【仲良し夫婦の特徴から学ぶ】夫婦関係を改善する具体的なアドバイス
仲良し夫婦の特徴から「夫婦関係を改善するヒント」を学んでみましょう。
※ 本稿は 夫婦のラブラブ度チェック で「均衡夫婦」と診断された方へのアドバイスとなります。
仲良し夫婦になりたいのに、なぜか停滞している「均衡夫婦」。実は あともう一歩の努力で「良好夫婦」へステップアップできる、惜しい状態です。
完璧な人間などいませんから、結婚生活の中で「パートナーに対する不満・要求」が生じるのは至極当然。
しかし、その時にアナタが取る行動によって、夫婦仲がグッと親密にもなれば、喧嘩の原因になることも…。
「不満・要求」を正しく対処し、「良好夫婦」となる方法を以下にご紹介します。
「均衡夫婦」の特徴
多くの夫婦に当てはまる「均衡夫婦」。夫婦仲が決裂しないよう努力しつつ、「現状維持」を保っている状態です。
パートナーへの不満を我慢することも多く、仕事や子育てなどで余裕がない時は危険信号。感情が溢れ出し、ついキツい言葉づかいになってしまいます。
夫婦喧嘩によって、パートナーと心の繋がりや一体感が薄れがちになることも。
そして、「夫(妻)がいるのに、なぜか寂しいと感じやすい」のも「均衡夫婦」の特徴です。
「均衡夫婦」のラブラブ度は、「冷戦夫婦」と「良好夫婦」の中間。あともう一歩の努力で「良好夫婦」へステップアップできる、実に惜しい状態。
パートナーへ要求し過ぎてしまうところを改善し、「現状維持」の夫婦関係から抜け出しましょう。
パートナーへ要求しすぎない
夫婦関係において、相手に要求し過ぎないことは とても大切。
パートナーに対する要求(期待)が大きいほど、期待に応えてくれないときの不満も大きくなるためです。
- 夫(妻)の態度が冷たい
- 夫(妻)は、私にだけ酷いことを言う
これらは「夫婦の悩みごと」のテッパンです。
では、「愛して欲しいけれど、それをパートナーへ要求しすぎてはいけない」・・・とすれば、果たしてどのように行動するのが正解なのでしょうか?
相手を変えようとせず、自分が変わる
パートナーに不満がある場合、まずは自らの態度を見直すことが先決。
変化とは、相手に要求するものではなく、常に「自分」から起こすものだからです。
夫婦仲の法則
ここで、夫婦関係における大切な法則をご紹介します。
あなたが先に パートナーへ関心をもつこと。そうすれば必ず相手も あなたに関心を持ってくれます。
あなたが先に パートナーを大切にすること。そうすれば必ず相手も あなたを大切にしてくれます。
この法則通りの成果を出すには、けっして焦ってはいけません。パートナーがお返し(愛情)をくれるまで、不満を言ったり 怒ったりせず、変わらない態度で大切にし続けましょう。
あなたに対するパートナーからの愛情は、大抵の場合 少し遅れてやってきます。
相手に要求する必要はありません。ただ あなたが変わりさえすれば、パートナーはやがて、あなたを愛してくれるようになります!
多くの夫婦が「均衡夫婦」もしくは「冷戦夫婦」にとどまる理由は、パートナーを大切にし続けることができず、要求合戦をしてしまうためです。
もしあなたが 本気で夫婦関係を修復したいならば、まずはパートナーを喜ばせることに集中しましょう。
パートナーを喜ばせるポイント
さて、「パートナーを喜ばせる」と言っても、独りよがりな「自己満」では むしろ逆効果。
夫(妻)が喜ぶことは何か、辛いことは何か、を知ることが先決です。
あなたは 普段からどれくらい「パートナーが喜ぶポイント」を知っているでしょうか?
- 夫(妻)の日々の楽しみは?
- 夫(妻)がドライブの時に聴きたい曲は?
- 夫(妻)があなたにやって欲しいこと、願っていることは?
- 夫(妻)が一番あなたの愛を感じるのはどんな時?
- 夫(妻)が休日にあなた(もしくは家族)と一緒にやりたいことは?
- 夫(妻)の悩みごとは?
- 夫(妻)があなたにやめてほしいと思っていることは?
- 夫(妻)が子供に関して最近気になっていることは?
- 夫(妻)が望んでいる性交渉の頻度は?
- 夫(妻)が一番イライラしてしまう日常の場面は?
