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【iPhone進化の歴史】初代iPhone〜iPhoneXS/XS Max/XRまで、スペック・追加機能を比較

【iPhone進化の歴史】初代iPhone〜iPhoneXS/XS Max/XRまで、スペック・追加機能を比較

初代iPhone〜iPhoneXS/XS Max/XRまで、iPhone進化の歴史をスペックや追加機能を比較しながら、詳しく解説します。

今では生活の一部となったスマートフォン。特にiPhoneは日本での人気が根強く、新しいバージョンが発売される度に 大きな話題を呼んできました。

しかし意外と知らないのが 、iPhone初代の発売日・性能や、その後どのように新機能が盛り込まれてきたのかという、いわゆる「iPhoneの歴史」。

iPhoneの歴史を知ることで、今まで以上に iPhoneの魅力を感じていただけると思います♪

【iPhone進化の歴史】初代iPhone〜iPhoneXS/XS Max/XRまで、スペック・追加機能を比較

【初代iPhone】携帯電話業界を震撼させる大革命

初代iPhoneimage source

2007年1月9日に開催された "MacWorld Expo 2007" にて、当時AppleのCEOであるスティーブ・ジョブス氏は、突如としてiPhoneを発表しました。

iPod(デジタルオーディオプレイヤー)・通話機能・インターネット/電子メールの機能をあわせ持つ、全く新しいタイプの携帯型情報端末の発表に、メディアもアメリカ国民も大注目!

同年6月29日の発売日には、iPhoneを手に入れようとする人々で Appleストアに長蛇の列ができました。(※ 初代iPhoneはアメリカ国内でのみ発売。)


初代iPhoneの発売当時、日本ではガラ携の絶頂期。ガラ携メーカー各社が、様々なオリジナル機能を備えた新商品を乱立させている状況でした。

  • iPhoneがガラ携にありがちな「物理キーボード」ではなく、「ソフトウェアキーボード」であったこと。
  • 日本独自の携帯コンテンツにiPhoneが未対応なこと。

上記の理由により、専門家の間ですら「iPhoneは日本では受け入れられないだろう」という見方が強かったようです。(今となっては考えられませんね… ^^)

※ 物理キーボード:下記写真のように、文字ボタンが画面の外に独立して存在している物。これとは逆で、入力時の画面内に文字ボタンが自動表示されるものを「ソフトウェアキーボード」と言います。

ハードウェアキーボード端末の例

初代iPhoneの主なスペック

iOSiPhone OS 1.0 〜 3.1.3
CPUARM 1176JZ(F)-S 412MHz
L2キャッシュ:なし
メモリLPDDR SDRAM 128MB
ストレージ4GB, 8GB, 16GB
ディスプレイ3.5インチ(画面縦横比3:2) 163ppi
センサー現在位置取得, 加速度センサー, 近接センサー, 環境光センサー
カメラ
(背面)
200万画素
動画撮影機能:なし
カメラ
(正面)
なし
バッテリー1,400mAh
SIMmini SIM
シルバー

【iPhone3G】日本で初めて販売されたiPhone

iPhone3Gimage source

2008年6月9日、"WWDC 2008" にてiPhone3Gが発表されました。そして日本を含む世界22地域にて、同年7月11日に発売開始。

初代iPhone発表当時の専門家たちの予想は覆され、iPhoneは日本中で大人気。発売日には日本各地で長蛇の列ができ、iPhone旋風が巻き起こりました!

