【ロシアゲート=オバマゲート】米国のモリカケ問題②「オバマゲート編」
更新日:本稿では オバマゲートについて解説する。
なお オバマゲートを知るには、ロシアゲートを先に知っておく必要がある。未読の方は、先にロシアゲート記事からご覧頂きたい。
さてオバマゲートだが、ニクソン大統領が辞任に追い込まれたウォーターゲート事件を凌ぐ、米国憲政史上 空前の大スキャンダル。しかし何故か、日本メディアは ほぼ報じない。
(さすがに本国アメリカで大騒ぎになっているため、昨今では日本メディアでも隠しきれないことを覚悟したようだ。アリバイ程度だが、一部でオバマゲートを見かけることもある)
それでも実際、筆者が試しにGoogleで検索してみたところ、以下のように歪な結果が。
ざっくり言うと、オバマゲートは ロシアゲートの1.6%しか報じられていない。
- オバマゲート 88,800 件
- ロシアゲート 5,620,000 件
トランプ大統領が疑われたロシアゲートは 日本でも報じられた。
その一方、ロシアゲートの疑いが晴れ、実は「ロシアゲート = オバマゲート」だったという衝撃的な展開は どスルー。
日米ともに、マスコミは左翼・リベラルの巣窟とされる。その彼らが これほど報道を避けたいオバマゲートとは何なのか?
オバマゲートとは?
OBAMAGATE!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) May 25, 2020
2016大統領選挙勝利のために、トランプ大統領とロシアが工作したとの疑惑「ロシアゲート」は、全米を揺るがした。
2020年5月、その当事者として疑われていたマイケル・フリン元大統領補佐官は、証拠が見つからず起訴取消し。ロシアゲート事件自体はいったんこれで解決。
この決定を受け、トランプ大統領は自身のTwitterで126回に渡る怒りの投稿。そのキーワードは「OBAMAGATE!」。
実は「このロシアゲート事件自体が、オバマ前政権が仕掛けたワナだった」との疑いが浮上したのだ。
新たな疑惑:オバマはなぜフリンの通話を知っていたのか?
では何が問題か?
オバマ大統領(当時)とバイデン副大統領(当時)が、知るはずのないマイケル・フリン&ロシア大使の会談を、なぜか知っていた点だ。
FBI盗聴の法的根拠:FISA法
事件の発端は、FBIによるロシア大使の盗聴。そこへ ロシア大使と接触したマイケル・フリンが目をつけられたのが、ロシアゲートだったわけだ。
そしてFBIの盗聴は、FISA法*(米国版 スパイ防止法)許可の元で行われた。
* FISA法 - 「外国諜報活動偵察法」と訳される。米国における事実上のスパイ防止法で、諜報対象は外国人。自国民には適用されない。
マスキングされていなかった?フリンの情報
しかしFISA法の対象は、あくまでも外国人。もし極秘文書に米国民の名前が記載されている時は、マスキング* しなければならないルール。
* マスキング - 文書中で名前などの箇所を黒塗りすること
一方、必要があり、その黒塗りを解除する「アンマスキング」も申請可能。もちろん、アンマスキングの申請記録は政府に残る。
しかしマイケル・フリン次期大統領補佐官に関しては、アンマスキングの開示申請記録が存在しないのだ。
黒幕は知っていて当然
それなのに、オバマ政権はマイケル・フリンがロシア大使と電話会談したことを なぜか知っていた。
なぜか? それは彼らがこのロシアゲートに関与していたからだ。忖度なしに申し上げると、オバマ、バイデンこそがロシアゲート捏造を指示し、トランプとフリンを罠にはめようとしていた。
少なくとも2020年10月時点で、多くの米国民がそう考え始めている。
オバマ政権で フリンについて協議していた
フリンについての協議がオバマ政権で行われた。出席者は次の通り。
- オバマ大統領
- ジョー・バイデン副大統領
- ヒラリー・クリントン国務長官
- スーザン・ライス安全保障担当補佐官
- ジェームズ・コミーFBI長官
2020大統領選候補 ジョー・バイデンの関与は、疑われても仕方ない。
オバマの私的会話録音テープがスクープ
「フリン起訴取消は、法の支配の危機だ」
録音内容ではオバマが取り乱していることが伝わるという。
「法の支配の危機」という言葉で、オバマは自分たちの危機を表現したいのだろう。
民主主義の旗手 アメリカを冒涜した、オバマとバイデン
米国の慣習で、大統領経験者は起訴されない。一時的ではあるにせよ、国家の象徴でもあったからだ。
ただし今回ばかりは、前例なき事態が発生しかねない。それほど重大な国家への裏切りを、オバマ一味が犯した。
前代未聞 オバマ逮捕はあるか?
もちろん、まだまだオバマゲート自体は確定していない。状況証拠は次々とオバマ一味に不利なものが発見されていくが、これまでもディープステートは荒技で危機を乗り切って来た。時には大統領の暗殺さえも…。
事実として、クリントン元大統領夫妻の周辺で47名もの不審死があった。それに加えて、クリントン財団の腐敗は世界中に知れ渡っている。しかし、今だに逮捕されていないのが現状だ。
米国民が2020大統領選挙で、それを どう判断するだろうか?
参考記事
バイデンの犯罪行為 - 2020大統領選に影響
オバマゲートが問題なのは、当時副大統領だったバイデンが、2020大統領選に出馬しているという点。
しかしそのバイデンこそが、ロシアゲートを散々煽ったNYタイムズとワシントンポスト両紙の情報源だったとされる。
いわゆるリークだ。厳密に言うと、バイデンは国家機密を漏洩していたという大変な事件に発展する。
これまでは情報源を明確にして来なかったが、オバマゲートの捜査が開始されたならば、各捜査対象には情報開示の義務が生じる。するとバイデンは大統領候補どころか、ただの犯罪者に成り下がりかねない…。
オクトーバー・サプライズあるか?
2020大統領選のオクトーバー・サプライズとして、このオバマゲートや、ヒラリー・クリントンの私的メール問題が登場する可能性が囁かれている。
ヒラリー私的メール問題については、トランプ大統領が近日中に機密情報を公開する意向を示している。
本稿が読者諸氏に読まれる頃には、もうその結果が出ているかもしれない。
*オクトーバー・サプライズ - 11月大統領選直前の10月、スクープなどで大統領選に衝撃を与えるサプライズ。
壮大なスケールの闇とディープステート
ここまでご覧になった方は疑問を持つだろう。これだけの信じがたい事実が本当にアメリカで起こっているのならば、なぜ日本のメディアは十分に報じないのだ?
そもそも こんなスケールの犯罪行為は、大統領以上の絶対的パワーがなければ不可能ではないのか?
ディープステート 。2020大統領選、トランプが何と闘っているのか?オバマ、バイデンの背後に誰がいたのか?
米国民と同盟国は、その重大な秘密と背景を知っておく必要がある。
この記事のまとめ
【ロシアゲート=オバマゲート】米国のモリカケ問題②「オバマゲート編」- 法的手続きの記録からは、当時のオバマ大統領やバイデン副大統領が「ロシア大使と会談したのがマイケル・フリン次期大統領補佐官である」と知るのは不可能。
- 多くの米国民は「ロシアゲート = オバマゲート」であり、「オバマ、バイデンがロシアゲートを捏造した」と疑っている。
- オバマ逮捕が噂され、バイデンも大統領選で不利になり得る。
- オバマゲートは壮大なスケールの犯罪。これを実行可能だったのは、大統領以上の権力者であるディープステートだと考えられる。