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デジタル認知症の原因と対策・予防について【症状を改善する方法も】

デジタル認知症の原因と対策・予防について【症状を改善する方法も】

若者を中心に急増している「デジタル認知症」。その症状と原因・対策方法についてご紹介します。

(もし既にデジタル認知症が疑わしい場合には、症状を改善する治療法としても役立ちます♪)

「スマホの充電が切れると不安で仕方がない」「カバンの中に常にスマホの予備バッテリーを持ち歩いている」「物忘れが酷くなった」

・・・こんな人は要注意です。もしかすると、怖〜〜い病気の前兆かもしれませんよ??

デジタル認知症の原因と対策・予防について【症状を改善する方法も】

デジタル認知症って何?

デジタル認知症とは、そのままズバリ「デジタル機器を長時間使用することによって発症する、認知症に似た症状」のことです。(※ ここで言う「デジタル機器」とは、大抵の場合スマートフォンを指します。)

デジタル認知症の主な症状は「記憶障害」と「精神障害」。一方、一般的な認知症の症状は「記憶障害」「言語障害」「理解力・判断力・思考力の低下」と多岐に渡ります。そのため一般的な認知症に比べると、デジタル認知症の方が比較的症状は穏やかだと言えます。

しかし、デジタル認知症で怖ろしいのが、「本人も周囲も自覚が無いまま症状が悪化してしまう」という点と、「デジタル認知症が悪化すると本当の認知症になってしまう」という点です。(詳しくは後述)

デジタル認知症が急増する原因

インターネット検索の登場で、メモや記憶をする必要が無くなった

インターネットが爆発的に普及したのは、ここ20年間ぐらいです。それまでは "調べ物" というと、図書館に行って図鑑を探す・辞書を引く といった方法しかありませんでした。

そして一生懸命に探し出した情報は、「頭で記憶する」か、覚えきれない程の量ならば「主要点をノートに書き写してメモを取る」といった時代でした。

しかし現代はというと、ちょっとポケットからスマートフォンを取り出し、インターネット検索を行えば、山のように情報が出てくる時代です。

そのため、「探し出した情報」に対し、昔ほどありがたみが無くなってしまいました。

また、わざわざ苦労して記憶したり、主要点を整理してメモを取らずとも、必要な時にインターネット検索を行えば、それで事足りるようになったのです。

デジタル認知症の深刻な症状

インターネットやスマートフォンのお陰で、我々の生活はとても便利に! まさに「情報化社会」の到来です。

・・・しかし一方において、ITの発展が人の脳・精神に深刻な問題を誘発するようになってしまったのです。

多くの人々が インターネット検索やスマートフォン上の「メモアプリ」に頼るようになりました。

その結果、脳内で記憶を司る「海馬」という部位が衰え、10代〜20代のスマートフォン使用者(※ おそらく、人口のほぼ全員でしょう)の1割以上が "記憶障害" と診断される結果に。

また、記憶障害ほど深刻ではないにせよ、スマートフォンユーザの6割以上が「最近モノ忘れが酷くなった」と感じているそうです。

デジタル機器やインターネットが、心(精神)へ及ぼす影響

インターネット上には、有益な情報〜あまり役に立たない情報(いわゆる"ゴミ情報")まで、数多くの情報が毎日のように流れています。

あまりに多くの情報に触れ続けていると、自らに必要な「役立ち情報」を選別する能力が低下し、集中力や記憶力にも悪影響を及ぼします。

また、常に「インターネット上で仲間たちと繋がっていないといけない」「新しい情報に触れていないといけない」と思い込んでしまい、何らかの理由によりインターネットに接続できなくなると、不安で精神を病んでしまうケースすらあるのだとか…。

デジタル認知症は、若い人ほど深刻な症状になりがち

デジタル認知症の症状は 老若男女問わず発症するのですが、若い人ほど影響を受けやすいと言われています。これは、成長途中の脳の発育に異常をきたし、感情の制御が不安定になるためです。

統計によると、デジタル認知症のうち14%が、より症状が悪化し専門の医療機関で治療が必要な程の「若年性認知症」と診断されるそうです。

2012年に行われた調査によれば、病的なほどインターネットに依存している「インターネット中毒」の中高生は、全国で51万8千人。

まだまだ脳が若く、今後ますます専門知識・技術を身に付けていくべき段階において、脳機能が低下することは 避けなければなりません。

デジタル認知症への対策・予防方法

それでは、デジタル認知症を予防するにはどうすれば良いのでしょうか?