また、今ではすっかりお馴染みになったAppStoreがサービスを開始したのも、このiPhone3G発売と同時でした。


さて、当時Appleは「iPhoneを取り扱うのは、1ヶ国につき1キャリアのみ」という方針を取っており、日本では孫正義氏の熱意によってsoftbankが選ばれました。

iPhone発売前までの 日本における携帯キャリア各社のイメージは、
「ビジネスの場ではdocomo、お洒落な人はau、貧乏人はsoftbank」
というもの。

softbankと言えば、docomoユーザや auユーザから馬鹿にされる対象でした。


しかしiPhoneの発売に伴い、それまでのsoftbankに対する負のイメージは一気に払拭。

「iPhoneに社運をかける」として一世一代の大勝負に出た孫正義社長の手腕は、お見事という他ありません ^^)

iPhone3Gの主なスペック

※ 初代iPhoneとの変更点は太字

iOSiPhone OS 2.0 〜 iOS 4.2.1
CPUARM 1176JZ(F)-S 412MHz
L2キャッシュなし
メモリLPDDR SDRAM 128MB
ストレージ8GB, 16GB
ディスプレイ3.5インチ(画面縦横比3:2) 163ppi
センサーGPS、加速度センサー, 近接センサー, 環境光センサー
カメラ
(背面)
200万画素
動画撮影機能:なし
カメラ
(正面)
なし
バッテリー1,150mAh
SIMmini SIM
ホワイト, ブラック

初代iPhone → iPhone3Gへの大きな変更点は、何と言ってもGPSチップが搭載されたこと。

これにより位置情報をメートル単位で取得できるようになり、さらにAppStoreがサービス開始したことで、位置情報を利用したアプリが次々に登場するようになります。

【iPhone3GS】MMSに対応し、動画撮影が可能になったiPhone

iPhone3GSimage source

2009年6月9日、"WWDC 2009" にてiPhone3GSが発表されました。そして同年6月26日に日本で発売開始。

iPhone3Gに比べ最大2倍も処理性能が高速化し、バッテリー寿命も伸びました。

さらに、ビデオ撮影機能・音声コントロール・アクセシビリティ・デジタルコンパスといった、昨今のiPhoneでは当たり前となっている機能が追加されたのも、iPhone3GSです。

また、MMSに対応し "◯◯◯@i.softbank.jp" だけではなく "◯◯◯@softbank.ne.jp" のメールアドレスを送受信することが可能となりました。

iPhone3GSの主なスペック

iPhone3Gとの変更点は太字

iOSiPhone OS 3.0 〜 iOS 6.1.6
CPUSamsung S5PC100 600MHz
L2キャッシュ:256KB
メモリLPDDR SDRAM 256MB
ストレージ8GB, 16GB, 32GB
ディスプレイ3.5インチ(画面縦横比3:2) 163ppi
センサーGPS, デジタルコンパス, 加速度センサー, 近接センサー, 環境光センサー
カメラ
(背面)
300万画素
動画撮影:VGA-30fps
カメラ
(正面)
なし
バッテリー1,219mAh
SIM mini SIM
ホワイト、ブラック

【iPhone4】Retinaディスプレイを初めて搭載したiPhone

iPhone4image source

2010年6月7日、"WWDC 2010" にてiPhone4が発表されました。そして同年6月24日に発売開始。

iPhone4では、背面がそれまでの「丸みを帯びたポリカーボネート製」から「平坦な強化ガラス製」となり、小型化が図られました。

また、これまでは他社製品を使用していたCPUから、Apple製オリジナルCPUへと移行(Apple A4)。そしてディスプレイ解像度も「Retinaディスプレイ」と呼ばれる高精細の液晶画面を採用しました。

(このRetinaディスプレイの解像度は、なんとiPhone3GSの4倍です!


iPhone4の発売前に初代iPadが発表・発売されたこともあり、それまでは「iPhone OS ◯◯」と名付けられていたOSが、iPad, iPhone, iPod touchにて共通で使用可能という意味をこめて「iOS ◯◯」という名称に変更されたのも、ちょうどこの頃。

