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ボクシングのフットワーク(サイドステップ、バックステップ、ピボット)の練習方法・鍛え方を、動画で解説

ボクシングのフットワーク(サイドステップ、バックステップ、ピボット)の練習方法・鍛え方を、動画で解説

ボクシングのフットワーク(サイドステップ、バックステップ、ピボット)の練習方法・鍛え方を、動画で解説します。

フットワーク(ステップ)とは、前後左右に体を移動させるボクシングのテクニックです。

ボクシングはパンチだけを練習しても強くなりません。強いパンチを相手にヒットさせるためには、足さばき(足運び)が重要になってきます。


まさか、試合中にずっと足を止めて殴り合いをするわけではありませんよね?

フットワークは、攻撃や防御のスピードに直結します。素早く相手の懐に入ってパンチを繰り出したり、相手から距離を取る際には、華麗なフットワークを使用しましょう。

目次
ボクシングのフットワーク(サイドステップ、バックステップ、ピボット)の練習方法・鍛え方を、動画で解説

フロントステップ、バックステップ、サイドステップの練習方法・コツ

肩幅ぐらいに両足を開き、前後左右にステップをしても、足の間隔が常に一定になることを心がけます。

(両足の前後・左右の間隔で長方形を描き、その長方形が常に同じ大きさになるように。)

そして、フットワークの練習で大切なポイントは、体を移動させても体勢が崩れないようにすることです。

フロントステップ(前移動)のやり方

  1. 左足・左腕を前にし、体の軸をやや右に傾けた「ボクシングの基本スタイル」で立つ。
  2. 右足(後ろ足)のつま先で蹴って、体を前に移動させる。
  3. 左足のつま先から着地する。

バックステップ(後ろ移動)のやり方

  1. 左足・左腕を前にし、体の軸をやや右に傾けた「ボクシングの基本スタイル」で立つ。
  2. 左足(前足)のつま先で蹴って、体を後ろに移動させる。
  3. 右足のつま先から着地する。

サイドステップ(左右移動)のやり方

  1. ボクシングの基本スタイルで立つ。
  2. 移動先の方向にある足(左移動する場合なら左足)を、肩幅ぐらい横へ動かす。
  3. もう片方の足(左移動する場合なら右足)を横へ動かし、移動した後も基本スタイルに戻るようにする。

サイドステップでは、円を描くように移動するのがコツです。

ピボットの練習方法・コツ

「ピボット」とは、前足(右利きのオーソドックススタイルの場合は、左足)を軸にして、グルっと大きく方向転換するフットワークの技です。

正面から攻めていても、ピボットによって位置を入れ替えて サイドから攻撃するなど、意表をついて 相手の隙を作ることができます。

↑シャドーボクシングをしながらのフットワーク解説。

ところどころにピボットが登場します。


華麗なフットワークの鍛え方

↑フロントステップ、バックステップ、サイドステップを織り交ぜたフットワークの練習。

円状に配置されたコーンの隙間を塗って、シャドーボクシング。とても勉強になります。


↑サイドステップの教科書のような、全盛期マイク・タイソンのフットワーク。

まるで床を滑って瞬間移動しているかのようです!

マイク・タイソンといえば、凄まじいパンチ力、ディフェンス力が目に付きますが、フットワークのスピードも際立っています。

・・・さぁ、貴方はどうやってマイク・タイソンをKOしますか??