BLM「ブラック・ライブズ・マター」① 左翼メディアによる情報操作!? 黒人殺害事件の真実とは
更新日:白人警官に黒人が殺害されたというニュース。21世紀の先進国アメリカにおいて、いい大人たちが まだそんなことを?
心が痛む一方で、人種差別を身近に感じない日本からは、正直 何が起きているのか想像しにくい。
いわゆるブラック・ライブズ・マター(以下、BLM)は、端的に言えば 左翼メディアによる情報操作だ。
日本のメディアで ほとんど報道されない事実と、FBIによる統計データを紹介。目から鱗の人種問題とは?
BLM「ブラック・ライブズ・マター」とは?
「Black lives matter」直訳すると「黒人の命は大切」。
2014年 ミズーリ州ファーガソン。白人警官により、丸腰だった18才の黒人少年が射殺された「マイケル・ブラウン射殺事件」。
当時大きく報道されたことで、抗議運動が開始。のちにデモ隊が暴徒化し、全米が騒然。
BLM による暴力デモが、世界に知られるようになったこの事件。以降、反警官、反白人的色彩を帯びて拡大していく。
マイケル・ブラウン事件の真相とは?
マイケル・ブラウン射殺事件では、当初「噂」で暴動が発生した。 白人警官が、丸腰の黒人を銃殺したというのだ。
しかしよくよく調査してみると、この事件の見方が変わる。
- 事件発生の20分前、マイケル・ブラウンはコンビニエンスストアで強盗を働いていた映像が残されている。193cm、113kgの黒人少年は葉巻を奪い、店員に暴力をふるって店を去った。
- 「両手を挙げたのに撃たれた」と証言した通行人は、強盗共犯者である友人だったことが後に判明。
- 逆に、マイケル・ブラウンは警官をパトカーに押し込め、拳銃を奪おうとしたという証言者が複数現れた。
FBI統計「黒人殺害の加害者9割が黒人」
上記データの元は、2018年 FBIの公開統計。これによると、黒人が被害者のケース2925人中、黒人の加害者は2600人。ほぼ9割で、黒人殺人は黒人自身が犯人なのだ。
殺人による逮捕者の53%は黒人
同じく2018年、殺人による逮捕者のデータ。全米で8957人が殺人により逮捕。そのうち黒人が4778人。実に53%。
アメリカの人口で黒人が占める割合は13%にも関わらず、その半数以上が黒人によるもの。
白人警官が、黒人に殺害される確率は 18.5倍
「The War on Cops」著者ヘザー・マクドナルド氏によれば、米国メディアの論調と逆の真実を示す統計がある。
「白人警官が、黒人に殺害されるケース」は、「無防備の黒人が、白人警官に殺害されるケース」の18.5倍。
もちろん 治安上の正当な理由のない殺人が、一件でもあれば問題。ただし「無防備」の定義が、各州で定まっていない点にも注意。逮捕者の車に 銃が乗っていただけでは、「無防備」カウントだったりする。
BLMも結構だが、白人警官の命も大切だろう。なぜかこのデータを、米国メディアは無視。マクドナルド氏によれば、米国メディアは特定の思想で染まっているという。
白人警官は 黒人に怯えている
銃社会アメリカでは、マイケル・ブラウンのように、193cm,113kgの黒人のお兄さんが、突然 銃をチラつかせることすらある。今回はブラウン少年が、その巨体で 警官をパトカーに押し込めた上、拳銃を奪いかけていた。
その現実を無視して、白人警官に「銃を持つな」というのは想像力がないだろう。白人警官は、脅威にさらされている。危険が迫っても、レイシストとされてしまう恐怖が頭をよぎる。
むしろ白人警官こそ、丸腰で大男たちに 対さなければいけない皮肉。町の治安維持という任務を、命懸けで支えているのにだ。
白人が殺害されても無視するマスコミ
「マイケル・ブラウン射殺事件」について、wikipediaを検索してみて欲しい。マイケル・ブラウンに不利な内容が、何も記されていない。
これはTVなど、他のメディアでも同様の傾向。日本で報道される時にも、「弱い黒人が、銃を持った白人に殺害された」描写のみ。
この情報化社会で、ここまで情報が偏向している事実。誰か印象操作、情報コントロールしています? 背中が冷える。
参考記事
人種差別問題の扇動は、国家解体(国力低下)が狙い?