また、iPhone4の16GBは、世界で初めてsoftbankが「新機種の端末代金-実質無料キャンペーン」を行ったことでも話題を呼びました。

iPhone4の主なスペック

iPhone3GSとの変更点は太字

iOSiOS 4 〜 7.1.2
CPUApple A4 800MHz
L2キャッシュ:640KB
メモリLPDDR SDRAM 512MB
ストレージ8GB, 16GB, 32GB
ディスプレイ3.5インチ(画面縦横比3:2) 326ppi
センサーGPS, デジタルコンパス, 加速度センサー, 近接センサー, 環境光センサー, 3軸ジャイロスコープ
カメラ
(背面)
500万画素
動画撮影:HD720p-30fps
カメラ
(正面)
30万画素
動画撮影:VGA-30fps
バッテリー1,420mAh
SIMmicro SIM
ホワイト, ブラック

※ iOS 4から、マルチタスク(複数のアプリを同時に動かす)機能、ホーム画面のフォルダ分け機能、がサポートされました。

【iPhone4s】スティーブ・ジョブス最期の遺品

iPhone4Simage source

2011年10月5日、iPhone4sが発表されました(※ 発表当初は "iPhone4S" という表記だったのですが、後にiPhone5sが発表されたことで、4S → 4sに表記変更)。そして日本を含む世界7地域で、同年10月14日に発売開始。

CPUにApple5チップを搭載し、グラフィック性能はiPhone4の7倍にまで向上しました。

800万画素の静止画撮影や、FullHDの動画撮影が可能になり、カメラの性能が一昔前のデジカメ並に進歩。さらに、ストレージに64GBモデルが登場したのもiPhone4sからです。

また、このiPhone4sに搭載されているiOS5から、Appleのクラウドサービスである「iCloud」が始まりました。そして、利用者の音声で応答や処理を行う「Siri(自然言語処理システム)」が登場したのも、同OSからです。


・・・ところで非常に残念な出来事ですが、iPhone4sが発売される少し前に、IT業界の巨星スティーブ・ジョブズ氏が亡くなりました。そのためiPhone4sは「スティーブ・ジョブス最期の遺品」ということも後押しし、世界中で人気が大爆発!

なお日本においては、iPhone4sからsoftbankの独占販売が崩れ、auでもiPhoneが取り扱われるようになりました。

iPhone4sの主なスペック

iPhone4との変更点は太字

iOSiOS 5 〜 9.3.5
CPUApple A5 800MHz
L2キャッシュ:1MB
メモリLPDDR2 SDRAM 512MB
ストレージ8GB, 16GB, 32GB, 64GB
ディスプレイ3.5インチ(画面縦横比3:2) 326ppi
センサーGPS, デジタルコンパス, 加速度センサー, 近接センサー, 環境光センサー, 3軸ジャイロスコープ
カメラ
(背面)
800万画素
動画撮影:FullHD1080p-30fps
カメラ
(正面)
30万画素
動画撮影:VGA-30fps
バッテリー1,420mAh
SIMmicro SIM
ホワイト, ブラック

※ パノラマ撮影・静止画撮影時の顔検出、ロック画面でのカメラアクセス機能が追加されたのは、iOS5からです。

【iPhone5】LTE初対応のiPhone

iPhone5image source

2012年9月12日にiPhone5が発表。日本を含む世界の9カ国にて、同年9月21日に発売開始。

iPhone4sまでは3.5インチ画面でしたが、iPhone5からは縦長の4インチ画面になりました。

iPhone4sと比較し、CPUとグラフィック性能が最大2倍まで向上。さらに、3G通信の次世代規格である「LTE」に対応したのも 同モデルからです。

また、外部との接続ケーブルに、従来までのDockコネクタではなく、新たな「Lightningコネクタ」が採用されました。


ところで、iPhone5ではiOS6が初期OS。このiOS6からは、iOS5まで標準装備されていたGoogleMap/YoutubeといったGoogle製アプリが削除され、地図はApple製アプリへと変更。また、Facebook/TwitterとiOSとの連携が強化されました。

