インディアンの詩『招待』 - 名言からの教え
ネイティブ・インディアンの長老である「オライア・マウンテン・ドリーマー」。
彼のつくった詩『招待』は、人生に対する深い教えが込められた まさに名言(名文)。
以下に その全文を転載します。
※ この詩はSNS上で見つけて感動したのですが、どなたが発信元か不明なため 出典としてご紹介できません…。「我こそは第一情報源だ」という方は、ご連絡いただければ幸いです。
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あなたが生活のために何をしているかは、どうでもいいことです。
私は、あなたが何に憧れ どんな夢に挑戦するのかを知りたいと思います。
あなたが何歳かということも 関係のないことです。
あなたが愛や夢や冒険のために どれだけ自分を賭けることができるか知りたいのです。
あなたがどの星座の生まれかということも どうでもいいことです。
あなたが本当に深い悲しみを知っているか、人生の裏切りにさらされたことがあるか、それによって傷つくのが怖いばかりに心を閉ざしてしまっていないか を知りたいのです。
あなたが、自分のものであれ人のものであれ、痛みを無視したり、簡単に片づけたりせずに、それを自分のものとして受け止めているかどうかを知りたいのです。
また、喜びの時は、それが私のものであれ、あなたのものであれ、心から喜び、夢中になって踊り、恍惚感に全身をゆだねることができるかどうかを知りたいのです。
気をつけろとか、現実的になれとか、大したことはないさ などと言わずに。
私は、あなたの話すことが本当かどうかには関心ありません。
私は、あなたが自分自身に正直であるためには、他人を失望させることでさえ 敢えてすることができるかどうかを知りたいのです。
たとえ裏切りだと責められても、自分自身の魂を裏切るよりはその非難に耐える方を選ぶことができるかどうかを。
たとえ不誠実だと言われても、そんな時にあなたがどうするかによって、あなたと言う人が信頼に値するかどうかを知りたいのです。
私は、あなたが本当の美が分かるかを知りたいのです。
それが見た目に美しく見えない時でも、毎日そこから本当に美しいものを人生に汲み上げることができるかどうかを。
私は、あなたがたとえ失敗しても、それを受け止めてともに生きることができるかどうか、それでも湖の縁に立ち、銀色に輝く満月に向かって Yesと叫ぶことができるかどうかを知りたいのです。
あなたがどこに住んでいるか、どれだけお金があるかは どうでもいいことです。
それよりも、あなたが悲しみと絶望に打ちひしがれ、どんなに疲れ果てていても、また朝が来れば起き上がり、子供たちを食べさせるために しなければならないことをするかどうかを知りたいのです。
あなたが誰を知っているか、あなたがどうしてここに来たかは関係ありません。
私とともに決してひるまずに 炎の只中に立つことができるかどうかが知りたいのです。
あなたがどこで、何を、誰と勉強したかはどうでもいいことです。
私が知りたいのは、皆が見捨ててたった一人になった時、あなたの内側からあなたを支えるものは何かということです。
私は、あなたが自分自身としっかり向き合い、その何もない時間の中にいる自分を心から愛しているのかどうかを知りたいと思っているのです。
by オライア・マウンテン・ドリーマー
(ネイティブ・アメリカンの長老)
- 自分の本心を偽らないこと
- 自分の義務を放棄しないこと
- スピリチュアルな感性を重要視すること
- モラル(道徳心)
現代人が忘れかけている多くの大切なことを、このインディアンの詩からは学ぶことができそうですね ^^)
科学技術・貨幣経済が進歩した結果、「競争社会」とも揶揄されるようになった現代。
多くの人々が そうした「息が詰まりそうな価値観」で生きている現代社会だからこそ、「古き良き価値観」を学ぶことが大切だと感じます。