ボクシングのカウンターの打ち方・コツ・威力を動画で解説
ボクシングのカウンターの打ち方・コツ・威力を動画で解説します。
カウンターとは、相手がパンチを打ってくると同時に こちらもパンチを打つ、高度なボクシングテクニックです。
相手のパンチを避けて(もしくは ブロックして)こちらが攻撃をするため、相手のガードの隙を突くことができます。そのため、通常の攻撃に比べて、パンチがクリーンヒットする確率が上がります。
また、相手が打ったパンチの勢いを こちらの攻撃に利用できるため、通常のパンチよりも与えるダメージが大!
※ カウンター攻撃の最高の魅力は、パンチの威力だと筆者は考えています。
実践で使えるカウンターのテクニック
↑元世界王者である長谷川穂積選手が、実践で使ったカウンターを浴びせるテクニックです。とても勉強になります。
左ストレートでのカウンター
相手の左ストレートを右手でストッピング(手でブロック)し、同時にこちらの左ストレートでカウンター。
しっかりと相手のパンチを止めて、相手の腕が元の構えに戻る前に、こちらのパンチを打つのがコツです。
右ストレートでのカウンター
相手の右ストレートを左手でストッピングし、同時にこちらの右ストレートでカウンター。
相手の右腕が戻り切る前に、こちらは脇を締めて素早く腰を回転させてパンチを打つのがコツです。
相手の左ストレートに、右ストレートでカウンター
↑相手のストレート系パンチに重ねるようにして、カウンターを浴びせるテクニックです。
相手の左ストレートをかわし、相手の伸びている左腕の外側から、自分の右腕を被せるようにして右ストレートを打ちます。
このカウンターは左ストレートを避けにくいため、パンチを見切るのに失敗すると、こちらも大ダメージを喰らう可能性があることに注意が必要です。
※ 冒頭で書いたように、相手の左ストレートの勢いに、自分の右ストレートの勢いが加わっているため。
ライトクロス:相手の右ストレートに、右ストレートでカウンター
頭を左に移動させて相手の右ストレートをかわし、同時にこちらの右ストレートを叩き込むカウンターです。
強力なカウンターであり、相手のパンチがヒットする直前で避けるほど、カウンターの威力が上がります。
度胸と動体視力が要求されますが、カウンターに成功すると一撃KOも狙えます。