日本の天才作曲家『稲森安太己』 - 独edition gravisから楽曲57曲出版など『Yasutaki Inamori』は世界から高評価
拡散応援希望
日本人の天才作曲家『稲森安太己』氏。
海外の音楽コンクールにて受賞を重ね、『Yasutaki Inamori』の名は世界中に轟いています!
本稿では、稲森安太己氏の経歴をご紹介します。
The Rev Saxophone Quartet / ふるさと狂詩曲(作曲 稲森安太己)
Amazonレビュー
4曲目の稲森安太己作曲「ふるさと狂詩曲 新曲」は、サクソフォン・クヮルテットのレパートリーを広げる意味合いも持った曲でしょう。日本各地の民謡や唱歌をふんだんにモティーフに取り込んだ曲ですので、海外での公演でも好印象を与える曲だと思いました。素敵な曲を意欲的な演奏で披露しており、このクヮルテットの音楽性の可能性を広げるようなアンサンブルだと思いました。
【✴︎本日発売✴︎】
— The Rev Saxophone Quartet (@therev_sq) November 28, 2018
2ndアルバム『Fun!』
1.J.S.バッハ(伊藤康英編):G線上のアリア
2.ビゼー(萩森英明編):カルメン幻想曲
3.ハービー・ハンコック(宮越悠貴編):WaterMelon Man
4.稲森安太己:ふるさと狂詩曲
5.坂東祐大:Mutations: A.B.C.
アルバムの感想など楽しみにしております!#THEREVSQ pic.twitter.com/JM97RC1XXo
【好評発売中】
— ヤマハの楽譜出版 (@YMM_shuppan) February 25, 2019
アルバム『Fun!』から第一弾として3作品が発売中です!
The Rev Saxophone Quartetマスターピース
ビゼー カルメン幻想曲https://t.co/Ip7koMJpGA
稲森安太己 ふるさと狂詩曲https://t.co/4NnZYyATpu
ハービー・ハンコック Watermelon Manhttps://t.co/hsa7R9ajI6#THEREVSQ pic.twitter.com/r6yfIDnedC
稲森 安太己(いなもり やすたき)氏とは?
1978年生まれ。東京学芸大学およびケルン音楽大学にて作曲を山内雅弘、ミヒャエル・バイル、ヨハネス・シェルホルンに師事。
2009年東京学芸大学大学院修了、11年ケルン音楽大学コンツェルトエグザメン課程修了、13年同大学大学院修了。
18年ミュンヘン・ビエンナーレにてオペラ『ヴィア・アウス・グラス』が上演される。
2007年日本音楽コンクール第1位。
現在、デトモルト音楽大学およびケルン音楽大学非常勤講師。
天才作曲家 稲森安太己氏の作曲コンクール受賞タイトルは16を超える
「第29回芥川也寸志サントリー作曲賞」は、稲森安太己氏作曲の『擦れ違いから断絶』に決定❗️
— サントリーホール公式アカウント (@SuntoryHall_PR) August 31, 2019
本日、演奏会による公開選考の結果、決定しました。稲森氏には、2年後にサントリーホールで初演される新曲が委嘱されます。 pic.twitter.com/ONTdmEDzRP
1994 - 第18回神奈川合唱曲作曲コンクール第2位
2004 - 第21回現音作曲新人賞
2006 - 第23回現音作曲新人賞
2007 - 第29回日本交響楽振興財団作曲賞
2007 - 第4回JFC作曲賞
2007 - 武生作曲賞
2007 - 第76回日本音楽コンクール第1位
2007 - 第24回現音作曲新人賞富樫賞
2008 - フリーブール国際宗教作曲コンクール
2008 - IIC TOKYO国内作曲コンクール優秀賞
2008 - ハーレルベーケ市国際吹奏楽作曲コンクール第3位
2009 - 第二回佼成国際吹奏楽作曲コンクール第3位
2011 - ヴィア・ノヴァ主催ワイマール国際作曲コンクール第3位
2011 - ライヌル国際作曲コンクール第3位
2016 - ソフォス国際作曲コンクール第1位
2019 - 芥川也寸志サントリー作曲賞
<贈賞理由>豊かな色彩感覚と優れた作曲技術により、傾(かぶ)いた全体像が浮かびあがった点が高く評価された。
『国際的に活躍するアーティスト』日本人初の独edition gravisから楽曲出版
独edition gravis社は、稲森安太己氏を ”国際的に活躍するアーティスト” と紹介しています。
edition gravis社とは?
