜産業が垂直統合される過程で、抗生物質・ワクチンが大量消費された。
- 糞尿
- ストレス
- DNA組換え
- ワクチン
- 抗生物質
- ホルモン投与
- GMO穀物飼料
陽を見ることなく、換気も悪い狭い空間で健康が汚染された家畜を大量生産。
インフルエンザの発生源と疑われる。
零細農家がとばっちり
ところが責任を問われたのは、広い空間で放し飼いする伝統的な零細農家。
畜産業界からは破綻した零細農家が退場し、アグリビジネス企業の支配が加速。
これで人類のタンパク源も、少数のアグリビジネス企業による寡占状態へ。
天才経営者は未来を知っている?
ビッグファーマの大株主である超富裕層ビルゲイツは、パンデミックのたびに素早くワクチンを開発・販売することで収益を増している。
一方、99%の人類が食すべき昆虫食や代替肉への投資・開発・宣伝もかって出ているという意味では、ロックフェラーの系譜に連なる「慈善家」でもあると言えるだろう。
2020年代 - コロナパンデミック - 第三次世界大戦?
2020年、誰が意図したか、あるいは準備段階で本当に漏れてしまったのかは不明だが、中国のコウモリもしくは武漢研究所からコロナパンデミックが始まった*。
*ランド・ポール上院議員を中心に、米国立アレルギー・感染症研究所所長アンソニー・ファウチが武漢研究所に資金・情報提供していたとの厳しい追及がされている。
病 = 製薬企業の収益基盤 = ワクチン
- アルツハイマー病
- パーキンソン病
- ガン
- 自閉症
- ギランバレー症候群
あくまでも理論上の話だが、将来に渡り発生するこれらの病のおかげで、製薬会社は未来の利益が約束されている。
コロナワクチンによる薬害死亡などが強く疑われる事例が後をたたない一方、ビッグファーマは未曾有の利益を叩き出した。
2021年ファイザー社の業績
コロナワクチン売上高 | 368億ドル(4.2兆円) |
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その他コロナ関連商品の売上 | 540億ドル(6.2兆円) |
会社全体 | 1,000億ドル(11.5兆円) |
ポルトガルやニュージーランドの国家予算より はるかに大きい。
新世界秩序 - ワンヘルス
One Healthとは、「人・動物・環境にとって最適な健康を達成するために、地域・国・世界的に取り組む 複数の専門分野の協力的な取り組み」。
ワンワールド・ワンヘルス
2004年、ロックフェラー大学を舞台に発表されたアジェンダ「One World, One Health」。
WHOのような国際機関に、「食糧・農業・畜産・環境汚染・人口移動・パンデミック 等 地球次元での危機に対する決定権」を与えるもの。
「パンデミック条約」をさらに強化したものと言える。
国際統治
国際銀行家たちが遺伝子技術を手にしたことで、パンデミックを政治的な武器にもできるというわけだ。
これで世界の意思決定者が、選ばれた各国政府ではなく 国際銀行家たちになる。
ワンメディスン - 人・動物が同列扱い
たとえば環境に「人獣共通感染症」を蔓延させることで、人類は獣と同じ薬剤・ワクチンを「平等」に接種させられることになる。
これが「One Medicine」。
CAFOの狭い妊娠用檻でワクチン漬け、抗生物質まみれの豚たちを思い出してほしい。
あれが私たちにあてがわれる未来だ。
新世界秩序 - 三院制世界議会の衝撃
なお、欧州最高の知性と謳われるジャック・アタリは、著書「新世界秩序」で三院制 世界議会を構想している。
その一つ「長期企画院」は、将来世代と「ヒト以外の生物」を代表する議会。
議会では遺伝子レベルで自己改造するトランスヒューマニズムも検討するという。
他の獣たちの遺伝子をヒトに組み込むということもあるだろう。
唯物主義思想というしっぽが出ている。
優生思想家たちは、人類が神の子であるという聖書の教えを棄てたのか?
「惑星の健康」
One Healthと類似あるいは関連する概念として 幾つかの例が挙げられる。
- 健康生態学(エコヘルス)
- 惑星の健康(プラネタリー・ヘルス)
- 環境正義・環境倫理
- 保存医学
- 医用地質学
遺伝子技術を手にした優生学者たちは、惑星地球そのものを完全支配するつもりなのだろう。
優生学史と現代病の正体
優生思想家たちが世界の食料、いや生命支配を進行させてきた過程が見えるだろうか。
100年間かけて遺伝子レベルからの支配を確立した優生思想家たちは、アグリスーティカルを登場させた。
食糧支配完成 = 選択肢剥奪
そこから先は「いかに飢えさせ、いかに(それを)食べさせるか」
穀物 | かつてベトナム戦争で枯葉剤を提供していた化学会社による 化学肥料、農薬、GMO種子で大量生産 |
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家畜 | 不潔な環境でワクチン、抗生物質まみれ |
果たして、私たち消費者にその影響は出ないのだろうか?
- アレルギー(アトピー、花粉症)
- ガン
- うつ
- 不妊症
いわゆる現代病でお悩みの方が身近にいない人は、今やほぼいないだろう。
男性の精子数激減
1973年以降の統計を遡ると、男性の精子数が半減しているという衝撃的な報告が。
まさしくワクチンやバイオテクノロジー発展の歴史と重なる。
1973年とは、世界が ニクソンショック、石油ショック、食糧危機に瀕したタイミング。世界秩序の大転換が起こった時だ。
精子減少がさらに加速した2000年以降は、GMO遺伝子組換え食品が爆発的に増殖したタイミングとこれまたぴったり一致。
これは一体何を示唆しているのだ?
パンデミック検証の必要性
過去を支配するものが未来を支配する。
現在を支配するものが過去を支配する。ジョージ・オーウェル*
*ジョージ・オーウェル - 20世紀のSF作家。代表作「1984」「動物牧場」。
生まれながらロックフェラー流アロパシーの医療に囲まれた私たちの世代では、石油由来の化学物質を体内に投与することが医学だと刷り込まれている。
2023年時点、日本の新生児は 生後半年だけで 15本もの予防接種ワクチンを投与される。
母から受け継いだ自然免疫で 生命を繋いで来た人類としては、史上初めての世代だ。
一歩前へ
ご自身、あるいは大切な人が健康被害に遭われている方は、是非とも自ら情報を探ってほしい。
何も本稿の全てをそのまま信じろとは言わない。
情報統制が完成しきっていない今なら、ご本人のやる気次第でアクセスできる情報はまだある。
精神までワクチン漬けの人生を、次世代の子供たちにまで送らせて良いのだろうか。
私たちの世代に託された生命の糸を、立派に次の世代にも受け継がせよう。