久保建英の市場価値は U18世代(2001年生)のMFランキング何位?上位にはあの選手もいた
日本サッカー界に激震が走ってまだ興奮がさめない。
2019年6月にFC東京から、スペイン名門レアルマドリードへ移籍した久保建英選手。
日本サッカー界の至宝と言える18歳の、2019年7月時点における世界移籍マーケットの価値を調べてみた。
久保建英は 2001年生まれのMFランキング4位
移籍専門サイト transfarmarket.comによると、久保選手の市場価値は 200万ユーロ(約2億4千万円)。
2001年生まれのMFランキングで、世界5位。
凄い若武者が 日本にも現れたものだ。
コパアメリカ2019ブラジル大会で 見せた勇姿で、初めて久保選手を見た日本のファンも きっと多いはず。
前回覇者チリ代表を 切り裂くドリブルや、エクアドル戦での 採算に渡るチャンス創出。
サッカーを知らなくとも、謙虚かつ堂々たるコメント力の18歳には 驚いたはずだ。
レアルマドリードが4年連続となる今夏の北米ツアーで、久保をトップチームに帯同させることも決まった。
ジダン監督が久保を見たいとのこと。
対戦チームはバイエルン、アーセナル、アトレチコ・マドリー。
長年の日本サッカーファンには、漫画レベルの話でついて行けない。
ランキング1位は?
それでは、その久保選手を上回る市場価値の同世代て どんな選手だろうか?
1位 ヤリ・ヴェルスハーレン
市場価値:1500万ユーロ(約18億円)
国籍:ベルギー
所属:RSCアンデルレヒト
身長:172cm
今年から 伝統あるベルギー名門 RSCアンデルレヒトで、17歳ながらスタメンに定着。
堂々のトップ下として、チームの攻撃を引っ張っていることから、市場価値も評価が非常に高い。
メッシがアイドルというヴェルスハーレンは、FCバルセロナの大ファン であることを隠していない。
将来的なビッグディールは、今後の活躍次第で十分可能だ。
2位 李康仁(イ・ガンイン)
市場価値:1000万ユーロ(約12億円)
国籍:韓国
所属:ヴァレンシア
身長:173cm
韓国メディアからは同ポジション・同年である久保建英のライバルとされる。
フィギュアスケート界の浅田真央さん・キムヨナさんを思い起こさせる括り方ではあるものの、わからなくもない。
さて肝心のプレーだが、これまで韓国選手になかった華麗なテクニックと、大きな展開力を確かに持っている。
日本人MFに馬力を加えたような印象だ。
プレーでチームに意思を伝える力も見える。
FCバルセロナにいた先輩イ・スンウはこのところ埋もれてしまっている感があるが、イ・ガンインの能力は本物。
これから10年は必ず日本代表を苦しめる存在になるだろう。
ヴァレンシアのクラブ史上、外国人選手としては最年少でトップチームデビューしていることも頷ける。
7歳の時に韓国のTV番組「シュットリ」の3期生として、すでにサッカーの神童が現れたと全国区の知名度であった。
韓国代表のレジェンドである柳相鐡(ユ・サンチョル)によると、唯一の弱点はスピードだが、技術は幼い頃すでに完成していたという。
3位 チアゴ・アルマダ
市場価値:500万ユーロ(約6億円)
国籍:アルゼンチン
所属:CAベレス・サルスフィエルド
身長:171cm
メッシの祖国アルゼンチンでメッシ2世と呼ばれており、すでにマンチェスター・シティなどのビッグクラブが関心を示しているという。
17歳にしてアルゼンチンリーグの主力で活躍する逞しさは魅力的だ。
トップ、サイドなど攻撃ならあらゆるポジションでプレーが可能な右利き。
4位 ハン・ノア・マッセンゴ
市場価値:250万ユーロ(約3億円)
国籍:フランス・コンゴ
所属:ASモナコ
身長:178cm
ASモナコHPをチェックしたところ、ボンバーヘッド中澤祐二がまさかの現役復帰か!と目を疑ったが、同じ理由で日本の多くのファンは親近感を覚えるだろう。
マッセンゴは「21世紀生まれで最初にUEFAチャンピオンズリーグでプレーした選手」として記録されるU18フランス代表。
クラブ・ブリュージュ戦でデビューすると、次節の強豪アトレチコ・マドリー戦ではフル出場。
守備的MFとしては、この世代ランキングの第1位。
応援しているぞマッセンゴ!
番外編
他のポジションでもいる、2001年生まれの移籍史上ランキング上位をご紹介。
ロドリゴ
市場価値:4000万ユーロ(約48億円)
国籍:ブラジル
所属:レアル・マドリード
身長:174cm
ポジション:左ウイング
左ウイング部門では圧倒的な評価を受けるブラジルの新星。
「カスティージャ2019の日本一早いスタメン予想」でも触れたが、レアルマドリードには久保建英と同じ2001年生まれで、こんなに評価を受けているアタッカーがすでにいる。
王国ブラジルでも将来を期待される逸材だ。
カスティージャで久保のキラーパスをロドリゴがゴラッソなんてシーンもあり得る。
しかしこれだけの評価を受ける選手なので、レアルと言えども いきなりトップデビューをしてしまうかもしれない。
ジョアン・ペドロ(ポジション:CF)
市場価値:2000万ユーロ(約24億円)
国籍:ブラジル
所属:フルミネンセ(ワトフォード)
身長:174cm
2020年1月からはイングランド・プレミアリーグのワトフォードでプレーすることがすでに決まっている。
ブラジルのトップリーグではすでにゴールを決めている。
コパスダメリカーナのアトレチコ・ナシオナル戦(コロンビア)ではワントップでスタメン出場。
前半33分までにハットトリックを達成。
その凄まじい攻撃力は、相手チームを恐怖に陥れるのに十分。
斉藤光毅
市場価値:30万ユーロ(約3600万円)
国籍:日本
所属:横浜FC
身長:170cm
16歳だった2018年に35歳差の三浦知良選手(51)とツートップを組んだことで話題となった。
2001年生まれの日本人選手としては、久保建英に次ぐ第2位の評価。
今後に期待したい。
この記事のまとめ
久保建英の市場価値は U18世代(2001年生)のMFランキング何位?上位にはあの選手もいた久保建英選手は2001年世代のトップ選手に間違いない。
しかし、世界市場ではまだまだ高い評価を受ける同世代がいた。
共通する特徴として、170〜174cmにほぼ全員おさまっている点があげられる。