アグリスーティカル - 遺伝子技術で食糧・製薬業界の融合 -「ワクチン=優生学」!?
更新日:石油を支配すれば、諸国を支配できる。食糧を支配すれば、人類を支配できる。ヘンリー・キッシンジャー
食糧メジャーは、緑の革命、GMO革命を通じて、世界の食糧支配を確立。
「肥料レベル」「種子レベル」からの食糧支配を完成させた次の段階で、優生学者たちが望んだのは「遺伝子レベル」からの支配。
ここで起きたのが本稿で言及するアグリスーティカル。
つまり、遺伝子工学を介した食糧業界と医療製薬業界の融合であった。
アグリスーティカルを知ることで、2020年パンデミックで一体何が起こっていたのかが見えてくる。
そして、製薬大手バイエル社が 種子メジャーであるモンサント社を7兆円で買収した歴史的意味も。
アグリスーティカルとは?
アグリスーティカル(agriceutical)とは、農業(aguriculture:アグリカルチャー)と 製薬(pharmaceuthical:ファーマスーティカル)から構成された造語。
つまりアグリスーティカルは「農業と医療製薬の融合」を意味する。
両者を結びつけたのが遺伝子工学。
アグリスーティカルの領域
遺伝子革命は、食糧、医療、薬品、繊維、エネルギーの各産業を一つに収斂させることになる。R.ゴールドバーグ*
遺伝子に関する研究分野の呼称や定義は多岐に渡る。
- 生命科学(ライフサイエンス)
- 生命工学
- 分子生物学
- バイオテクノロジー
アグリスーティカルの研究分野は、これらと似ている。
ただし、アグリスーティカルは これらと同じ領域を足場としながらも、よりビジネス的観点、あるいは優生学的戦略から これらの分野をとらえた概念と言えるだろう。
*R.ゴールドバーグ - 1950年代にアグリビジネスを提唱したハーバード・ビジネススクール教授。
アグリスーティカルと共産主義の類似性
アグリスーティカルと共産主義は、適者生存・弱肉強食など、優生学的発想も共通の足場としている。
両者の背景に漂うのは、唯物論的な虚しさ。
アグリスーティカルは学問というよりも、思想・運動・戦略・ビジネスなのだ。共産主義がそうであったように。
事実、これらの推進者たちは必ずしも学者ではなかった。
アグリスーティカルも 共産主義も、グローバルエリートたちにより推進されて来たのだ。
- 国際銀行家
- 国際政治家
- 社会運動家
- 多国籍企業
アグリスーティカルで何ができる? - モンサント買収
食糧メジャーと製薬メジャーが 一体となれば 何ができるだろうか?
- 食糧メジャー
- GMO食品で未知の病を発生させる - 製薬メジャー
- 予め用意していたワクチンを販売 - 結果
- 世間からは感謝され、莫大な利益を獲得し、人口削減
バイエル社によるモンサント社買収
2018年 製薬大手バイエル社が、GMO種子最大手モンサント社を 史上空前の7兆円で買収した。この意味がわかるだろうか。
食糧メジャーとビッグファーマが一体となることで、とてつもなくセクシーな可能性を秘めたビジネスの爆誕だ。
マッチポンプ商法 - コンピュータウイルスの例
これはあくまでも理論上可能だという例話として聞いてほしい。
何もセキュリティソフト会社を糾弾したいわけではない。
全知全能のソフトウェア会社
コンピュータウイルスから我々のPC/スマホを守ってくれる、セキュリティ会社のワクチンソフト(=ウイルス対策ソフト)。大変ありがたい存在だ。
セキュリティ会社は ウイルスプログラムの全てを把握しているからこそ、ワクチンソフトを製造できる。
では、ウイルスとワクチンを同時並行で開発すれば?
