【夫婦円満の秘訣】いつまでもラブラブの結婚生活を送るコツとは?
いつまでもラブラブな結婚生活を送るための「夫婦円満の秘訣」をご紹介します。夫婦関係を良好に保つコツを知って、おしどり夫婦を目指しましょう!
※ 本稿は 夫婦のラブラブ度チェック で「敵対夫婦」「冷戦夫婦」「均衡夫婦」「良好夫婦」と診断された方へのアドバイスとなります。
あなたは「家和万事成(家和して万事成る)」という儒教の教えを聞いたことがあるでしょうか?
「家庭が全ての基礎であり、心身の健康や社会的成功なども 家庭を円満に保つことで上手くいく」という意味です。
これは決して迷信の類ではなく、当サイトでは「愛のある家庭が人生へ及ぼす影響」について、度々ご紹介してきました。
夫婦関係とは「家庭の要(かなめ)」。家庭内における諸問題(ex 子供の素行不良、嫁姑問題 など)は、夫婦仲が良好であれば 自ずと解決に向かいます。
パートナーは、世界一 私を理解してくれる存在
夫婦のラブラブ度チェック で「良好夫婦」と診断された夫婦には共通点があります。それは「お互いについて良く話し合い、尽くし合ってきた」ということ。
そのため深い信頼関係で結ばれており、簡単に崩れることはありません。「夫(妻)= 世界で一番 私を理解してくれている存在」です。
「良好夫婦」にとって、夫(妻)の不満を聞くことは苦痛ではありません。それらに誠実に向き合うことが「夫婦の絆をより深める秘訣」だと 心得ているからです。
パートナーの悩みを解消してあげることで自分も嬉しい。その結果 夫婦愛も深まった! ・・・ということを「良好夫婦」は幾度も経験しています。
利他の精神が円満を生み出す
「良好夫婦」が他の夫婦と異なる点は、夫と妻がお互いに「自分の方がより多く相手のために尽くすものだ」と認識しているところ。
すなわち「結婚における利他の精神*」。
* 利他 - 自分以外の益となるように行動すること。分かりやすく言えば「自己中」の真逆。
夫:
結婚してから死ぬまでの間、妻が俺に尽くしてくれるよりも、俺の方がもっと多く 妻に尽くそう。
妻:
結婚してから死ぬまでの間、夫が私に尽くしてくれるよりも、私の方がもっと多く 夫に尽くそう。
「良好夫婦」である彼ら・彼女らの意識中には、上記が「既婚男性・既婚女性の "当然の姿" 」としてインプットされているのです!
そのため、パートナーの態度に左右されることなく、一貫して相手に尽くします。
しかし 多くの夫婦に当てはまる「均衡夫婦」では、結婚に対する精神が「利他」と「要求」の中間。パートナーの態度が変化することで 自分も影響を受けてしまう状態です。
さらに、仮面夫婦である「冷戦夫婦」や、離婚寸前の「敵対夫婦」に至っては、結婚に対する精神が「利己(自己中)」。パートナーへ より多くを求めるため、要求合戦が繰り広げられます…。
どんなカップルでも「良好夫婦」になれる
さて、こうした話を聴いて「そもそも聖人君子のような人格者カップルでなければ、良好夫婦になれないのでは?」と思った方も多いことでしょう。
しかし難しく考える必要はありません。どんなカップルでも「結婚における利他の精神」を自らの中に芽生えさせていくことで、「良好夫婦」へとステップアップできるのです。
夫婦は結婚生活を通して成長していく
多くの「良好夫婦」が、結婚生活を通してお互いに成長することができたと語っています。決して結婚当初から人格者だったわけではないのです。
相手のために尽くすという「行動」を通し、お互いが成長した結果、「良好夫婦」へ到達。
こうした「結婚における利他の精神」は、「パートナーを喜ばせることが自分の喜びにも繋がる」という経験を繰り返すことで、徐々に強まっていきます。
これには
- 対話
- お互いへの関心(理解)
- 夫婦の時間(共同作業)
ぜひ 夫婦関係を改善する具体的なアドバイス を参考にしてください。
夢や目標を共有する「シナジー夫婦」
さて、夫婦仲が申し分ない「良好夫婦」にも、実は さらに上の段階があります。
「良好夫婦」が夢や人生の目標を深く共有し、好循環(運気アップ)が止まらない状態。筆者はこれを「シナジー夫婦」と呼んでいます。
例えば「新しい事業を成功させる」といった社会的な目標 〜「毎日夕食を一緒に食べようね」といった家庭的な目標に至るまで、夫婦が同じ方向を向き、励ましあっている状態のことです。
シナジー夫婦チェック項目
あなたの夫婦が、人生・夢・目標をどれくらい共有しているか、以下を参考にしてみてください。
- 育児方法や子供の将来について
- 老後の過ごし方や楽しみについて
- 死ぬまでにやりたいことについて
- 夫婦や家族で大切にしたい価値観や習慣について
- 10年後、20年後に「こうありたい」と思う家族像について
- パートナーの夢実現について
- 趣味や個性を生かした社会貢献や社会的成功について
いかがでしょうか?
