夫婦喧嘩をしないコツ - カップルでの言い合いを避ける4つの方法とは?
夫婦喧嘩で言い合いにならないための方法4つをご紹介します。
「些細な意見の食い違い」が原因で起こる夫婦喧嘩。
感情的な激しい口論は、時として殴り合いなどの暴力にまで発展することも…。
夫婦間において、冷静に話し合う事は何より大切です。
以下の「夫婦喧嘩しないコツ」を参考に、ぜひ パートナーの気持ちを ガッチリ受け止めてみましょう。
スローペースで、子供へ話しかけるように
夫婦喧嘩をしないコツの第一は、カップルで意見が食い違ったとしても 絶対に腹をたてないこと。
いかに夫婦と言えど他人なわけですから、時として意見(=考え方)が衝突するのは当然。
会話をしながら意見をすり合わせる際は、心を落ち着かせて、冷静でいることが大切です。
話す時は、ゆったりとしたペースで話すよう心がけましょう。
臨床心理士のアル・バーステイン氏は、「討論の際は 子供に話しかけるような気持ちで」とアドバイスしています。
イライラをぶつけてくる子供に対して、まともに取り合う大人はいません。
なぜパートナーがイライラしているのか、根本問題に目を向けましょう。
どちらか一方でも冷静に対処できれば、怒りは時間と共に収まるもの。
しかし、もし強い口調で言い返してしまうと、パートナーはより感情的になり 夫婦喧嘩がさらにエスカレート…。
夫婦喧嘩で激しい言い合いを避けるためには、怒りのコントロールが必須です!
また、「意思決定を急がせた場合、理性的な判断ではなく 感情的な判断に陥りやすい」ことも覚えておきましょう。
傾聴する
パートナーの話を聴く際は、真剣に聞いている姿勢を見せましょう。
ポイントは 相手の意見を絶対に批判しないこと。ひたすらに耳を傾け、受け入れる気持ちが重要です。
言い争わないためにも、「YES」「NO」で答える質問は避けましょう。
どうしてそうなのか、何故そうなのか、といった 自由回答できる質問が最適。
「そうか、〇〇ということなんだね」と、相手の話を分かりやすく言い換えるのも有効です。
自らを優秀なカウンセラーだと思い込み、聞き役に徹しましょう。
パートナーの発する言葉に 賛同できない場合は、とくに要注意!
なんとしてでも「言い返したい衝動」を抑えなくてはいけません。
夫婦関係を改善させるには、聞き上手になることが 最も有効な手段なのです。
相手に共感を示す
パートナーの話を聴く際は、相手の気持ちに合わせることが とても重要です。
「悲しかったんだね」「辛かったね」「それはその通りだ」など、共感している事を伝えましょう。
FBIの人質交渉人たちも、この方法を使って 相手への理解を示すのだとか。
人は自分の気持ちを理解してもらえた時、冷静になることができるのです。
相手に考えさせる
パートナーが感情的になっている場合、まずは冷静になってもらうことが先決。
感情が爆発した状態では 理性的な判断ができません。
感情が高ぶっているパートナーには、次のように話しかけましょう。
「私にできる事は何ですか?」
(訳:俺/私 が アナタに何をしてあげると、アナタは喜んでくれるかな?)
けっして、こちらが答えを提示し「こうすべきだ」などと迫ってはいけません。
パートナーが自ら答えを見つけ、問題解決できるように手助けしてあげること。
もしパートナーが誤った考えを持っているとするならば、その意見をこちらがくり返し(反復し)、パートナー自らに考えさせましょう。
多くの人が、負けを認めることに 敗北感や屈辱を感じます。
相手を言い負かそうとしてはいけません。たとえアナタが正しかったとしても、パートナーは意固地になるだけ。とうぜん夫婦円満からは遠のきます。
「アナタが正しいかもしれない…」と、相手が自ら答えを探し出すまで待つこと。
自らが出した答えには、誰しも素直になれるものです。
この記事のまとめ
夫婦喧嘩をしないコツ - カップルでの言い合いを避ける4つの方法とは?- スローペースで、子供へ話しかけるように
- 傾聴する
- 相手に共感を示す
- 相手に考えさせる
幸せな結婚生活を送る お役に立てましたら幸いです♪
※ なお「夫婦喧嘩」を例に挙げましたが、日常生活における様々な「意見が衝突する場面」において有効な手段です。ぜひご活用ください ^^)