・・・しかし、Apple製の地図アプリは、その余りの精度の低さ故にiPhoneユーザから苦情が殺到。(かの有名な「パチンコガンダム駅」騒動は、覚えている方も多いのではないでしょうか? ^^)


iPhone5の日本での販売キャリアは、4sの時と同じくsoftbankとau。そのため、どちらの通信回線の品質が良いか、二社の間で競争が繰り広げられました。

auが販売当初からテザリングOKと発表するやいなや、softbankもテザリング解禁を急遽発表。

また、LTE網を強化するためsoftbankがイー・アクセスを完全子会社化する(2012年10月1日)など、iPhone5発売を機に、通信業界に慌ただしい動きがありました。

iPhone5の主なスペック

iPhone4sとの変更点は太字

iOSiOS 6 〜 10.3.3
CPUApple A6 1.3GHz
L2キャッシュ:1MB
メモリLPDDR2 SDRAM 1GB
ストレージ16GB, 32GB, 64GB
ディスプレイ4インチ(画面縦横比16:9)326ppi
センサーGPS, デジタルコンパス, 加速度センサー, 近接センサー, 環境光センサー, 3軸ジャイロスコープ
カメラ
(背面)
800万画素
動画撮影:FullHD1080p-30fps
カメラ
(正面)
120万画素
動画撮影:HD720p-30fps
バッテリー1,440mAh
SIMnano SIM
ホワイト, ブラック

【iPhone5s/iPhone5c】TouchID搭載で指紋認証 / モバイル通信キャリア大手の三つ巴の戦い開始

iPhone5simage source

2013年9月10日、Apple本社にてiPhone5sとiPhone5cが発表。日本を含む11地域で同年9月20日より販売が開始されました。

iPhone5cは、iPhone5sの廉価版(機能制限版)。そのぶん価格が安くなるため、低所得者層向けにシェアを拡大しようというAppleの狙いがあったと言われています。

しかし、廉価版のiPhone5cであってもAndroid携帯に比べると割高であったため、またもや世界中から苦情が殺到。

この件についてAppleCEOのティム・クック氏は「低価格の電話を売ることを目標にしたつもりはない」とコメントしましたが、・・・真相はいかに?


iPhone5sは画面サイズこそiPhone5と大差ないものの、CPUに大きく改良が加えられています。

iPhone5sに搭載されている「Apple A7」は、スマートフォン初となる64bitCPU。その処理速度はiPhone5に比べ、最大2倍まで向上しているとのこと。

さらにApple A7とは別に、モーション処理用のチップである「Apple M7」を搭載。これにより、加速度センサー/ジャイロセンサー/電子コンパス 等の処理がCPUから切り離され、CPU負荷が軽減。そのお陰でバッテリー消費が改善されました。

また、iPhone5sには「指紋認証センサー(Touch ID)」が搭載され、パスワードではなく指紋認証でiPhoneのロックを解除することが可能となっています。


そしてiPhoneの歴史を語る上で無視できないのが、「iPhone5s/5cからは、NTT docomoがiPhoneの取り扱いを開始した」ということ。

これにより、携帯主要キャリア3社(docomo, au, softbank)の三つ巴の戦いが、iPhone戦線でも繰り広げられるようになりました。

もちろん、我々消費者にとっては良い傾向です ^^)

iPhone5cの主なスペック

iPhone5との変更点は太字

iOSiOS 7 〜 10.3.3
CPUApple A6 1.25GHz
L2キャッシュ:1MB
メモリLPDDR2 SDRAM 1GB
ストレージ8GB, 16GB, 32GB
ディスプレイ4インチ(画面縦横比16:9) 326ppi
センサーGPS, デジタルコンパス, 加速度センサー, 近接センサー, 環境光センサー, 3軸ジャイロスコープ
カメラ
(背面)
800万画素
動画撮影:FullHD1080p-30fps
カメラ
(正面)
120万画素
動画撮影:HD720p-30fps
バッテリー1,510mAh
SIMnano SIM
ブルー, グリーン, ピンク, イエロー, ホワイト