「シナジー夫婦」では、特に6と7の項目において「夫(妻)が最良のコーチ」となる場合が多くあります。
夫の夢を実現するために 長所や短所を知り尽くしている妻が 全面的にサポートする、といった感じ。
同じ目標に向かって協力し合う夫婦は、たとえ挫折を味わったとしても お互いがエールを送り合っているため、速やかに自信を取り戻すことができます。
夫婦二人三脚で叶えた「三浦文学」
小説『氷点』『塩狩峠』の著者 三浦綾子さんご夫婦は、非常に深い絆で結ばれていたことで有名です。
脊椎カリエス、直腸がん、パーキンソン病など多くの病を経験した三浦綾子さんは、ある時期からペンを握って原稿を書くことが難しくなりました。
そのため、夫である光世(みつよ)さんが 綾子さんの話す言葉を代筆する、といった形で多くの作品を作り上げていったそうです。
偉大な三浦文学は、献身的な光世さん(夫)の支えによって誕生したといっても 過言ではありません。
夫婦関係の危機こそ 成長のチャンス
いくら仲良し夫婦だとしても、時には「危機的状況」に陥ることもあります。
お互い「良いこと」だと信じている価値観が異なったり、夢や目標が相容れないものとなった場合、夫婦関係にとって大きな試練を迎えます。
ただし、乗り越える方法が無いわけではありません。言い換えるならば「夫婦関係の危機こそが、成長のチャンス」。
夫婦が真正面から向き合うことで、二人の関係は さらにレベルアップすることでしょう。
そのためには、「お互いの考え方(人生観)」についての 深い話し合いが必要不可欠。
「パートナーの考えは理解できない」「私とは違う」と切り捨てずに、理解しようと努力することが大切です。
夫婦のコミュニケーションとは、時に予期せぬ「覚醒」を起こすもの。お互いを理解しようとする過程で、離婚危機から一変「シナジー夫婦」へと変貌する夫婦もいるのです。
もしも「別々の人生を歩んだ方が良い(離婚)」と思える瞬間があったとしても、ぜひ もう一度 パートナーと向き合ってみてください。
深い信頼関係で結ばれた夫婦ならば、必ず「良い知恵」が閃くはずです。
その「知恵」が新たな好循環を生み出し、夫婦関係をさらなる高みへと成長させてくれることでしょう。
オススメ本の紹介
最後に、夫婦関係の改善にオススメな一冊をご紹介します。
男女の違いを理解し、お互いを高め合えるようになるヒントが詰まっています。
この記事のまとめ
【夫婦円満の秘訣】いつまでもラブラブの結婚生活を送るコツとは?- パートナーは、世界一 私を理解してくれる存在
良好夫婦にとって、夫(妻)の不満を聞くことは 苦痛ではない。 - 結婚における利他の精神
「自分の方が、より多くパートナーへ尽くすのが当然」という意識。 - 誰でも良好夫婦になれる
良好夫婦でも、結婚当初から人格者だったわけではない。利他の精神は「パートナーが喜ぶと自分も嬉しい」という経験の繰り返しで養われる。 - 夢や目標を共有する「シナジー夫婦」
良好夫婦のさらに上。夫婦が同じ目標に向かって 励まし合っている状態。パートナーが 自分にとって最良のコーチ。 - 夫婦関係の危機こそ 成長のチャンス
お互いを理解しようと努めることで、夫婦関係は覚醒する。
夫婦関係が改善することで、人生は劇的に楽しくなります。
冒頭でご紹介した儒教の教え「家和万事成(家和して万事成る)」を念頭に、ぜひ、円満な夫婦を目指しましょう!