QS世界大学ランキング2016-2017による、世界大学TOP100・アジア大学TOP20・国内大学TOP15

QS世界大学ランキングTOP100（2016-2017）

QSによる世界大学ランキングのTOP100は以下の通りです。

1位はアメリカのマサチューセッツ工科大学（MIT）。これは5年連続です。

日本国内の大学では、東京大学が34位にランクイン。昨年から 39位 → 34位と順位を伸ばし、京都大学に逆転しました。（※ QSランキング2015では、京都大学が日本1位、東京大学が日本2位でした。）

また、昨年度と比較し今年新たにQSランキングTOP100にランクインした大学は、ブエノスアイレス大学（アルゼンチン）、ライス大学（USA）、ペンシルベニア州立大学（USA）、ウプサラ大学（スウェーデン）、高麗大学（韓国）の5校となりました。

上位30校に至っては、僅かな例外を除き ほぼ昨年のランキングと似通った結果になっていると思われます。

QS世界大学ランキングの評価基準

QS世界大学ランキングの評価は、下記６項目のスコアを個別に算出し、それらを合計した総合得点でランク付けが行われています。

• Academic Reputation（学界からの評判）40%
• Employer Reputation（企業からの評判）10%
• Faculty Student（教員あたりの学生数）20%
• International Faculty（外国人教員の割合）5%
• International Students（留学生の割合）5%
• Citations per Faculty（教員一人あたりの論文引用数）20%

1位のマサチューセッツ工科大学(MIT)を100.0点とし、2位のスタンフォード大学は98.7点、3位のハーバード大学は98.3点、4位のケンブリッジ大学は97.2点、12位（アジア1位）のシンガポール国立大学は91.5点、34位（日本1位）の東京大学は82.6点 という評価結果になりました。

QSアジア大学ランキング（2016-2017）

QS世界ランキング100位以内にランクインしたアジア圏の大学は、下記の通りです。

いやはや、シンガポール＆中国（香港）勢が強い！

・・・ただ、この世界大学ランキングは上述した6項目の総合得点であり、必ずしもシンガポール・中国（香港）の大学と比較し、日本の研究レベルが低いワケではありません。（ノーベル賞の受賞数を調べれば一目瞭然です。）

例えば、東京大学は「Academic Reputation（学界からの評判）」では満点 100.0/100.0、「Employer Reputation（企業からの評判）」は ほぼ満点 99.6/100.0 です。

「日本の大学は留学生を惹きつける魅力に欠けている」とQSから度々指摘されている通り、日本の大学は "国際化" 面が大きな弱点。

それによってスコアを大きく落としていることが否定できないため、ぜひ今後に期待したいところですね＾＾

QS日本国内大学ランキング（2016-2017）

QS世界ランキング2016-2017における、日本国内大学のTOP15は 下記の通りです。

ご自身の大学（もしくは、志望校）が、世界的にどのような評価を受けているのか知ることは、勉学へのモチベーションアップに繋がると思います。

※ なお、入試難易度（偏差値）ランキングでは無い事に注意してください。

QSが発表した最新の世界大学ランキングをご紹介しました。

何らかのお役に立てましたら幸いです♪