iPhone5sの主なスペック

iPhone5との変更点は太字

iOSiOS 7 〜
CPUApple A7 1.3GHz
L2キャッシュ:1MB。64bit
メモリLPDDR3 SDRAM 1GB
ストレージ16GB,  32GB,  64GB
ディスプレイ4インチ(画面縦横比16:9) 326ppi
センサーGPS, デジタルコンパス, 加速度センサー, 近接センサー, 環境光センサー, 3軸ジャイロスコープ, 指紋認証(Touch ID)
カメラ(背面)800万画素
動画撮影:FullHD1080p-30fps
スローモーション:HD720p-120fps
カメラ(正面)120万画素
動画撮影:HD720p-30fps
バッテリー1,560mAh
SIMnano SIM
スペースグレイ, シルバー, ゴールド

【iPhone6/iPhone6 Plus】更なる大画面化とNFC搭載

iPhone6/iPhone6Plusimage source

2014年9月9日、iPhone6/6Plusが発表されました。日本では同年9月12日に予約開始、そして 日本を含む10の地域にて同年9月19日より先行発売されました。

iPhone5s/5cと同様に docomo, au, softbankの3キャリアから発売される他、なんとAppleストアにおいてもSIMフリーモデルが発売開始!

iPhone5sに比べ画面サイズが大きくなり、iPhone6は4.7インチ、iPhone6Plusは5.5インチ(千円札とほぼ同じ大きさ)となります。


CPUにはApple A8が搭載され、iPhone5sに比べて処理速度が25%の高速化、GPU(グラフィック性能)については50%の高速化を実現。

iPhone5sから搭載されたモーションプロセッサは、iPhone6/6Plusでは「Apple M8」を搭載。従来プロセッサの機能に加え、新しく「気圧(高度)」が測定可能となっています。

また、おサイフケータイでお馴染みの「NFC(近距離無線通信)」が搭載されているのも、注目するポイント。指紋認証と合わせて、iPhoneによる新しい決済手段として注目されました。

iPhone6の主なスペック

iPhone5sとの変更点は太字

iOSiOS 8 〜
CPUApple A8 1.4GHz
L2キャッシュ:1MB。64bit
メモリLPDDR3 SDRAM 1GB
ストレージ16GB, 64GB, 128GB
ディスプレイ4.7インチ(画面縦横比16:9) 326ppi
センサーGPS, デジタルコンパス, 加速度センサー, 近接センサー, 環境光センサー, 3軸ジャイロスコープ, 指紋認証(Touch ID), 気圧計NFC
カメラ(背面)800万画素
動画撮影:FullHD1080p-30fps / 60fps
スローモーション:HD720p-120fps / 240fps
カメラ(正面)120万画素
動画撮影:HD720p-30fps
バッテリー1,810mAh
SIMnano SIM
スペースグレイ, シルバー, ゴールド

iPhone6 Plusの主なスペック

iPhone5sとの変更点は太字

iOSiOS 8 〜
CPUApple A8 1.4GHz
L2キャッシュ:1MB。64bit
メモリLPDDR3 SDRAM 1GB
ストレージ16GB, 64GB, 128GB
ディスプレイ5.5インチ(画面縦横比16:9) 401ppi
センサーGPS, デジタルコンパス, 加速度センサー, 近接センサー, 環境光センサー, 3軸ジャイロスコープ, 指紋認証(Touch ID), 気圧計NFC
カメラ(背面)800万画素
動画撮影:FullHD1080p-30fps / 60fps
スローモーション:HD720p-120fps / 240fps
光学手ぶれ補正
カメラ(正面)120万画素
動画撮影:HD720p-30fps
バッテリー2,915mAh
SIMnano SIM
スペースグレイ, シルバー, ゴールド

【iPhone6s/iPhone6s Plus】3D Touchが搭載、Siriの常時起動

iPhone6simage source

アメリカ時間の2015年9月9日に、iPhone6s/6sPlusが発表されました。(この時、同時に iPad Pro / iPad mini4 / Apple TVも発表)。

