【中国撤退】任天堂の製造メーカーが中国から工場移転発表 - 任天堂ゲーム機の歴史から見る国際ニュースの読み方
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Nintendo Switchを製造しているFoxconnが中国移転を発表
自社で生産工場を持たない「ファブレス型」の生産体制をとっている任天堂。
ほぼ全量を中国で生産していたが、米国による対中制裁関税「第4弾」にはゲーム機が含まれている。
米国でのSwitch販売価格は約300ドル。仮に制裁が発動されると、輸入価格にかかる関税が現在のゼロから最大25%に。これが販売価格に転嫁されれば 数十ドルの値上げとなる見込みだ。
Nintendo Switchの世界販売台数は 約1700万台(2018年度)。このうち約4割を 米国を中心とするアメリカ大陸向けが占める。
「関税が課せられれば、消費者への影響も甚大」だ。(※1)
2020年8月、任天堂のゲーム機を製造している台湾Foxconn(※2)が米中間の貿易戦争激化の影響を受け、現在中国に置いている生産拠点を 海外移転する予定であることを明らかにした。
(1):https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47110640Y9A700C1TJ1000/
(2):台湾Foxconn - フォックスコン・テクノロジー・グループ(Foxconn Technology Group、ホンハイかぎしゅうだん 鴻海科技集団 / 富士康科技集団)。電子機器の生産を請け負う電子機器受託生産 (EMS) では世界最大の企業グループ。
「中国が世界の工場として機能する時代は終わった」
2020年8月12日、チェアマンであるYoung Liu氏は、台湾 台北で行われた同社の四半期業績を発表するイベントにおいて、以下の言葉を語った。
「中国が世界の工場として機能する時代は終わった。」
Foxconnをはじめ、Quanta、Pegatronなどの台湾のエレクトロニクスメーカーは、中国に置いていた製造拠点を、海外の新工場に移転させる動きを加速。コストを削減して 米国関税を回避していきたい考えだ。(※3)
(3):https://eetimes.jp/ee/articles/2008/25/news025.html
日本企業1,670社が中国撤退を申請
武漢肺炎(新型コロナウイルス)発生後、日本政府は産業のサプライチェーンを中国に集中するのはリスクあると判断。
日本企業の中国撤退に向けた22億ドルの補助金を発表。現在、1,670社が中国市場からの撤退を申請。
米トランプ政権、中国共産党、ディープステート(DS)による3つ巴の闘い
武漢肺炎危機(コロナ禍)を契機として、20世紀の世界秩序が崩壊。いま三つ巴による仁義なき10年戦争が始まった。
- 米トランプ政権
- ディープ・ステート
(DS / 国際金融資本) - 中国共産党
米トランプ政権
米トランプ大統領は「アメリカを社会主義国にしない」と公約。本当の主権をディープステートからマジョリティの国民に戻し、アメリカの軍隊に無駄な血を流させないと明言。
ディープステート(DS)
影の統治者であるユダヤ系左派グローバリストの国際金融資本家。手先のネオコンを使い この100年間に ロシア革命、東西冷戦など 多くの戦争を引き起こして経済的利益を享受。多大なる犠牲者を出し、人類の精神性と各国の文化を破壊した。
中国共産党
中国共産党。毛沢東〜習近平 政権下において、モンゴル、チベット、ウィグル、法輪功など大量虐殺した民衆殺戮犠牲者数推定7,700万人。(※4)全世界に対しても、諜報活動(スパイ、サイバー攻撃)、経済的圧力(人民解放軍系の企業)、武力攻撃(インド、尖閣侵犯)など、民主主義を利用して民主主義国家を破壊。
(4):https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE%E6%B0%91%E8%A1%86%E6%AE%BA%E6%88%AEおすすめ書籍:
「馬淵睦夫が読み解く 2021年世界の真実」 (WAC BUNKO 326) 新書 – 2020/9/8
参考記事:
Nintendo商品名の歴史にはジンクスが!?(トランプ、64、DS)
任天堂の歴代主力商品の名前には、何らかのジンクスが隠されているかもしれない。
以下のNintendo歴史年表をみて、お気づきの点は無いだろうか?
- 1889年 (明治22年)
- 山内房治郎が、京都市下京区にて花札の製造を開始
- 1902年 (明治35年)
- 日本初のトランプ製造に着手 - 1953年 (昭和28年)
- 日本初のプラスチック製トランプの製造に成功、量産開始 - 1959年 (昭和34年)
- ディズニーキャラクターを使用したトランプを発売 - 1980年 (昭和55年)
- 携帯型ゲーム機「ゲーム&ウオッチ」発売
- アメリカ、ニューヨーク州に現地法人Nintendo of America Inc.を設立 - 1983年 (昭和58年)
- 東京証券取引所市場第一部に株式を上場
- 家庭用テレビゲーム機「ファミリーコンピュータ」を発売 - 1985年 (昭和60年)
- ファミリーコンピュータ用ゲームソフト『スーパーマリオブラザーズ』を発売 - 1989年 (平成元年)
- 携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」を発売 - 1990年 (平成2年)
- 家庭用テレビゲーム機「スーパーファミコン」を発売 - 1996年 (平成8年)
- 家庭用テレビゲーム機「NINTENDO64」を発売 - 2001年 (平成13年)
- 携帯型ゲーム機「ゲームボーイアドバンス」を発売
- 家庭用テレビゲーム機「ニンテンドー ゲームキューブ」を発売 - 2004年 (平成16年)
- 携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」を発売 - 2006年 (平成18年)
- 家庭用テレビゲーム機「Wii」を発売 - 2008年 (平成20年)
- 携帯型ゲーム機「ニンテンドーDSi」を発売 - 2011年 (平成23年)
- 携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」を発売 - 2012年 (平成24年)
- 家庭用テレビゲーム機「Wii U」を発売 - 2014年 (平成26年)
- 携帯型ゲーム機「Newニンテンドー3DS」を発売 - 2017年 (平成29年)
- 持ち運べる家庭用テレビゲーム機「Nintendo Switch」を発売 - 2018年 (平成30年)
- オンラインサービス「Nintendo Switch Online」を開始
中国内の検索エンジンで接続不能な "64"「六四天安門事件」とは?
