脳を活性化させて老化を防止する習慣8つ(食事・運動・会話・音楽 など)
脳を活性化させて老化を防止する「簡単な脳トレ習慣」8つをご紹介します。
誰も考えつかないような "斬新なアイディア" を提案したり、大量のレポートを一日で終わらせてしまう人。または「一を聞いて十を知る」というコトワザの如く、少しの説明を聞いただけで すぐに全体の内容を理解してしまう人。
そんな「仕事をテキパキとこなせる人たち」を総称して、「頭の回転が速い」もしくは「頭が良い」などと表現します。
頭が良い人ってカッコイイですよね!
「自分も頭が良くなりたいなぁ」と思ったことは、誰にでも一度や二度は経験があるのではないでしょうか?? ^^)
そんなご希望にお答えすべく、本稿では 脳を活性化させ お手軽に頭を良くする方法をご紹介します。
頭が良くなりたい! IQを高めたい! 創造力を鍛えたい! という人は必見♪
脳を活性化させる習慣とは
「慣れていないこと」言い換えるならば「新鮮な体験」は、脳の活性化に とても効果的。
・・・しかし「慣れていないこと」も、繰り返すことによって だんだんと「慣れて」きますよね?
そうなると、同じことをした場合でも 脳の活動がだんだんと鈍ってくるのです。
お決まりの行動パターンを繰り返す退屈な日常を「刺激が無い」などと表現しますが、・・・実はこれ、精神面だけではなく 脳へも悪影響。
運動不足で筋肉が退化してしまうように、刺激が無い毎日では 脳の機能もドンドンと衰えていきます。
では、そうした脳の退化を防止し、脳を活性化させるには どうしたら良いのでしょうか?
これは、冒頭でご説明したように「慣れていないこと = 新鮮な体験」を たびたび行えばよいのです。
脳が活性化することは「頭が良くなる」ことに繋がります!
以降の内容は、これらを踏まえてご覧ください。
1.利き手と反対の手を使う
漫画スラムダンクの「左手は添えるだけ」というフレーズは、とても有名です。
「シュートを放つ際、右手(利き手)がメインで、左手(利き手と反対の手)は補助をするだけ」という意図が込められているのですが、
・・・これが実は、バスケットボールだけではなく 日常生活のほとんどの動作においても当てはまります。
箸を持ったり、スマートフォンを操作したり、テレビのリモコンボタンを押したり、トイレットペーパーを使ったり、歯を磨いたり、服のボタンをはめたり、etc…。
よくよく意識してみれば、利き手しか使っていないことに気が付くでしょう。
慣れ親しんだ利き手での動作は もはや習慣化されており、「新鮮な体験」とは言えません。
しかし、これらの動作を利き手と反対側で行うことにより、全てが新鮮な体験に。
つまり、普段の日常生活を 利き手と反対の手で行うだけで、脳が活性化するのです!
いきなり日常生活の全てを 利き手と反対の手で行うと、かなり大変かもしれません。
まずは数個の項目に絞って、少しずつ利き手と反対の手を訓練していきましょう。
2.目と鼻と耳を閉じ、舌だけで食事
人が食事をする際、舌だけで料理を認識することは まずありません。
目の前にある料理を、始めに「目」で見て、次に「鼻」で臭いを嗅ぎ、最後に「舌」を使って食感と味を感じ、料理を認識します。
また、鉄板の上にあるステーキなどは、ジュージュー肉が焼ける「音」も、料理を認識する上で大きな要素になっています。
このように、人が食事を行う際は 五感をフル活用して料理を認識しているのです。
そして、意図的にこれら五感のいくつかを欠如させることで、全く見知らぬ料理を食べているかのような「新鮮な感覚」が生まれます。
※ 例えば、風邪などで鼻が詰まり "嗅覚" が欠如するだけでも・・・ 食事が全く別物に思えてしまい、食欲が無くなることがありますよね?? ^^)
アイマスクや耳栓、鼻を摘む 等を行い、視覚・聴覚・嗅覚を欠如させて 食事を行ってみましょう。
新鮮な感覚を味わうことで、脳が活性化しますよ!
3.めったに聴かないジャンルの音楽を聴く
音楽には クラシック、ジャズ、ロック など 様々なジャンルが存在します。
そして「普段よく聴く音楽」とは、その音楽を聴くことで 脳が心地よいと感じる状態だということ。
そのため「大好きな音楽」は 脳にとって良い刺激となります。
ここから更に一歩進んで「普段あまり聴かないジャンルの音楽」を聴いてみることで、より脳を活性化することができますよ!