日本では同年9月12日に予約開始。そして同年9月25日に、日本を含む12の国・地域で先行発売されました。

iPhone6/6Plusと同様、docomo, au, softbankの大手携帯キャリアが取り扱い、AppleストアからはSIMフリーモデルが発売。

(なお、2017年10月6日よりY!mobileがiPhone6sを販売開始し、同年10月13日からはUQ mobileもiPhone6sを販売開始しました。)


CPUにはApple A9が搭載され、iPhone6に比べて処理性能が70%、グラフィック性能が90%の高速化を実現。

そして、Siriが常時起動状態となり、いつでも「Hey Siri」の声でSiriを起動できるようになりました。

また、iPhone5sで搭載されたTouchIDが第2世代へと進化。指紋認証の速さ・精度がアップしました。

外見の形状はiPhone6/6sと似ていますが、本体ケースに「アルミニウム7000シリーズ」を採用し、強度が2倍以上になったとのこと。
(※ アルミニウム7000シリーズは、Apple WatchSportsで採用されたケースです。)


iPhone6sでの特筆すべき変更点は、ディスプレイに「3D Touch」が搭載されたことと、カラーバリエーションに「ローズゴールド」が加わったことです。

3D Touchは非常に便利。「軽く画面をタッチした時」と「強く押し込んだ時」とでアプリの挙動が変わり、従来は数回の画面遷移を必要としていた操作が 一度にできるようになりました。

CPU Gate 問題

Apple A9のCPUは、サムスン電子社とTSMC社で分担して製造していました。そして、サムスン電子製のCPU(=APL0898)は14nmプロセス、TSMC製のCPU(=APL1022)は16nmプロセスで製造されていたのです。

そのため、同モデルの iPhone6s/6sPlus であっても、性能差が生じる不公平が発生。(ex バッテリー持続時間に2時間も差が出る など…。)

後にAppleも、公式見解でこの問題を認めています。

iPhone6sの主なスペック

iPhone6との変更点は太字

iOSiOS 9 〜
CPUApple A9 1.85GHz
L2キャッシュ:3MB。64bit
メモリLPDDR4 2GB
ストレージ16GB,  64GB,  128GB
ディスプレイ4.7インチ(画面縦横比16:9) 326dpi
センサーGPS, デジタルコンパス, 加速度センサー, 近接センサー, 環境光センサー, 3軸ジャイロスコープ, 指紋認証(Touch ID), 気圧計, NFC, 3D Touch
カメラ(背面)1200万画素, 4K動画撮影
カメラ(正面)500万画素
バッテリー1,715mAh
SIMnano SIM
スペースグレイ, シルバー, ゴールド,  ローズゴールド

iPhone6s Plusの主なスペック

iPhone6 Plusとの変更点は太字

iOSiOS 9 〜
CPUApple A9 1.85GHz
L2キャッシュ:3MB。64bit
メモリLPDDR4 2GB
ストレージ16GB, 64GB, 128GB
ディスプレイ5.5インチ(画面縦横比16:9)
バッテリー2,750mAh
SIMnano SIM
スペースグレイ, シルバー, ゴールド, ローズゴールド

【iPhoneSE】4インチサイズで高性能な端末

iPhoneSEimage source

iPhoneSEは 2016年3月21日に発表された端末です。同年3月24日に 日本を含む12の国・地域で予約開始。同年3月31日に発売開始されました。

サイズは4インチであり、iPhone6sPlusはおろか iPhone6sよりも一回り小さいサイズ。iPhone5sと同等の大きさです。

しかしサイズは小さくても、CPUとカメラの性能はiPhone6sと同じ物が採用されています。

(ただし「3D Touch」機能は搭載されておらず、指紋認証である「Touch IDセンサー」も 第2世代ではなく第1世代の物が搭載。)

