新世界秩序の目標・戦略・作戦・戦術とは? - グレートリセットへと至るディープステートの工作手順
更新日:国際金融資本(ディープステート)は、新世界秩序を少なくとも数百年以上かけて準備して来た。あまりにも膨大な範囲にわたり、各分野で最深部から浸透しているため、全貌を描ききることは困難。
本稿では その輪郭だけでもご紹介したい。
新世界秩序 - ディープステートの野望
国際金融資本の野望とは新世界秩序(New World Order)。
新世界秩序とは「ユダヤ系一部エリートが平和に暮らせるよう、世界を中央集権システムで絶対的に支配すること」。
つまり1%による99%の支配。これは国際金融資本が育てた共産主義、新自由主義という双子の思想がともにたどり着く、世界の最終形態でもある。
新世界秩序への目標 - 世界政府樹立、金融支配、家庭破壊
- 世界政府樹立
- 金融支配
- 家庭破壊
- 人口削減
- 監視社会
世界政府樹立
新世界秩序を達成するために必要な目標が世界統一政府樹立。
金融支配
その世界政府が力の源泉とするのがマネー。つまり金融支配こそ国際金融資本の力の源。
世界銀行、国際決済銀行BIS、国際通貨基金IMF、各国の通貨発行権を持つ中央銀行を支配下に置くのも当然の目標であり、すでに達成している。
人口削減
また、世界を管理しやすい5億人に抑えるためには出産制限も必要。人口削減計画はワクチン、人工妊娠中絶、食料支配などで推進。
家庭破壊
そして家庭単位ではなく、国家が個人を直接管理することが望ましい。ところが、健全な家庭は人類の良心、正義感を強くする。宗教も同じだ。
したがって健全な家庭や宗教は、新世界秩序に反対しかねない。破壊する必要があるので、ジェンダーフリー、フリーセックスなど宗教的価値観に反した家庭破壊計画が登場する(詳細は後述)。
監視社会
その後にあるのは、家庭から切り離された「個人」を国家が直接管理する スーパー監視社会。
新世界秩序への戦略 - 両建て作戦、分割統治、背乗り
多岐に渡る工作の元となるその戦略には、①両建て作戦、②分断統治がある。分裂と混沌を生み出し、ディープステートが漁夫の利を得る目論見だ。
この根底には哲学者ヘーゲルの弁証法である「正+反=合」理論が。ご興味のある方は下記をご覧頂きたい。
背乗り - パラサイト作戦
世界の各分野で指導的役割を果たす機関、企業、名家に接近。最終的には背乗りが定番パターン。
*背乗り - ある民族や国家、時には企業体へ入り込み、やがて乗っ取る手法。故事でいう「軒を貸して母屋を取られる」現象。最初は欧州で移民であったユダヤ民族が、やがて王侯貴族に金貸しを始め、彼らの財産管理を任され、今や欧州を実質支配しているのは典型的。
新世界秩序への戦術 - 共産主義、国家債務
中身は共産主義、看板は使い捨てを繰り返す
国際金融資本は世にある様々な主義主張を発信し、世を混乱させて来た。どれも振り返ると、新世界秩序という結果をもたらすという意味で 同じ主張と言える。しかし 多くの人々がそれに気づいた時には、彼らはもう次の看板を使用。
時代の最先端と宣伝された「共産主義」がダサく思われた時には、すでに「カウンターカルチャー(文化マルクス主義)」が若者の心をがっしり掴んでいた。
「カウンターカルチャー」がダサく認識されている現代では「グローバリズム 」「SDGs」の看板。
国際金融資本は新しい看板が必要な時を迎えている。そこで今度は コロナパンデミックというショックドクトリンによる「新生活様式」と正体不明の「グレートリセット」が登場している。
国家債務(国家への貸し付け)
またジャック・アタリが証言するように、国際金融資本は数百年かけて国家に金を貸し付け、富を形成。その国家債務によって国家は一時的に繁栄し、最終的には衰退。結果として世界史を国際金融資本のマネーが操って来た。
- 法治世界の国家からは必ず返済される
- 国家を金で支配できる
