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ラグビー史上最強伝説ジョナ・ロムーとは何だったのか?

ラグビー史上最強伝説ジョナ・ロムーとは何だったのか?

2019年ラグビーW杯日本大会で、ラグビーファンが一気に増えた。


ラグビーには 素人にもわかる魅力がたくさん。

勇気、団結、自己犠牲など日本人が大好きな価値観がてんこ盛り。


さて、そんなわかりやすいラグビーの魅力をもう一つ。

今回は、ラグビー史上最強伝説とされるジョナ・ロムー氏(元NZ代表 オールブラックス)をご紹介。


ジョナ・ロムーのプロフィール

名前 : ジョナ・ロムー(Jonah Tali Lomu)

ニックネーム:怪物、暴走機関車

生没月日 : 1975年5月12日〜2015年11月18日(40歳没)

出身地 : オークランド(NZ)

出身校:Wesley college

身長 : 196cm

体重 : 119 kg

ポジション:WTB(ウイング)

背番号:11


ジョナ・ロムーは、ラグビー史上初の グローバル スーパースターと評されている。

ジョナ・ロムーの衝撃

まずはそのプレーをご覧頂きたい。


ロムーのポジションであるウイング(WTB)には、それまで小柄で素早く敏捷性が高い選手が配置されていた。敵のDFに触られないステップで トライを奪うのがその役目。


2019年ラグビーW杯日本代表でいうところの 松島幸太郎選手、福岡堅樹選手がそうだ。


ところが、ジョナ・ロムーはウイングの概念を覆した。

従来のセオリーなら、その120kgという巨体FWの一人として スクラムを組む役割を担っていたことだろう。

実際ウイングでありながら、時にはスクラムに加勢することもあったという 伝説の持ち主でもある。

だが、彼は通常グランドの最も外側に位置した。

身長196cm、体重120kg、100m10.5秒はまさにハリケーンミキサー。


味方は奪ったボールを ロムーに集めた。

それが 得点への最短距離だからだ。


巨漢たちによる決死のタックルを、腕一本で次々に吹き飛ばし爆走。

錯覚してしまうが、映像に出てくる相手選手たちは 決して小さくない。


タックルを仕掛けているのは190cm、100kgの大男たち。

置いてけぼりにされてはいるが、それぞれが各国のスピードスターなのだ。


彼らが捨て身のダイブを決行しても、軽やかなステップでかわされてしまう。

たとえ3、4人の屈強な男達がしがみついても、豪快なトライを炸裂。

ラグビーに励むジョジョ       ジョジョの奇妙な冒険 第一部より

どれだけの衝撃が 世界のラグビー関係者に 走ったか分かるだろうか。

ジョジョの奇妙な冒険が、まるで実写化されたような インパクトを受けた読者も、少なくないであろう。



そんなロムーが、初めてニュージーランド国家代表に選ばれたのは 1994年。

19歳の頃で、これは同国史上最年少。


翌1995年 ラグビーW杯南アフリカ大会では、早速トライ王に。

規格外のスピードとパワーは、新時代の到来を世界中に知らしめた。

若すぎる死の訪れ

そんなラグビー史上最強のウォリアーが 2015年、40歳の若さで早逝した。

ネフローゼ症候群による 慢性的な腎不全。

それが原因の心臓発作 が死因とも言われている。


若くして突然に迎えた死が、ジョナ・ロムーという巨人を一層 神格化しているのかもしれない。


※ジョナ・ロムーの葬儀についてはこちら↓

大切な人の死とは?ー「伝説のハカ」が問いかけるもの


「シンクロニシティ」「枢軸時代」

ジョナ・ロムーという存在の、歴史的意味を考えてみよう。


「シンクロニシティ」という現象をご存知だろうか。

意味のある偶然の一致

日本語では共時性、同時性などと訳される現象だ。


もう一つ、「枢軸時代」という用語が世界史には登場する。

ドイツの哲学者ヤスパースが発表。

紀元前500年頃を前後して世界史上に突如、数多くの聖賢哲人が出現した現象をいう。

聖賢たち

ギリシャではホメロス、ソクラテス、プラトン、アリストテレス。

中国では孔子、孟子などの諸子百家。

インドではブッダ。

中東ではゾロアスター、エレミヤ、イザヤなど。


彼らの出現により、人類の知性・霊性が大いに深いものとなった。

人類の世界観が変わったのだ。


枢軸時代とはいわば、聖賢哲人たちのシンクロニシティ。

現代スポーツの枢軸時代

話をスポーツに戻す。

筆者が初めてジョナ・ロムーを知ったのは、もう20年近く昔のこと。

1999年ノストラダムスの終末予言があり、21世紀を迎えた前後にはそれまでの人類の概念を覆すニューヒーローが次々と現れた。

1995年〜2005年を、筆者は「現代スポーツの枢軸時代」と捉えている。


どの時代にもスターはいるものだが、この時代に誕生したスターたちはそれまでの各スポーツ界の常識や概念を覆すインパクトを与えた。

そのエポックメイキングな活躍ぶりは、「規格外の天才たち」という言葉がまさにふさわしい面々である。

ロナウド レアル

当時サッカー界では、ブラジルの英雄ロナウドが怪物と恐れられていた。

いや、フェノーメノ(超常現象)と呼ばれていた。

まだ20歳の若者が、伝統ある欧州の強豪たちを蹂躙していた。


余談だが、ロナウドもロムーも「大五郎カット」の髪型が有名。

これもシンクロニシティ?


ゴルフ界では、新星タイガーウッズが いきなりメジャー3連覇を達成。

あわや グランドスラム という偉業を成し遂げた。


水泳界では、18歳のオーストラリア人イアン・ソープ。

シドニー五輪で3つの金メダルを獲得し、世界中を驚かせた。


野球界ではイチロー。

7年連続首位打者の金字塔を引っ提げて、海を渡り、MLB史上シーズン最多安打を塗り替えた。


格闘技界では、K-1のリングにボブサップが登場。

当時、三度のK-1王者に輝いたアーネスト・ホーストを 片手でコーナーに吹き飛ばすなど、格闘技界に衝撃が走っていた。


今振り返ると、人類が新世紀を迎えて 新たな一歩を踏み出した時期。

ジョナ・ロムーは、そうした現代スポーツの枢軸時代 に現れた一人だったと言える。


ジョナ・ロムーは、現代スポーツの枢軸時代に 天が人類に与えた「ラグビーの天才」だったのかも?

・・・信じるか、信じないかは、、あなた次第です!

この記事のまとめ

ラグビー史上最強伝説ジョナ・ロムーとは何だったのか?
  • 伝説のWTBジョナ・ロムーのフィジカルとプレーは規格外。
  • ロムーが活躍したのは「現代スポーツの枢軸時代(1995ー2005年頃)」ロナウド、ウッズ、ソープ、イチローなど、各界で「エポックメイキングな天才たち」が登場したのと 時期を同じくする。