アメリカでカラー革命2021が勃発!? 大統領選挙で暴動を引き起こすソロスの手法とは
更新日:アメリカで『カラー革命2021』が勃発する可能性がある。過去の東欧カラー革命と同じ気配が、2020大統領選を前後して発生しているのだ。
東欧カラー革命については、前回記事にて 米国のネオコン、CIA、オープンソサイエティ(ジョージ・ソロス設立のNGO)によって引き起こされた運動であることを解説した。
本稿執筆時点(2020年11月20日)において、大手メディアの報道はバイデン勝利一色。しかしトランプ大統領は不正投票を黙認せず、舞台は法廷闘争に移りそうなところ。
こうした混乱が、BLMやコロナパンデミックで揺れている2020年のアメリカ社会を 革命前夜に思わせている。
民主主義の旗手であり 唯一の超大国であるアメリカ合衆国で、本当にカラー革命は起こるのか?
東欧カラー革命とは?
アメリカでのカラー革命2021について論じる前に、過去のカラー革命について復習しておこう。
名称と事例
バラ革命 | 2003年 | グルジア |
---|---|---|
オレンジ革命 | 2005年 | ウクライナ |
チューリップ革命 | 2007年 | キルギス |
目的
- 短期的 - 石油利権
- 中期的 - 露プーチン大統領打倒
- 長期 - NWO世界政府樹立への布石
3段階の目標
- 民主化
- 民営化
- グローバル化
概要
旧共産圏である東欧の親露政権を、「民主化」の美名で親米政権に塗り替えて来た。ここでの「親米」とは「親ディープステート」の意。
革命の支援者
- 米国ネオコン
- 米CIA
- ジョージソロス
(NGO オープンソサイエティ)
革命の下準備
- メディア報道支配
- 革命リーダーとなる左翼学生を 奨学金で養成
カラー革命のその後
親米政権樹立。
民主化 → 選挙資金が必要に → 金融資本勢力が巨大化。
メディア支配とあわせ、「金と情報」で国民をコントロールできるようになった。
東欧カラー革命の詳細はこちら
アメリカ版カラー革命の検証① - メディア支配
上で言及したとおり、東欧カラー革命には 2つの重要な下準備があった。
- スポンサーによるメディア支配
- 革命リーダーとなる左翼学生の養成
まずはメディア支配について検証する。
メディアの偏向報道はプロパガンダ級
2020年時点におけるメディアの偏向報道は、多くの読者諸氏ご覧の通りである。
挙げればキリがないので、一部だけのご紹介にしておく。
- バイデンスキャンダルは報道しない
- トランプ支持者の巨大集会は報道しない
- バイデン未勝利にも関わらず、勝利確定報道
- BLM暴動を「平和的」と報道
参考記事
結論:メディア支配は明白
テイラー・スウィフト、レディー・ガガなど、ハリウッドスターも圧倒的にバイデン支持。
「マスコミの報道」と「SNSでの情報」を並行して見ている方々には周知の事実だが、「民主党バイデンを支持する何者かに、メディアが支配されている」ことが一目瞭然。
アメリカ版カラー革命の検証② - 左翼学生の養成
- 東欧の学生に奨学金を与える
- 中央ヨーロッパ大学を創設する
これらは東欧カラー革命に先駆け、ジョージ・ソロスが NGOオープンソサイエティを通じて行ったことだ。
民主化という大義名分のもと、ソロスの革命思想である「開かれた社会」を教育した。
一方 アメリカでは、多くの若者が左翼思想で育っている。アメリカの教育環境は、LGBTQ、ポリティカルコレクトネスなどの 文化マルクス主義どっぷり。
参考記事
そもそも大学教授自身、保守主義のままでは 多くの大学で雇ってもらえない。
リベラルアーツ系有力51校で教授たちに調査したところ、民主党支持は共和党支持の10.4倍。そもそも共和党支持者が一人もいない大学は39%にも及んだ。
結論:学生の左翼教育はOK
こうした教育環境で育ったアメリカの若者の多くが、社会主義者サンダースを熱狂的に支持。BLMでの暴力を正当化、11月の本選挙ではバイデンに投票した。
「メディア支配 + 学生の左翼教育」の革命下準備OK
こうした背景を見ると、東欧カラー革命と同じ下準備は もう済ませてあるようだ。
参考記事
アメリカ革命を狙う人々がいる
自由・民主主義のリーダー国であるアメリカ。そのアメリカで革命を起こそうとする人々は、確かに存在する。
昨今は 共産主義者・社会主義者ですら、その正体を隠さなくなってきた。
BLMは 共産主義者によって創設
BLM共同創設者である アリシア・ガーザは、共産主義革命の訓練を受けていたことを自ら明かしている。あの暴力の原点は革命にあったのか。
そもそも BLM自体が中国共産党の支援を受けて設立されたもの。米国内でロビー活動、暴動を起こして来たことは、もっと報道されないと不自然だろう。
アメリカ革命を狙ったオバマ政権
2008〜2016年アメリカ大統領であったバラク・オバマに至っては、「ファンダメンタリー・トランスフォーム・アメリカ (アメリカを根本から作り直す)」を政治信念としていた。
「CHANGE」「YES WE CAN」は革命の焼き直し。実際にオバマ政権下では、アメリカ建国の精神であるキリスト教精神が否定。
代わりにポリティカルコレクトネスが 宗教的情熱を持って広められている。キリスト教精神に反するLGBTQを否定しようものならば、「異端裁判」「魔女狩り」に遭い、会社は即日解雇されるような社会になったのだ。
参考記事
極左が支配する民主党
前述通り、社会主義者であることを公言する民主党バーニー・サンダース元大統領候補は、多くの若者を惹きつけた。
バイデン候補の指名した副大統領候補カマラ・ハリスも、サンダースと同じく極左である。バイデンは社会主義者たちの期待に応える責任を背負ってしまった。
警察解体、自己防衛もできない米国民
バイデン政権誕生の場合、「警察解体」すら心配される始末。今後BLMが再発したら、一体誰が米国民を暴力から守ってくれるのだ?
銃規制も進むだろう。もはや自己防衛もできない。これらは革命の下準備だったのではないか?
トランプ再選決定で アメリカ版カラー革命?
今後の推移を見守るしかないが、トランプ大統領再選の可能性は まだ十分に残されている。
「トランプ大統領の再選決定」は、愛国者らにとっては 非常に喜ばしいニュースだ。しかし そのタイミングで、ジョージソロス、バイデン支持者、極左カマラ・ハリス副大統領候補らは 黙っているだろうか? 「不正選挙」「民主主義」を理由に 暴動を起こさないだろうか?
アメリカ版カラー革命が心配される。米国民は民主主義の旗手である誇りを取り戻し、世界にそれを示してほしい。
2021年が平和であることを心から祈る。
関連記事
この記事のまとめ
アメリカでカラー革命2021が勃発!? 大統領選挙で暴動を引き起こすソロスの手法とは- 2020米国大統領選挙で発生した不正選挙による闘争が、アメリカ版カラー革命のきっかけになるかもしれない。
- カラー革命の下準備である ①メディア支配 ②左翼リーダー学生養成 は、アメリカではもう十分できている。
- 近年のアメリカでは、共産主義者が正体を隠さないなど、革命が心配される状況。