パートナーが喜ぶポイントを知るには、「不満」をよく聞くこと。夫婦でリラックスできる時間をつくり、パートナーからの「不満」を聞いてみましょう。
その中には必ず、パートナーを喜ばせるためのヒントが隠されています。
夫(妻)の不満をうまく聞き出す方法
以下は、うまく「不満」を聞き出す会話の一例です。
夫:
(ベッドでゴロゴロしながら)「最近、僕に対して何か不満ある?」
妻:
「えーっとね、あなたがお風呂に入った後が汚くて、腹が立つんですけど(笑)」
夫:
「あ、やっぱり? ごめんごめん。他に何かある?」
妻:
「うーん、今のところ腹の立つことは他にはないかな」
夫:
「あ、そう。じゃあ手伝ってほしいことは?」
…
「不満」は 放置するほど大きく膨らむもの。週に一回くらいの「ガス抜き」は、夫婦関係の改善に効果的です。
パートナーの「不満」を聞いてあげることで、パートナーにストレスを与える自分から、パートナーを喜ばせる自分へと 変化させていきましょう!
疲れているときこそ協力し合う
家族が集う夕方〜夜の時間帯は、本来ならば 一日のうちで最も「幸せ」を感じれるはず。
しかし現実は、「昼間は一生懸命に働いているんだから、夜くらいは休ませてくれ!」という人がほとんど。家族や夫婦の時間よりも 自分の事情を優先してしまうのです…。
そうなると、夫婦間においては要求合戦が勃発…。パートナーの "しかめっ面" を見ながら生活するとしたら、・・・まさに家庭がストレス源に。
これでは夫婦関係が良くなるはずもありません。
損して得取る「良好夫婦」
「均衡夫婦」の上の「良好夫婦」では、ほぼ例外なく 家族団らんの時間に協力的です。
「え? 仕事でクタクタなのに もうひと頑張り?そんなことできないよ」と、思われるかもしれません。しかし、本当にそうでしょうか。
夫婦が共に疲れている時ほど、お互いに手伝ったり労ったりすることが重要です。
疲れていてもパートナー(家族)が喜ぶことをする。そこには感謝と笑顔が生まれ、多くのストレスも軽減されることでしょう。
「損して得取れ」というコトワザのように、「はじめの自己犠牲」が 後に「大きな幸せ」として返ってくるのが「夫婦」です。
夫(妻)が冷たい態度をとる理由
パートナーとは、まさしく「あなたを映す鏡」。
もし あなたがパートナーへ尽くしてきたのであれば、パートナーは あなたの話に耳を傾け、できるだけ多くの時間を共にしたいと願うはずです(良好夫婦)。
しかしその逆だとしたら、時間の経過と共に夫婦関係が冷え切っていくことは 言うまでもありません(冷戦夫婦、敵対夫婦)。
過ごし方を15分間だけ変えてみよう
仕事から帰宅した「最初の15分間」の過ごし方を変えてみましょう。
パートナーの顔を見ながら「ただいま」の挨拶をし、「今日はどんな一日だった?」と 相手へ関心を示します。
これが習慣化すれば、夫婦関係は確実に改善していくでしょう。愛情表現をする機会も自ずと増えていきます。
逆に言えば、「もうひと頑張り」が足りないせいで、「均衡夫婦」は「良好夫婦」へとステップアップできないのです。
「相手を怒らせないように」と神経をすり減らすよりも、「相手を喜ばせる(不満を聞き出す)」ことへ意識を向けましょう。
まずは小さな変化でも、自分から起こすことが大切なのです。
オススメ本の紹介
最後に、夫婦関係の改善にオススメな一冊をご紹介します。
男女の違いを理解し、お互いを高め合えるようになるヒントが詰まっています。
この記事のまとめ
【仲良し夫婦の特徴から学ぶ】夫婦関係を改善する具体的なアドバイス- 「均衡夫婦」の特徴
夫(妻)がいるのに寂しいと感じやすい。 - パートナーへ要求しすぎない
要求(期待)が大きいほど、期待に応えてくれないときの不満が大きくなる。 - 相手を変えようとせず、自分が変わる
あなたが変われば、パートナーは自ずと あなたを愛してくれるようになる。 - パートナーを喜ばせるポイント
「不満」を聞き出す。その中には パートナーを喜ばせるヒントが隠されている。 - 疲れているときこそ協力し合う
仕事から帰宅した「最初の15分間」を変えてみよう。 - 夫婦関係の意識改革
「相手を怒らせないように」と神経をすり減らすよりも、「相手を喜ばせる(不満を聞き出す)」ことへ意識を向ける。
「均衡夫婦」が「良好夫婦」へとステップアップする方法をご紹介しました。
"もうひと頑張り" の努力で、パートナーとラブラブな結婚生活を楽しみましょう!
次回は 良好夫婦から学ぶ夫婦円満の秘訣 をご紹介します。