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ユダヤ式記憶術『ハブルータ』で学校の成績アップ (受験勉強にも効果的)

更新日:ユダヤ式記憶術『ハブルータ』で学校の成績アップ (受験勉強にも効果的)

ユダヤ式記憶術として有名な「ハブルータ勉強法」。はたして「ハブルータ」で 学校の成績はアップするのか? 受験勉強にも役立つのか?

・・・皆さん、大いに気になるところだと思います。

※ ハブルータについては 下記参照。
天才ユダヤ人の勉強法「ハブルータ」…学習効果は18倍!|ユダヤ式英才教育法ユナママが解説ユダヤ人が行う最も効率の良い勉強法「ハブルータ(質問・討論)」についてご紹介


結論から言えば、
成績アップ間違いなし!

本稿では、ハブルータの効果を確かめる実験と その驚くべき結果をご紹介します。

目次
ユダヤ式記憶術『ハブルータ』で学校の成績アップ (受験勉強にも効果的)

韓国でTV放映された「ハブルータ勉強法」

筆者の住んでいる韓国は「世界で最も受験戦争が過酷な国」の1つだと言われています。その韓国において 物議をかもした映像が こちら↓

 ハブルータ学習法について(韓国語)


この映像は、2015年に韓国のEBS(国営教育TV局)が シリーズで放映したもの。「我々はなぜ大学に行くのか?」という視点で教育改革を訴えた話題作です。

※ EBSは韓国の教育ママたちへ影響力の大きいメディアです。様々な教育コンテンツを(学校教育はもちろん、時事ニュース等も含め)お茶の間へ放映しています。「私塾に通わせなくても無料で大学受験に備える」というスローガンを掲げ、大学入試の専門講師による講義を配信中。


このTV番組の中で ユダヤ式勉強法「ハブルータ」が紹介され、韓国内における知名度が急上昇。今では多くの教育現場で ハブルータが取り入れられるようになりました。

詰め込み式勉強法 VS ユダヤ式ハブルータ の比較実験

番組では、ユダヤ式勉強法「ハブルータ」が従来の勉強法に比べ、どれほど優れているのかを検証。大学生16名を対象に比較実験が行われました。

実験内容は次の通りです。

  1. まず、全体を「8名 × 2つ」にグループ分け。
  2. その後、西洋史を それぞれ3時間ずつ学習してもらいます。
    (※ 難易度は大学入試レベル)
  3. この時、一方のグループでは 独りで机に向かう「詰め込み式 勉強法」、もう一方のグループでは ペア討論による「ユダヤ式ハブルータ」で学習。
  4. それぞれが3時間ずつ学習した後、模擬試験。

詰め込み式(静かな学習法)の様子

詰め込み式の学習方法(従来型)
 (画像出典:YouTube)

こちらの画像は従来の方法で勉強する学生達。まさに典型的な受験勉強スタイルです。


独りで勉強する学生
 (画像出典:YouTube)

学生たちは蛍光ペンで目に付いたところに印をつけ、最終的にはノートを整理しながら 年度や人物名などを頭に詰め込んでいます。


ハブルータ(話す学習法)の様子

一方 別の部屋では、残る8名がユダヤ式勉強法「ハブルータ」を用いて試験勉強中。

しゃべる学習方法
 (画像提供:YouTube)


ペアになりお互い説明し合いながら勉強しています。

ハブルータで黒板に書きながら教え合う学生たち
 (画像提供:YouTube)

ハブルータの特徴は「一人で勉強しない」こと。必ずペアになって教え合います。

蛍光ペンを握る代わりに黒板を使って、パートナーへ説明するのが基本。



そして3時間が経過し、いよいよ模擬試験が開始。

ハブルータの効果を確かめる模擬試験
 (画像提供:YouTube)


全く異なる勉強法で試験に備えた16名。

果たして試験の結果は??


ユダヤ式勉強法ハブルータの驚くべき威力

下表は試験の点数をグラフにしたものです。

ユダヤ式勉強法ハブルータの効果測定実験の結果
 (画像提供:YouTube)

なんと、大差でハブルータ(話す勉強法)を行ったグループの成績が良い という結果に!


試験を終えた学生たちへインタビューしてみると、ハブルータ学習グループからは 次のような回答が。

誰かに説明することで、自分が理解している事と理解できていない事が明確になりました。すでに理解している部分はスキップして、理解できていない部分だけに集中して学習したので、非常に効率良く勉強できました。自分で説明することで、分かっていない部分を自分で知る事ができました。

「パートナーと会話しながら勉強することで、3時間があっという間に過ぎてしまった」と感想を述べたハブルータグループ。ユダヤ式学習法「ハブルータ」は、楽しみながら効率良く勉強できる最強の勉強法なんですね。

ユダヤ式ハブルータで成績アップする理由は「メタ認知」

番組の最後は 脳科学者による解説。専門家曰く ハブルータの効果は「メタ認知がもたらすもの」なのだとか。


メタ認知とは、自らの思考能力を客観的に見つめる もう一つの視点。メタ認知が働くことで「本当に理解している事」と「理解していると錯覚している事」を判断できるようになります。

つまり「成績の良い子」とは「メタ認知能力の高い子」なのです。

例)同じ時間 机に座っていても、効率よく学習し、テストに出そうな部分からサクサク覚えちゃう など。


もちろん、「メタ認知を鍛える」ことは十分に可能。誰かに説明することを通して メタ認知能力は高まっていきます。

学習効率ピラミッド

以下の図をご覧ください。これは「学習効率ピラミッド」といい、学習後 24時間が経過した時点で「学習内容がどれだけ記憶に残っているか」を表したものです。

学習効率ピラミッド

互いに説明し合うユダヤ式勉強法「ハブルータ」は、講義式の「聞くだけ学習法」に比べ、記憶に残る量が18倍も多いのです。

※ 詳細はこちら
天才ユダヤ人の勉強法「ハブルータ」…学習効果は18倍!|ユダヤ式英才教育法ユナママが解説ユダヤ人が行う最も効率の良い勉強法「ハブルータ(質問・討論)」についてご紹介


自分では理解していると思っていても、いざ誰かに説明してみると 上手く説明できない事ってありますよね…。

そんな時ユダヤ人はこう言います。

自分の言葉で説明できないのは、結局 理解できていないことと同じ

誰かに説明する事で「理解している事」と「理解できていない事」が明確に区分され、知識の因果関係についても 頭の中で整理されるのだとか。

つまりハブルータを用いて勉強すると、成績が良くならないはずがない! ということです。

ハブルータはイジメ問題を解決する!?

また、ハブルータの継続によって 想像力と好奇心が豊かになり、学習する目的が「成績重視」から「探究心 = 自ら積極的に学びたい」へと変化していきます。

・・・これって、とんでもない "やる気スイッチ"(モチベーション維持の原動力) だと思いませんか?

実際に、韓国の学習塾では ハブルータを取り入れている所が増えてきています。


しかし私は、もっと公教育の現場(とくに中学校や高校で)でハブルータを取り入れてほしいと思うのです。

なぜなら ユダヤ式勉強法「ハブルータ」で授業する学級では、イジメ等が無くなるはずだから…。


ハブルータでは、クラスの誰もが 自分の学習を助けてくれるパートナー。クラスメートは「成績で序列を付ける競争相手」や「蹴落とすべき対象」でなく「一緒に成長していける友」。

このように素晴らしいハブルータ(ユダヤ式記憶術/勉強法)を、ぜひ多くの教師、親御さん、学生さんたちに 知ってもらいたいと思います。