顧客は感謝してくれるし、自社は潤い続ける。
マッチポンプ ビジネス
ドラッカーもぶったまげる「顧客創造」だ。
歴史上の事実として、こうしたマッチポンプの手口は「自作自演」「偽旗作戦」などと呼ばれ、何度も登場してきたことは指摘しておく。
遺伝子破壊 - 事例
遺伝子組換え食品は、すでに市場に流通している。
情けないことに、本場アメリカの消費者からは、日本の寿司屋でフランケン・フィッシュ(ゲノム編集魚)に注意しろとの声も上がったという。
- GMO大豆
- GMOトウモロコシ
- ゲノム編集魚
- ゲノム編集卵
- ゲノム編集トマト
- ゲノム編集コオロギ
ワクチン入りレタス
ビルゲイツが「ワクチン入りレタス」を開発しているとの報道を目にしたことがないだろうか。
ワクチンを拒否していても、こっそりレタスの遺伝子を組み替えてしまえば、ワクチンと知らぬまま体内に摂取させることができる。
GMO蚊
フロリダ州では住民の反対にもかかわらず、20億匹ものGMO(遺伝子組換え)蚊を自然界に解き放つという。
それが引き金となって 一体何が自然界に起こるのか。
誰か十分に科学的説明をできるのだろうか。
GMO殺精子コーン
次世代の種子を発生させないGMOトウモロコシは、それを主食とするメキシコや 飼料として育つ家畜にとって、今や不可欠な存在。
ただし不妊の原因とされ、殺精子コーンと揶揄されている。
ゲノム編集コオロギ
ゲイツの財団は食糧危機を予め知っていたかのように、ゲノム編集コオロギの養殖をしっかり推進していた。
しかしどうやらコオロギが人体に有害だとか、不妊の源になり得る可能性があるとの指摘に十分な反論が示されないまま、市場に投げ込まれる勢いだ。
優生学的エリートには、こんな非倫理的行為も許されるというのだろうか。
遺伝子破壊 - 代償
これら遺伝子が人工的に操作された食品が、人体にどんな影響を与えるのか。
本当のことは、当の開発者たちですら わからない。
遺伝子組換え食品の歴史が、まだ短すぎるためだ。
人体実験
化学物質まみれの2020年代に生きる私たち。
まさに壮大な人体実験のサンプルだ。
果たしてケミカル食品は人類の健康増進に貢献するのだろうか。
あるいは99%の人類は家畜に過ぎないのだろうか。
男性の精子減少
残念なことに漏れ伝わるのは、GMO食品を食べ続けた米国男性の精子数が極端に減少したり、原因不明の疾病に悩まされるなどの報告。
現代病とアグリスーティカル史の奇妙な一致
- 新生児の突然死
- アトピー(花粉症を含む)
- AIDS
- ギランバレー症候群
これらはいずれも20世紀中頃以降から世間で認識され、爆発的に増加した「現代病」だ。
現代病の歴史は20世紀中頃から突如出現。
遺伝子工学、アグリビジネス、製薬ビジネスがアグリスーティカルに至る歴史と、奇妙な一致を見せている。
疑問だらけの遺伝子治療技術
mRNAワクチンとは一体何なのだ?
「人類史上初の遺伝子組換えワクチン」という触れ込みだが、臨床実験も十分にされないまま子供たちに投与して良いものなのか?
