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内臓脂肪を落とす効果的なダイエット方法5つ【ストレスは肥満の元】

内臓脂肪を落とす効果的なダイエット方法5つ【ストレスは肥満の元】

内臓脂肪を落とす効果的なダイエット方法について解説します。

内臓脂肪が溜まる原因は、ズバリ不健康な生活習慣&ストレス。日々の不摂生がたたり、ボヨ〜ンとたるんでしまったお腹。・・・非常にみっともないですよね??

しかし、ボヨボヨお腹のデメリットはそれだけではありません。腹部の脂肪は、なんと健康にも悪影響を及ぼします。


腹部に溜まる脂肪の中でも特に有害なのが、肝臓や腸など内臓の周囲に溜まる「内臓脂肪」と呼ばれる脂肪。

内臓脂肪は、心臓疾患・高血圧・動脈硬化・糖尿病といった生活習慣病、及び ガンの原因になると言われています。医療機関でメタボ(メタボリック・シンドローム)と診断される場合は、この内臓脂肪が大きな要因です。

ところで、健康面へ大きなリスクとなる内臓脂肪ですが、皮下脂肪に比べると、蓄積も早い分 実は減らすことも容易なんですよ♪

皮下脂肪:皮膚の下へ溜まる体脂肪。内臓脂肪ほどは健康面へのリスクが高くない脂肪。

内臓脂肪を落とす効果的なダイエット方法5つ【ストレスは肥満の元】

1.適切なカロリー制限

内臓脂肪を落とすには、何と言ってもカロリー制限が重要です。

米HHS(アメリカ合衆国保健福祉省)の発表によれば、リバウンドや体への負担が比較的少ない安全なダイエット推奨基準は、「一週間に0.45〜1kgの減量」とのこと。

これを達成するためには、手始めに今まで摂取していた一日の総カロリーを計算し、一日辺り500kcal〜1,000kcalを減らすことを目標にすると良いそうです。

白砂糖・食塩・トランス脂肪酸・飽和脂肪酸 が多く含まれている食品(ex お菓子類、ファーストフード、その他加工食品)の摂取をできるだけ控え、豆(穀物)・野菜・果物を多く摂るように心掛けましょう。

2.有酸素運動の習慣

「運動しないことは、憂鬱になる薬を服用しているようなものだ。」これは、ハーバード大学のタル・ベン・シャハー博士の著書を要約した内容です。

タル博士は"運動がもたらす精神面へのメリット"を挙げており、後述する「ストレス対策」においても、運動が非常に有意義であると説いています。

もちろん、運動には「肉体の健康維持」という、我々のよく知るメリットも存在します。

少なくとも一週間で2〜3時間程度の有酸素運動(ex マラソン、水泳、サイクリング、エアロビクス 等)を行うようにすると、健康維持という面で大きな助けになります。

そして、"健康維持"より一歩進んだ "減量"が目的の場合、米HHS(アメリカ合衆国保健福祉省)は一週間に6時間以上の有酸素運動を行うことを推奨しています。

一週間に6時間ということは、一日に約1時間弱の運動量。これは、ダイエットを始めたばかりの人にはかなり厳しい内容だと思われます。

独りで決心が鈍りそうな人は、ぜひ運動仲間を作り、共にダイエットに励んでください。

(※ なお、以前 綾瀬はるかのダイエット秘話にてご紹介した通り、女優の綾瀬はるかさんがダイエットを行った際は、仲間と励まし合ってモチベーションを高めていたそうです^^)

3.筋トレ(筋力トレーニング)をしよう

筋トレのメリット6つにてご紹介した通り、実は筋トレには様々な「ダイエット効果」及び「美容効果」があるんです!

筋トレはムキムキのボディビルダーを目指す男性だけが行う運動ではなく、老若男女全ての人にオススメしたい運動。

また、腹部の内臓脂肪を落とすからといって、腹筋だけをトレーニングすれば良いわけではありません。腕立て・スクワット・腹筋・背筋 といった筋トレを通し、肩・胸・お腹・背中・お尻・脚 の大きな筋肉を、バランスよく鍛えましょう。

そうすることでより多くのカロリーが消費され、内臓脂肪を落とすのに効果的です。

4.サーキット・トレーニング(有酸素運動と無酸素運動の繰り返し)をしよう

有酸素運動と無酸素運動を続けて繰り返す「サーキット・トレーニング」は、筋力と持久力を鍛えつつ、脂肪を非常に効率よく落とせることで注目を浴びています。

英学術誌"国際肥満ジャーナル"によれば、「2分間のマラソンと1分間の全力疾走」の繰り返しは、内臓脂肪だけではなく全身の脂肪を落とすのに、とても効果的とのこと。

なお、ジムでサーキット・トレーニングを行う場合は、予め運動メニューを決めておくなどし、「休息なく続けて運動を繰り返すこと」を意識します。

5.ストレスは肥満の元、ストレス解消を!

米ニューメキシコ大学の研究チームによれば、人がストレスを感じた際に分泌される「コルチゾール」というホルモンは、脂肪を澑めやすい働き(特に腹部へ)があるそうです。

そしてコルチゾールが分泌されると、食欲抑制ホルモンである「レプチン」の分泌量が減少、結果として過食気味になってしまうのだとか・・・。

一般的には、ストレスを解消するための方法として "瞑想" や上でご紹介した "運動すること" などが推奨されています。

ぜひ皆さん一人一人にとって、最も合うストレス解消法を見つけるようにしましょう。

この記事のまとめ

内臓脂肪を落とす効果的なダイエット方法5つ【ストレスは肥満の元】
  1. 適切なカロリー制限
    アメリカ合衆国保健福祉省は、安全なダイエットの推奨基準を「一週間に0.45〜1kgの減量」と発表しています。ダイエットの初心者は、一日辺りの摂取カロリーを500kcal〜1,000kcal減らすことから、まずは始めてみましょう。
  2. 有酸素運動の習慣
    一週間に2〜3時間以上の有酸素運動は、健康維持に大きな助けとなります。減量が目的の場合は、一週間に6時間以上の有酸素運動が推奨されています。
  3. 筋トレ(筋力トレーニング)をしよう
    腹部の内臓脂肪を落とすからといって、腹部の筋肉だけを鍛えるのはNG。効果的なダイエットのためには、全身の大きな筋肉をバランスよく鍛えましょう。
  4. サーキット・トレーニングをしよう
    「2分間のマラソンと1分間の全力疾走」の繰り返しは、内臓脂肪だけではなく全身の脂肪を落とすのにとても効果的です。
  5. ストレスは肥満の元、ストレス解消を!
    ストレスホルモンである「コルチゾール」は、脂肪を溜めやすく、食欲抑制ホルモンである「レプチン」の分泌量を減少させます。自身に最も合うストレス解消法を見つけるようにしましょう。

目指せ、引き締まった美しいお腹!

内臓脂肪を落としたナイスバディになるお役に立てましたら幸いです^^