既に上述したとおり、日々膨大な量の情報に触れ、情報を選別する能力・記憶力が低下することが、デジタル認知症の発症原因となっています。

そのため、これらとは逆のことを行い脳を活性化することで、デジタル認知症への対策になるんです。

具体的な対策を4つご紹介します。

対策1.記憶力を必要とする遊び・学習を、積極的に行う

筋肉と同じように、脳もトレーニングすると強くなり、使わないと衰えます。

そのため、語学の勉強(英単語を覚える)や トランプの神経衰弱など、記憶力をフル活用する遊び・学習などを通し、海馬(= 脳内の記憶を司る部位)を鍛えましょう。

対策2.読書に励み、自身の言葉で要点をまとめる

デジタル機器は「コピペ(コピー&ペースト)」という新たな用語を生み出しました。

しかし「参考書に線を引くだけの勉強が、ほとどんど学習効果がない」のと同様、コピペにはほとんど学習効果はありません。

専門書を読み、コピペではない自身のオリジナル文章で、要点をまとめる訓練をしてみましょう。読解力・作文力・発想力などが鍛えられます。

また、タブレットやスマートフォン上の電子書籍ではなく、紙で製本された書籍の方が、より脳内に記憶が残りやすいという研究報告もあります。

対策3.リアル空間で他人と触れ合い、コミュニケーション能力を磨く

スマートフォン上のチャットアプリ(LINE、ツイッターなど)を通してしか、他人と交流できない若者が増えてきているそうです。

リアルな空間において、相手の目・顔を見ながら会話をし、他人の思考・感情を読み取る訓練をしましょう。

オンライン上では、テキストと写真のみしか相手を判断する材料がありませんが、リアル空間では、喋り方・しぐさ・視線 など、様々な情報を総合的に判断し、相手の思考・感情を判断することができます。

このように、他人と交流することは 脳を活性化させる上で非常に重要です。

対策4.意識的にスマートフォンから距離をおく

常にスマートフォンを持ち歩いている現代人にとって、「スマートフォンから距離をおく」というのは、かなり勇気がいる行動です。

しかし、考えても見て下さい。便利になるためにスマートフォンを所持しているはずが、四六時中 肌身離さずスマートフォンを持ち歩いている現状は、逆に「スマートフォンに拘束されている」ようではないでしょうか?

例えば、「食事中・トイレ・お風呂・寝室 にはスマートフォンを持ちこまない」など、可能な範囲でスマートフォンから距離をおく生活を心掛けましょう。

休日に、スマートフォンを家において一日中公園を散歩したら、きっと心が晴れ晴れしますよ♪

この記事のまとめ

デジタル認知症の原因と対策・予防について【症状を改善する方法も】
  • デジタル認知症って何?
    「デジタル機器を長時間使用することによって発症する、認知症に似た症状」のこと。悪化すると、本当の認知症になる恐れも…。
  • デジタル認知症が急増する原因
    IT技術の進歩で、情報を脳に記憶する必要性が減少した。また、処理しきれないほどの膨大な情報に、日々触れるようになったため。
  • デジタル認知症は、若い人ほど深刻な症状になりがち
    未発達な脳であるほど影響を受けやすく、情緒不安定になりがち。
  • デジタル認知症への対策・予防方法
    「記憶力を必要とする遊び・学習を積極的に行う」「読書に励み、要点を自分の言葉でまとめてみる」「リアル空間で他人と触れ合い、コミュニケーション能力を磨く」「意識的にスマートフォンから距離をおく」など。

毒にも薬にもなるインターネット&スマートフォン。ぜひ賢く付き合って行きたいですね ^^)

デジタル認知症対策のお役に立てましたら、幸いです♪