「かわらけ割り」「土器(かわらけ)投げ」とは?
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「かわらけ割り」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
歴史に興味がある方は ご存知かもしれませんが、一般的には あまり聞き慣れない言葉だと思います。
本稿では、かわらけ割り(かわらけ投げ)についてご紹介します。
「かわらけ割り」とは?
昔、武将が出陣する際に「かわらけ」につがれた酒を飲み干して割り、戦勝祈願を行っていたのだとか。
「かわらけ」は古来、自身の災厄を憑(と)り移らせる一種の人形(ひとがた)とみなされ、「これを破砕することで厄を祓う」といわれています。
かわらけとは?
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「かわらけ」は漢字で「土器」と書きます。「かわらけ」は昔のお祭りやお祝い事のめでたい時にだけ使われた土器の盃(さかずき)です。
その昔、ある人は願いを込めて盃を投げ、ある人は盃に結ばれたい相手の名前を書いて投げました。円の中を通り抜けると願いや思いが叶ったと言い伝えられています。
また、円を通らずとも、かわらけ投げは厄を落とす縁起物とされています。盃(さかずき)にのせた厄がかわらけとともに投げ払われ落ちていくと言い伝えられています。
かわらけ投げとは?
土器投げ(かわらけなげ)は、京都市の神護寺が発祥の地とされ、高い場所から土器の酒杯や皿を投げる遊びです。
かわらけ投げは投げて厄を落とし、砕いて厄を払い、的を通して願いを掛けます。
土器割り(かわらけわり)は、大きな石でかわらけを割ったり、かわらけを大に置いて小槌などで割ります。効果は厄払いです。
かわらけ投げは京都の神護寺(じんごじ)でできます。おもいっきり投げるだけでも気分がスッキリしそうですね!