4.知らない道を早歩きで散歩
早歩きで20分程度散歩するだけで、全身の血行が良くなり脳への血流量が増加。脳にも健康にもプラスの効果が期待できます。
そして「知らない道を歩くこと = 新鮮な体験」ですから、脳内へ新しい地図を作ることとなり 脳が活性化します。
駅から家までの帰り道など、普段とはちょっと異なる裏道を通ってみてはいかがでしょうか?
脳にも良いですし、何か新しい発見・出会いがあるかもしれません ^^)
5.視覚以外の感覚による物当てゲーム
人は90%以上の情報を「視覚」、つまり「目」から得ています。
目からの情報だけで物を判断(認識)するのに慣れすぎているため、視覚以外の情報から物を判断することは「新鮮な体験」となり、脳の活性化に繋がります。
例えば「袋の中に1円玉、5円玉、…、500円玉 を入れて 目隠し状態で手を差し込み、触感だけでコインを当てる」といったゲームをしてみましょう。
簡単かつ一人でも手軽に行うことができる、オススメの脳トレゲームです。
6.空想
空想とは、日常生活から全くかけ離れた別世界。そして 何かを想像する際に 脳はとても活性化するんです!
難しく考える必要はありません。
例えば「私がもし◯◯になったら?」「私がもし◯◯で生まれていたら?」「私がもし◯◯億円持っていたら?」という具合に、誰しもが つい考えたことがありそうなネタで、自分なりのオリジナリティ溢れる答えを考えれば良いのです。
「空想は時間の無駄」なんていう人もいますが、・・・空想は 想像力(創造力)を高め、脳機能を向上させるのに役立つんです!
7.読書では、速読ではなく精読
読書の際は、パラパラと流し読みする「速読」ではなく、じっくりと丁寧に読む「精読」を心がけましょう。
精読し「本の内容を理解すること」は大前提。その上で、要点を自分なりの言葉でまとめたり、本の内容に対し疑問を持ってみましょう。
「疑問を持つこと」は、本の内容をしっかり理解していないと不可能。本の内容に疑問を持ったならば、その疑問を解消するために どんどん他の本も読んでいきます。
読書は読解力や思考力が身につき、脳のパワーアップにとても有効です!
8.他人と会話
デジタル認知症の怖ろしさと、その予防方法について でもご紹介しましたが、「他者との会話」は脳にとって 非常にプラス。
何故ならば、「会話内容が以前と同じ」というのは まずあり得ません。会話とは 常に新しく生み出されるもの(=新鮮なこと)だからです。
「話を聴き、瞬時に内容を理解し、適切な反応を考え、喋る」という 一連の会話の流れは、脳をとても活性化します。
ぜひ多くの人々と交流し、会話を楽しみましょう!
脳トレにオススメの無料ゲーム
脳の活性化にオススメ! 脳トレ効果が期待できるゲームをご紹介します。
どちらも、無料 & ダウンロード不要。
スマホやタブレットからはゲームアプリのようにプレイできます。
この記事のまとめ
脳を活性化させて老化を防止する習慣8つ(食事・運動・会話・音楽 など)- 脳を活性化させる習慣とは
「慣れていないこと」「新鮮な体験」は、脳が活性化します。 - 利き手と反対の手を使う
今まで利き手で行ってきた日常生活のいろいろを、利き手と反対の手で行ってみましょう。 - 目と鼻と耳を閉じ、舌だけで食事
アイマスクや耳栓、鼻を摘む 等を行い、視覚・聴覚・嗅覚を欠如させて食事を行ってみましょう。 - めったに聴かないジャンルの音楽を聴く
普段あまり聴かないジャンルの音楽を聴くことで、さらに脳へと刺激を与えることができます。 - 知らない道を早歩きで散歩
「知らない道を歩くこと=新鮮な体験」。また、早歩きで20分ほど散歩することで 脳への血流量が増えます。 - 視覚以外の感覚による物当てゲーム
目からの情報だけで物を判断(認識)するのに慣れすぎている人類。視覚以外の情報から物を判断することは「新鮮な体験」となります。 - 空想
新しいことを想像(創造)する際に、脳はとても活性化します。 - 読書では、速読ではなく精読
要点を自分なりの言葉でまとめたり、本の内容に対し疑問を持ってみましょう。 - 他人と会話
会話とは 常に新しく生み出されるもの(=新鮮なこと)です。他者と会話をすることで、脳はとても活性化します。
ここでご紹介した内容以外にも、まだまだたくさん「新鮮で脳に良い体験」を得る方法はあると思います。ぜひ探しだしてみてください♪
(「脳に良い方法を探すこと」も、脳に良いことなんですよ 笑)
お役に立てましたら幸いです ^^)