経営者の器・経営者としての資質をチェックする性格診断テスト【経営者とはどうあるべきか?】
経営者の器・経営者としての素質をチェックする性格診断テスト(適性テスト)をご紹介します。
サラリーマンの約半分が「会社をやめて起業しよう」と 一度は考えたことがあるのだとか。
しかし、起業を実行に移すのは とても勇気が必要です。
今までずっと雇われてきた自分が、いきなり「経営者」という人を雇う側に立って、果たしてやっていけるのか…? 不安にならないはずがありません。
- 経営者とはどうあるべきか?
- そもそも、自分は経営者に向いているのか?
会社を辞めて独立を考えている方は、ぜひこの性格診断テストで「貴方の経営者としての器」を見極めてみてください。
はじめに
この性格診断テスト(適性テスト)は、経営コンサルタントの知人に協力してもらい考案したものです。
※ れっきとした根拠に基づいたものであり、診断結果には信憑性があると自負しています。
正しい診断結果を得るためには、問題文中の情景を 頭のなかで強く思い浮かべることが大切。ここでは高校生のA男になりきってください。
それではスタート!
経営者の器をチェックする性格診断テスト
貴方は高校生のA男です。成績は常にクラスで一番の優等生。始業ベルが鳴ったので、教室の自分の席に座っています。しばらくすると担任の先生が入ってきました。
先生:「この前の中間試験の結果を返すぞ〜。」
〜教室中 ザワザワ〜
生徒が順に名前を呼ばれ、先生の所まで試験結果を受け取りに行く。
先生:「次は、A男」
A男:「はい」
先生:「いつも通り凄いじゃないかA男、500点満点中 495点だ。」
教室中:「A男すげ〜〜!!」
A男:「いやぁ、それほどでも」
(表面上はクールだが、内心はみんなの前で褒められ、嬉しくてしかたがない)
先生:「本当によくやったなA男、クラスで二位だ。」
A男:(・・・え?俺が一位じゃないのか?)
先生:「次は、B男」
B男:「はい」
先生:「凄いじゃないかB男、500点満点中 500点だ。つい最近転校してきたばかりだというのに、いきなりクラス一位だな。」
教室中:「B男すげ〜〜!! 全問正解かよ!!」
B男:「いやぁ、それほどでも」
・・・
次の休み時間、クラス中がB男の周りに集まり、「ねぇねぇ、どうやって勉強してるの?」「今度勉強教えてよ」と質問攻め。普段なら 試験結果が返された後はA男の周りに人だかりができるはずが、今回は誰一人として集まってこない。
さて、このシチュエーションにおいて、A男である貴方は、B男に対して今後どのように行動するでしょうか? 次の五択から選んでください。
- 特に何もしない。
- 強烈な嫉妬を覚え、どうにかして嫌がらせをしてやろうと頭を悩ませる。
- みんなの前で、「次の試験では負けないぞ」とライバル宣言。
- みんなと一緒に、勉強法を教えて貰いに行く。
- B男と親友になろうとあれこれ努力する。
実は これと似たような事例は、社会人になってからも頻繁に発生します。(営業など、実績を追求される職場では特に!)
自分より高評価の相手に対し、どのような言動をとっていくかで、人の器は案外簡単に把握できるものなんです。
自分がA男だったらどう行動するのか? あまり深く悩まず 直感で選んでみましょう。
性格診断テストの結果
それでは、「貴方の経営者の器」を発表します。
1.特に何もしない
経営者の器:0点
他者に対して無関心(もしくは、無行動)というタイプです。
優秀な人材を前にして何のアクションも起こさない人は、経営者の器ではありません。
2.強烈な嫉妬を覚え、どうにかして嫌がらせをしてやろうと頭を悩ませる
経営者の器:10点
自分が一番でないと気が済まず、他者の足を引っ張って蹴落とそうとするタイプです。
経営者になった場合は、他者の意見を聴かないワンマン社長になってしまいがち。
人望が薄く、社員をこき使うブラック企業が誕生しそうです。
3.みんなの前で、「次の試験では負けないぞ」とライバル宣言
経営者の器:50点
自分より優れた相手に対し、正々堂々の勝負を持ちかけるタイプです。
人望はそこまで薄くはありませんが、負けず嫌いの性格が、時として大きなトラブルの元となることも。
また、このシチュエーションにおいて、仮に次回の試験でB男に勝ったとしても 大したメリットはなく、負けた場合は「自ら仕掛けた勝負で負けた」というレッテルが貼られることとなります。
「後先を考えず感情で動いてしまいがち」な面があることに注意しましょう。
4.みんなと一緒に、勉強法を教えて貰いに行く
経営者の器:60点
自分より優れている相手からは、貪欲に新しいことを吸収しようとするタイプです。
何の得にもならない「プライド」と、新しい「学び」を天秤にかけて、「学び」を選択できる明晰な頭脳の持ち主です。
ただし、"経営者" というよりは、むしろ "技術者" の器であると言えます。
このタイプの人が経営者になった場合、全ての問題を自分独りで抱え込んでしまい、ストレスで自滅してしまう危険性があります。
5.親友になろうとあれこれ努力する
経営者の器:100点
優れた者がいた場合、自分の仲間に取り込んでしまう、少年漫画の主人公とも言えるタイプです。
周囲に、自身よりも優秀な人材を集める方法を知っている者、ここに眠る。
これは、資産総額がビル・ゲイツ氏の数倍だとも言われている、100年前の大富豪アンドリュー・カーネギーの墓碑に刻まれている言葉です。
この言葉の通り、組織運営は独りではできません。優れた者から学ぶことも重要ですが、経営者としてそれ以上に大切なことは、優れた者を仲間にすることです。
この手のタイプは、積極的に才能のある人材を受け入れ、社内に活気を生み出し、人望・業績ともに優れた組織を築く、最高の「経営者の器」の持ち主です。
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この記事のまとめ
経営者の器・経営者としての資質をチェックする性格診断テスト【経営者とはどうあるべきか?】自分よりも優秀な相手に出会った際の行動:
- 特に何もしない
経営者の素質ゼロ。 - 嫉妬を覚え、嫌がらせ
ワンマンなブラック企業経営者になりそう。 - みんなの前でライバル宣言
人望は悪くないが、後先考えずに感情で動いてしまいがち。 - みんなと一緒に、勉強法を教えてもらう
頭脳明晰だが、何でも独りで抱え込みすぎて、自滅してしまう危険性があるかも。 - 親友になる
優れた者を仲間にできる人は、最高の経営者の器
さて、簡単なようで奥が深いこの心理テスト、「経営者の器」だけではなく「人格の器」を測るテストとしても使える気がします。
ぜひ、多くの人々へ出題してみてください ^^)