天安門事件とは、1989年6月4日(日)に 北京の天安門広場で起こった民主化デモ。
最高幹部の一人 胡耀邦(こ ようほう)元総書記が亡くなったことで、主に政治改革を求める学生が抗議運動を展開。葬儀までに10万人が集結した。
胡耀邦は 学生たちが民主化を求める運動に理解を示す一人だったが、そのことで鄧小平から解任。鄧小平は、デモ鎮圧のために警察ではなく 軍隊を動員。
自国民に対し武器と戦車を導入し、強引にデモを鎮圧した。
天安門事件後、中国共産党は 死者数を319名と発表。しかし英国公文書の報告では 1万名以上の死者数となっている。
中国共産党の体質は、現在も根本的には変わっていない。同じ事態を繰り返すまいと 市民達を厳しい管理下に置く。
もちろん言論の自由などない。・・・より正確に言うならば、言論の自由はあっても「言論後の自由はない」。
「天安門事件」で隠蔽された具体的な内容と、監視統制(情報統制)
- 武力弾圧:
- 人民解放軍の部隊、装甲兵員輸送車、装甲車、トラック - 死者数:
- 1万名以上(英国政府公文書)※ 中国共産党は319名と発表 - インターネット検閲:
- 中国国内では天安門事件に関する情報は接続不可
("六四"、"六四天安門事件"。画像・声紋もAI技術の金盾計画GFW:グレートファイアウォールで検閲) - 出版統制:
- 天安門事件に関する書籍は一冊もない - メディア統制:
- 新聞に掲載後、記者は即刻逮捕
参考記事:
任天堂の歴史で見る国際ニュースの読み方
任天堂は、1889年 花札の製造に始まり、
日本初トランプを製造(1902年)。そして、1989年 六四天安門事件後の1996年に Nintendo64を販売。
2001年9月11日のアメリカ同時多発テロをきっかけに、アフガニスタンへの侵攻、イラク戦争(2003)とディープステートが暗躍する中、2004年ニンテンドーDSがリリース。
2016年、米大統領選でトランプ政権が発足。その後ディープステートからスイッチしたかのように、2017年Nintendo Switchを発売。
2020年、大ヒットした「あつ森」(あつまれ どうぶつの森)は 香港の民主化運動の活動拠点にも活用されたが、中国では販売禁止に。
Nintendo Switch Pro リリースの噂が囁かれているが、武漢肺炎(新型コロナウイルス)をきっかけとした米中貿易戦争の工場移転などの影響で2021年になるとの予測も。
2020年11月3日に米大統領選を控えているが、無意味な紛争から撤退しようとするトランプ政権が敗れれば、世界は軍事的な熱戦へ突入する可能性がある。
任天堂の強さの秘密 - 家族(家庭)の娯楽
不況に強い任天堂。歴史を振り返ると、花札製造から始まり、ゲーム&ウォッチ、ファミリーコンピュータ、そして Nintendo Switchに至るまで、数多くのヒット商品を生み出し続けてきた。
その強さの秘密は、家庭用テレビゲーム機として「家族で楽しめるエンターテイメント」に貢献していることが大きい。
「家庭」は社会の最小構成単位であり、人格形成におけるもっとも根底的な基盤。
古今東西・老若男女を問わず、人は生まれつき「家族で明るく楽しくワイワイ過ごしたい」という性質を持っている。
家族が楽しく過ごすためには、多少の出費は致し方ない。
→ 不況でも任天堂の商品が売れる というわけだ。
おすすめYouTubeチャンネル:『林原チャンネル』
さて、平穏な家庭が犠牲となる 軍事的、経済的、道徳的な紛争を、世界のほとんどの人々は望んでいない。
※ 道徳的な紛争とは、すなわち家庭倫理の崩壊
しかし それにも関わらず、「ディープステート」は紛争を引き起こそうと目論んでいる。
ディープステートについては、馬渕睦夫氏(日本国の元全権大使)がYouTubeで配信している「ひとりがたり馬渕睦夫」を、ぜひオススメしたい。
トランプ大統領 最後の聖戦 <米大統領選挙とその後の世界秩序#52 >
馬渕大使の著書:
学生と先生の対話形式となっており、非常に分かりやすい。
また、中国共産党による 連日の尖閣諸島への侵犯、産業スパイ、サイバー攻撃、ハニートラップ 等の被害を被っている我が国。
中国共産党の自国民に対する言論弾圧、虐殺のニュースを知れば、我が国も政治や経済で米国を選ぶか、中国共産党を選ぶべきかは自明の理。
日本政府や日本企業の正しい行動が、いま切に求められる。