大きいサイズのiPhoneは不便だと感じて来た人々にとって、待ち焦がれてきた端末となりました。

【iPhone7/iPhone7 Plus】イヤホンジャックが廃止され、防塵・耐水性能が追加

iPhone7image source

iPhone7/7Plusは、アメリカ時間の2016年9月7日に発表されました。その後、日本では同年9月9日に予約開始、同年9月25日に発売開始されました。

iPhone6s/6sPlusと同様に docomo, au, softbankの大手携帯キャリアが取り扱い、AppleストアからはSIMフリーモデルが発売。


iPhone7での大きな変更点は、イヤホンジャックが廃止され、受話口がステレオスピーカーになったことです。

それに伴い、iPhoneの歴史上初めて、防塵・耐水機能が追加されました。(IP67等級に適合)

また、日本向けのiPhone7/7Plus端末のみ、ApplePayを利用可能にするための「FeliCa」が有効になっています。

(FeliCaは日本のガラパゴス携帯を風刺する例として、よく挙げられていました。そのため、iPhoneがFeliCaを搭載したことで一大騒動に…。)


カメラがより高性能となり大型化し、手ぶれ補正機能が追加されました。(iOS10.1のソフトウェア・アップデートにて、ポートレート撮影モードも追加。)

iPhone7Plusに限っては、広角と望遠の2つのレンズを搭載。より深みのある写真撮影や、2倍光学ズーム(デジタル10倍ズーム)に対応しました。

外見のカラーバリエーションは、従来のスペースグレーが廃止され ジェットブラック(光沢のある黒)とブラック(光沢のない黒)が追加。全5色となりました。

本体ケースの素材は、iPhone6s/6sPlusと同様の「アルミニウム7000シリーズ」が採用されています。


CPUにはクアッドコア(4コア)のApple A10が搭載され、iPhone6の2倍の処理速度、GPU(グラフィック性能)は3倍の処理速度へと進化。

また、LTE-Advancedは「ダウンロード速度 最大450Mbps」の高速通信を実現。そして、ホームボタンが「物理ボタン」からTaptic Engineに対応した「タッチセンサー」へと変更されました。

iPhone7の主なスペック

iPhone6sとの変更点は太字

iOSiOS 10 〜
CPUApple A10 Fusion 2.33GHz
L2キャッシュ:3MB
メモリLPDDR4 2GB
ストレージ32GB, 128GB, 256GB
ディスプレイ4.7インチ(画面縦横比16:9)
カメラ(背面)1200万画素, 4K動画撮影
カメラ(正面)700万画素
バッテリー1,960mAh
SIMnano SIM
シルバー, ゴールド, ローズゴールド, ジェットブラック, ブラック

iPhone7 Plusの主なスペック

iPhone6s Plusとの変更点は太字

iOSiOS 10 〜
CPUApple A10 Fusion 2.33GHz
L2キャッシュ:3MB
メモリLPDDR4 3GB
ストレージ32GB, 128GB, 256GB
ディスプレイ5.5インチ(画面縦横比16:9)
バッテリー2,900mAh
SIMnano SIM
シルバー, ゴールド, ローズゴールド, ジェットブラック, ブラック

【iPhone8/iPhone8 Plus】Qiワイヤレス充電、6コアCPU、全世界モデルがFeliCa対応

iPhone8image source

iPhone8/8Plusは 2017年9月12日に発表された端末です。(← Apple社の新しい本社である The Steve Jobs Theater で初開催された、同社スペシャルイベントにて。)

同年9月15日に予約開始、同年9月22日に発売開始されました。


CPUに「Apple A11 Bionic」を搭載。A11は、ヘキサコア(6コア)全てを同時に使用できる画期的な設計になっています。

A11には「ニューラルエンジン」と呼ばれる機械学習用の機能が盛り込まれており、FaceIDやアニ文字などの学習が高速化される工夫も。

また、iPhone7/7Plusでは "日本向けモデルのみ" 対応していたFeliCaが、全世界モデルで対応可能になりました。


iPhone8/8Plusは、本体背面がガラス素材、側面がアルミ合金で製作されています。そのため、ワイヤレス給電規格である「Qi」に対応。

iPhoneを充電する際 ケーブルに挿す必要がなくなったというのは、地味ですが便利です!

