【友達のABC】本当の友情を学べる英語の詩について
本当の友情とは何であるかを教えてくれる、英語の詩をご紹介します。
あなたが「友達」として付き合っている人物は、本当に「心の友」なのでしょうか? それとも「損得勘定による人間関係」なのでしょうか?
(※ 寂しさ・退屈さを解消する目的や、悪ふざけ・共犯が目的の場合などは、全て「損得勘定による人間関係」に該当します。)
人生には浮き沈みがありますから、損得勘定による人付き合いでは、いずれ関係が破綻することは明白。
一方、どんな時でもお互いが信頼しあえる「心の友」が1人でもいれば、人生は楽しいものになることでしょう。
以下にご紹介する「The ABC’s of Friendship(友達のABC)」からは、"本当の友情" を成すために必要な条件を 学び取ることができます。
The ABC’s of Friendship(友達のABC)
A friend... 友達とは...
Accepts you as you are あなたのあるがままを受け入れ、
Believes in "you" あなたを信じ、
Calls you just to say "Hi" あなたに "やあ" と気軽に声をかけ、
Doesn’t give up on you! あなたを、見放すことはしない。
Envisions the whole of you (even the unfinished parts) あなたの全てを見つめ(欠点でさえも)
Forgives your mistakes あなたの過ちをゆるし、
Gives unconditionally 無条件に与え、
Helps you あなたを助け、
Invites you over あなたを導き、
Just "be" with you ただ、いっしょに居てくれたり、
Keeps you close at heart あなたの心に近くあって、
Loves you for who you are あなたがあなたであるゆえに愛し、
Makes a difference in your life あなたの生活に、刺激も与え、
Never Judges 決して、裁かず、
Offer support あなたを支援し、
Picks you up あなたに勇気を与え、
Quiets your fears あなたの恐れをしずめ、
Raises your spirits あなたの精神を鼓舞し、
Says nice things about you あなたにふさわしい助言を与え、
Tells you the truth when you need to hear it あなたに必要がある時には、真実を伝え、
Understands you あなたを理解し、
Values you あなたを尊重し、
Walks beside you あなたのそばを歩み、
X-plains thing you don’t understand あなたの理解が及ばないことを教え、
Yells when you won’t listen and あなたが耳を傾けそうにない時には叫び、
Zaps you back to reality 現実に戻す為、あなたをコントロールする
"Flexible people don’t get bent out of shape." 融通のきく友達は、形にこだわらない。
英詩 The ABC’s of Friendship(友達のABC)について
この英詩、なんと英文各行の頭文字が A, B, C, ... Z とアルファベット順になっているんです。
遊び心も覗かせつつ、真の友情を成すために必要な条件が分かりやすく纏まっており、非常に素晴らしい作品ですね♪ なお、作者は不明だそうです。
※
この英詩は、多くの日本語ブログにて「The ABC's of a Friend(友達のABC)」と紹介されていますが、筆者が調べたところ「The ABC's of Friendship("友情" のABC)が正しいようです。また、本来最後の1行はありません。ここでは、敢えて日本での一般的な名称にてご紹介しています。
ところで、Wikipediaでは「友情」が次のように定義されています。
友情とは、共感や信頼の情を抱き合って互いを肯定し合う人間関係、もしくはそういった感情のこと。友達同士の間に生まれる情愛のこと。しかし、それはすべての友達にあるものではなく、自己犠牲ができるほどの友達関係の中に存在する。
真の友情について調べていくうちに、これらは「友達」だけに留まらず、恋愛・親子・師弟 などの様々な人間関係においても、当てはまる内容だと感じました。
損得ではなく 相手の内面を尊重する人間関係を築いていくことで、人生はより楽しく、より豊かになっていくような気がします。
本記事が、何らかのお役に立てましたら幸いです^^