厚労省の責任者たちや、製薬会社の経営者たちが接種していないという話も漏れ伝わるが、反論する報道もない。
アグリスーティカルとは、「国防総省が細菌(生物)戦争と呼んでいたものの洗練された形態W.イングドール
ワクチン = ビジネス
2020コロナパンデミックを思い出してほしい。
医療製薬 = 巨大ビジネスマーケット
我が日本政府だけでも数兆円もの血税を捧げ、ワクチン製造をビッグファーマに乞うた。
そもそも日本の国民医療費自体がすでに毎年約40兆円。
国家予算の4割以上を占めるという、著しい負担割合だ。
国家 = 最高の顧客
しかも国家を顧客とすれば、売上金を取りっぱぐれる心配もない。倒産などしないのだから。
これは国際金融資本が何世紀にも渡り使い続ける常套手段。
国家財政が破綻する場合でも、国家資産を合法的に強奪してきた。
アグリスーティカル利権
これだけセクシーなビジネスに、強欲な国際マネー主義者たちが注目しないだろうか。
自民党農林部会長として、日本の「農業改革」に熱心に取り組んだ小泉議員は、アグリビジネス、アグリスーティカルのカラクリを 一体どこまでご存知だろうか。
アグリスーティカルの結果 - 人口削減、新世界秩序の足音
- 食糧・製薬メジャーの肥大化
- 不健康化 - 「原因不明」の症状が大量発生
- 超過死亡 - 「原因不明」の死亡が大量発生
コロナ禍3年間で、人類の1%である食糧メジャー、ビッグファーマの経営者と、彼らのオーナー(株主、国際銀行家)は、大いに潤った。
一方、99%の人類は不健康な食事代と無駄な医療費を支払って、健康を害したまま生き続けるか、死亡に至る結果も。
アグリスーティカルを優生学者が悪用すれば、同じ結果をもたらすことができる。
H.G.ウェルズの先見性
フェビアン協会 に属し、優生学に傾倒した「SFの父」H.G.ウェルズ。
日本国憲法9条の原案に影響を与えた知性と、未来に起こる多くの現象を見通す力や発想の柔軟性、影響力には驚かされる。
予見? 予言? 予告? なのかわからないが、凄まじい想像力だ。
H.Gウェルズの予言
そのH.G.ウェルズが未来に起こることとして、将来の人類が上下2つの階級に分かれることを挙げている。
上層階級の人種 | 知的で外見も魅力的にアップグレード |
---|---|
下層階級の人種 | トロールのような小人で、虫を食べる |
これが新世界秩序なのだろうか。
そんな世界を望むのは一体誰なのだ?
アグリスーティカルの目的 - 優生思想
アグリスーティカルの世間的な目的は、もちろん人類の健康や福祉のはずだ。
しかし実際には本稿でこれまで見た通り、悪質ビジネスの疑いが非常に濃厚と言わざるを得ない。そうした状況証拠が出ている。
真の目的 - 金儲けですらない
アグリスーティカルは、70億人類から膨大な利益を収奪することが可能な ビッグビジネスモデル。
毎日の食事が人類の生命を支えているし、医療と無縁の人間などいないのだから。
しかし、その真の目的は金儲けですらない。
真の目的 - 優生思想
アグリスーティカルが目指しているは、優生思想の実現。
優生思想とは「身体的・精神的に秀でた能力を有する者の遺伝子を保護し、逆に能力が劣っている者の遺伝子を排除して、優秀な人類を後世に遺そうという思想」。
積極的優生学 | 一部エリートの優秀な遺伝子の保護、繁殖に努める |
---|---|
消極的優生学 | 不適合者の遺伝子を改良するか、断絶させる |
つまり 新自由主義と同じく、「1%が99%を支配する世界」を築く強力な手段がアグリスーティカルなのだ。
実在する優生思想家たち
ジェノサイドも 優生思想家も本当に存在している。
優生学100年史
歴史的事実として、あのナチスの優生学を支援・育成したのが アメリカのロックフェラー財団であったことに注目してほしい。
そして人口問題、食糧問題、パンデミックの中心に必ずロックフェラー財団がいたことも。
1920年 | カイザー・ヴィルヘルム精神医学研究所創立 |
---|---|
1930年代 | 分子生物学の誕生発展に尽力 |
1950年代 | 人口評議会を創設 |
20世紀後半 | 緑の革命、アグリビジネス、GMO開発を主導 |
優生学の歴史がアグリスーティカルに至るストーリーは、次回言及したい。
この記事のまとめ
アグリスーティカル - 遺伝子技術で食糧・製薬業界の融合 -「ワクチン=優生学」!?- アグリスーティカルとは、遺伝子革命を中心として農業と製薬業が一体となったビジネス、思想、戦略。
- アグリスーティカルは、食糧メジャーと製薬メジャーが遺伝子情報を共有してビジネス開発をする。
- アグリスーティカルを優生思想家たちが支配すれば、遺伝子組換え食品で健康被害を作り出し、そのワクチンを売り出すビジネスモデルも可能になる。
- アグリスーティカル的発想の根底には、優生学が存在。