ここに大手メディアの意図がある。一般的に、米国メディアの主流であるリベラル勢力が敵視しているとされるのが、「白人・高所得・保守派・キリスト教徒」。
人種差別問題を煽ることで、リッチな白人キリスト教国家の分裂が狙い とみる向きもある。有り体に申し上げると、革命*を促進したいのだ。
※ オバマ大統領は「チェンジ」という表現を使用
人種差別ニュースがほしい リベラルメディア
身も蓋もない言い方をすれば、白人警官が黒人少年を殺害した事件は、リベラルなマスコミが欲しがるニュース。でも白人が被害にあってもニュースにはならない。
白人には、いつまでも 人種差別主義者で あってほしい。その設定こそ、国家を内乱状態にする 理想の口実。もはや、犠牲になった黒人死亡者のことは 関係ない。
信じられないが、これが米国マスメディアの本音。同盟国 日本の有権者は、これを認識しておく必要がある。少なくとも 下記記事にある通り、ジョージ・ソロスのような思想の超富裕層が 一定数いるのが現実だ。
「All lives matter」が差別?
- Black Lives Matter.
「黒人の命は大切」 - Blue Lives Matter.
「警官の命は大切」 - All Lives Matter.
「すべての人は大切」
「All Lives Matter」。暴動している当事者でさえ、これが真理だと知っているはず。でもAll Livesと言わないどころか、そのメッセージに反対すらするのが リベラルメディア。
「All Lives Matter」を呟くと、レイシスト(人種差別主義者)扱いされてしまうのが、今のアメリカ。
FBIによる統計データでは、白人が殺害されるケースが 黒人の2倍多い。それなのに、白人が殺害されてもニュースにしない。だから、偏向とされてしまうのではないのか?
反警察で治安悪化 → さらに黒人自身が犠牲に
BLM暴動が過激化することで、以下の現象が促進される。この悪循環を断ち切らなければ、また悲しみが繰り返される。
- 白人警官が、レイシストと見做されることを恐れる
- 腰が引けて、ギリギリまで銃に手を出せないので危険
- パトロールは控えめに
- 治安悪化
- 黒人自身がさらに犠牲に
黒人層のアイデンティティを刺激して、扇動している勢力がいる現実。これを直視する必要がある。市民を犯罪から守るのが警官。反警官を煽っても、自分たちの治安は悪化するだけなのだ。
もちろん、黒人の地位に いまだ不満があることも承知している。だが、願わくは 黒人たち自身がこれら不条理を見破り、誇り高きアクションを開始する必要もある。そうしてこそ、名誉ある本物の地位向上が実現する。
「All Lives Matter」こそ真理
念のため申し上げておくが、筆者はアメリカで触れたフレンドリーな黒人たちとの ささやかな思い出を大切にしている。キング牧師を、20世紀で最も偉大なアメリカ人 だと認識している。語学を教えてくれた恩師の一人も黒人。
みな知性と良識を兼ね備えた、尊敬すべき人々だ。確信していうが、彼らも「All lives Matter」という真理を分かち合っている。
「人類みな兄弟」。私たち人類が 心から美しいと思い、素直に合意できる道は それなのだ。
※ 次回記事では、BLMを扇動する勢力の「正体」に迫る。
BLMシリーズ:
この記事のまとめ
BLM「ブラック・ライブズ・マター」① 左翼メディアによる情報操作!? 黒人殺害事件の真実とは- BLM「ブラック・ライブズ・マター」とは、名目上 黒人差別による殺人に反対する運動で、暴徒化しやすい傾向がある。
- FBI統計では「黒人殺害の加害者9割が黒人」
- 反警察デモで治安悪化 → 貧民街の黒人自身がさらなる犠牲に