新世界秩序への作戦 - 細菌・環境・難民・多様性・GAFA・デジタル通貨
伝説の怪物クラーケン。一本の足だけでも巨大だが、全体が見ないと真の姿は掴めない。
- 国連計画
- アジェンダ21、SDGs - 人口削減
- 病気(細菌兵器研究)・パンデミック・製薬会社寡占・ワクチン・人口妊娠中絶・麻薬ビジネス・食料メジャー(モンサント社・バイエル社による種子独占) - 家庭破壊
- LGBTQ、ジェンダーフリー、フリーセックス、売春産業、近親相姦、ポリアモリー、ウーマンリブ、フェミニズム、カウンターカルチャー - 国家破壊
- 不法移民問題、難民ビジネス、少子化促進 - 人種対立
- アファーマティブアクション - 伝統文化破壊
- ポリティカルコレクトネス、多様性(ダイバーシティ)、多文化共生
- 司法支配
- 法曹界への浸透 - 選挙支配
- 選挙資金支援の見返りに令外官・秘書を送り込める - 軍事支配
- NATO、軍産複合体、核兵器管理 - 宗教支配
- 無神論者を神官に、宗教対立扇動 - 金融支配
- 世界銀行、IMF、中央銀行支配、デジタル通貨、単一通貨、金融危機で暴利 - 芸術支配
- ハリウッド支配、画商 - 情報支配
- メディアコングロマリット、GAFAM、各種プロパガンダ - 監視技術
- GAFAM(AI、IoT、5G、VR) - 環境問題
- 地球温暖化利権、グリーンニューディール - 教育支配
- 大学人事独占(寄付・背乗り)、学校建設・買収、教職員組合
各分野において、国際金融資本の計画を実行する作戦が進行中。多岐にわたるこれらの戦術が、新世界秩序という野望で 一つに繋がる。
それぞれの詳細は当サイト「世界の深層」をはじめ、Webで確認してみてほしい。昨今はWeb上での言論統制が厳しくなっているため、当サイトで紹介している各書籍をご覧になることもおすすめだ。
寡占 - 金融で分野ごと買う
国際金融資本はあらゆる分野で資本買収、寄附金などの形を取り、金融支配を及ぼしている。
例えば 科学研究機関は、権威がある上に資金を常に必要としており 乗っ取り安いのでコスパがいい。シンクタンクも同様で、しかも時の政権に影響を及ぼすことさえできる。
国際金融資本の作戦を見破る方法は? - 人・金・情報の流れ
これらの背景を見抜くには、国際金融資本とその野望である新世界秩序の存在を知ることが大前提。その上で、人・金・情報の流れを掴むことが重要だ。
- この機関、運動の資金はどこから?
- 役員はどこから天下りして来た?
- 誰がどういう意図で流した情報? 流されない情報(報道されない情報)は何なのか?
新世界秩序への工作 - ショックドクトリン、偽旗作戦、各種プロパガンダ
新世界秩序へ向け、国際金融資本はこれまた多様な工作を用いている。
新世界秩序を達成するための工作には、まだ我々の気づいていない手口が 膨大にある。本稿で挙げた例は氷山の一角。
おそらく、国際金融資本自体もすべて把握していないのではないか。今後さらに新しい手口、手法は編み出されることだろう。
伝統的価値観で骨太になろう
国際金融資本に惑わされないためには「伝統的価値観」を身につけること。これについては後日改めて論じてみたい。
この記事のまとめ
新世界秩序の目標・戦略・作戦・戦術とは? - グレートリセットへと至るディープステートの工作手順- 新世界秩序とは「ユダヤ系一部エリートが平和に暮らせるよう、世界を中央集権システムで絶対的に支配すること」
- 目標 - 世界政府樹立、金融支配、家庭破壊、人口削減、監視社会
- 戦略 - 両建て作戦、分割統治、分裂と混沌、背乗り
- 戦術 - 共産主義(文化マルクス主義・カウンターカルチャー・新自由主義・グローバリズム )、国家債務
- 作戦 - 細菌・環境・難民・多様性・GAFA・デジタル通貨
- 工作 - ショックドクトリン、偽旗作戦、各種プロパガンダ