1983年から続く現代音楽専門の音楽出版社です。有名な作曲家のBrice Pauset、Georg Katzer、DánielPéterBiró、Walter Braunfelsなど、現在活躍している現代音楽のアーティストを中心に、100人以上の作品が出版。AMAグループ傘下の企業でもあります。
稲森氏の曲が演奏された国:
アメリカ、ドイツ、ベルギー、オランダ、メキシコ、日本 など。
稲森氏とコラボレーションしたミュージシャンやアンサンブル
- ケルンのグルツェニッヒオーケストラ
- 新日本フィルハーモニー交響楽団
- 東京フィルハーモニー管弦楽団
- インスタントドネ
- アンサンブルNOMAD
- アンサンブルハンドワーク
- フォルセティサックスカルテット
- ダークロスブラスト
- カリンレヴィン
など
独edition gravisから出版された、稲森安太己の楽曲全58タイトルを紹介
1. 「Mutual Understanding」für Baritonsaxofon und Tuba
2. 「A Case of Miscommunication」
3. 「Accelerando」für Orgel
4. 「An Echo in the Void」for clarinet, violin and violoncello
5. 「Another Case of Miscommunication」for violin and bassoon with tape
6. 「Authentische Kadenz auf zwei Saiten」for viola
7. 「Distorted Memory」
8. 「Kanon」 for harp, piano and violoncello
9. 「Loose Memory」 for flute
10. 「Erzähler der Nacht」for marimba and percussion
11. 「Gran Partita」for flute, violin, and viola
12.「MiscommunicationTo Excommunication」 for ensemble
13. 「Mumbling Flute」for flute
14. 「Mumbling Flute, Reinforced」for flute solo with clarinet, violin, and violoncello
15. 「Negativfilme」for saxophone quartet
16. 「Neue Tafelmusik」for 3 players
17. 「Sinfonia a 3 voci」for piano
18. 「Vordergrundtausch」for accordion, piano, and tape
19. 「Unvollständige Skale, absteigend」for piano
20. 「WIR AUS GLAS」Libretto beyGerhild Steinbuch Music Theater
21. 「Piedra」for soprano, harp, violin, viola, violoncello and sho
22. 「Gran PartitaErzähler der Nacht」
23. 「Aquarell」Terzett für drei Flöte
24. 「Am farbigen Abglanz」Ein Musikophilienabend für drei Orchestergruppen for orchestra
25. 「Bëatrice, sospirosa e pia」
26. 「Blumenstrauß」for vibraphone
27. 「Canonic Scenes」
28. 「Chromatic Scales and Octaves」
29. 「Denhbarer Stoff」
30. 「Divide et impera」
31. 「Ebene Minne」
32. 「Einige Miniaturen」
33. 「Exophonie I. Ländler und Contretänze」
34. 「Grande arabesque」
35. 「Hemiola Clan」
36. 「Hikikata」 for koto
37. 「Hitotoki-Hitofuki」
38. 「Hypomnema de motu musico」
39. 「In Search of a Harmony」 for wind orchestra
40. 「Intimate Night」
41. 「Ladye K's Pavan and Mr. M's Galliard」
42. 「Minnesang」 for soprano, alto, Tenor, violin, viola, violoncello
43. 「Tamtam ergo I」 Religiously pointless observation on "Tantum ergo" for ensemble
44. 「Quid Rides? I」for horn
45. 「Recorded by Naronda」for wind orchestra
46. 「Reversi. A Strategy for Orchestra」for orchestra
47. 「Si schiudono lente crepe prudenti」An Elocution for a Clarinet Player
48. 「Songs Without Words」for ensemble
49. 「Sonic Condition」for orchestra
50. 「Sorrowful Garden」for flute and violin
51. 「Spiritual Folklore」for orchestra
52. 「Taboo」for shakuhachi
53. 「To Queue」for orchestra
54. 「Tragisches Divertimento」Hommage à C. P. E. Bach für Orchester for orchestra
55. 「Trapped in Subdivision」Eleven Strophes for Shakuhachi for shakuhachi (bamboo flute)
56. 「Ubi caritas et amor」for violin
57. 「Valse de concert」for orchestra
58. 「William Wilson」for flute and piano
マリンバ奏者 高田直子
演奏活動の拠点であるアメリカでは、カーネギーホール、ケネディーセンター、リンカーンセンターなどをはじめとしたクラシックコンサートから、ポール・ニューマン主催のチャリティイヴェントで、ハリウッド俳優、ブルース・ウィリス、メリル・ストリープス、ダニー・グローバーらとともに出演。NYタイムズ、ワシントンポスト紙でも絶賛。
Bronze at the Temple from Japanese Folk Song Suite I by Yasutaki Inamori
"Red Dragonfly" from Japanese Folk Song Suite I by Yasutaki Inamori
作曲を指導した山内雅弘東京学芸大学教授と
昨日、久しぶりに稲森安太己さんと会うことができました。私は彼を東京学芸大学で6年間指導しましたが、私の20年間の大学教師生活における最大の成果だと思っています。
写真は照明の関係で見にくいけど、後光がさしている(笑)ようにも見えますね。 pic.twitter.com/z3lV1AnwvY
— 山内 雅弘 (@compMY) September 23, 2017