専用の対応アダプタを利用しての「急速充電(PD充電)」にも対応しています。


iPhone7/7Plusで採用された防塵・耐水性は、8/8Plusでも健在。

しかし、ケースのカラーバリエーションは シルバー/ゴールド/スペースグレイ の3色に減りました。

iPhone8の主なスペック

iPhone7との変更点は太字

iOSiOS 11 〜
CPUApple A11 Bionic 2.39GHz
L2キャッシュ:8MB
メモリLPDDR4 2GB
ストレージ64GB, 256GB
ディスプレイ4.7インチ(画面縦横比16:9)
カメラ
(背面)
1200万画素
4K動画撮影
カメラ
(正面)
700万画素
バッテリー1,821mAh
SIMnano SIM
シルバー, ゴールド, スペースグレイ

iPhone8 Plusの主なスペック

iPhone7s Plusとの変更点は太字

iOSiOS 11 〜
CPUApple A11 Bionic 2.39GHz
L2キャッシュ:8MB
メモリLPDDR4 3GB
ストレージ64GB, 256GB
ディスプレイ5.5インチ(画面縦横比16:9)
バッテリー2,691mAh
SIMnano SIM
シルバー, ゴールド, スペースグレイ

【iPhoneX】OLEDディスプレイ、顔認証(FaceID)機能、ホームボタンの廃止

iPhoneXimage source

iPhoneXは、2017年9月12日に iPhone8/8Plusと同時に発表された端末です。(iPhone8/8Plusを発表したスペシャルイベントの最後に、「One more thing...」として発表されました。)

CPUは、iPhone8/8Plusと同じ「Apple A11 Bionic」を搭載。

ワイヤレス給電規格の「Qi」に対応している点や、IP67等級の耐水・防塵性能を兼ね備えている点は、iPhone8/8Plusと同様です。


iPhoneXで特筆すべきは、OLED(有機EL)ディスプレイを採用した点と、「FaceID」と呼ばれる顔認証機能を搭載した点です。

ホームボタンを廃止するという斬新なデザインで、画面のほぼ全面が 美しいOLEDディスプレイに埋め尽くされています。

iPhoneXで採用されたOLEDは、コントラスト比が「1,000,000:1」、画面解像度は「458ppi」もあり、iPhoneシリーズ史上最高のディスプレイとなっています。

iPhoneXの主なスペック

iPhone8 Plusとの変更点は太字

iOSiOS 11.1 〜
CPUApple A11 Bionic 2.39GHz
L2キャッシュ:8MB
メモリLPDDR4 3GB
ストレージ64GB, 256GB
ディスプレイ5.85インチ(画面縦横比2:1)
SIMnano SIM
シルバー, スペースグレイ

【iPhoneXS/iPhoneXS Max/iPhoneXR】 デュアルSIMに対応、防水性能が強化

iPhoneXSimage source

iPhoneXS/XS Max/XRは、2018年9月12日(アメリカ時間)のAppleイベントにて発表されました。同年9月14日から予約を開始し、9月21日から販売開始となります。(※ "XS" の読み方は "テンエス"。)

iPhoneXの後継機となるモデルが iPhoneXS(5.8インチのOLEDディスプレイ)、一回り大きめのモデルが iPhoneXS Max(6.5インチのOLEDディスプレイ)、カラーバリエーション豊富な廉価版モデルが iPhoneXR(6.1インチの液晶ディスプレイ)です。

iPhoneXRでは価格を抑えるために、iPhoneXS/XS Maxに採用されている 3DTouch機能や デュアルカメラはありません。また、防水性能も 従来通りのIP67等級(水深1メートルに30分間浸かってもOK)のままです。

しかし、iPhoneXS/XS Max/XR のCPUには、全て「Apple A12 Bionic」が搭載されています。


A12チップの採用により、iPhoneXに比べて消費電力性能・処理性能が格段にアップ。FaceIDの認識速度、カメラ撮影した画像の処理性能(ポートレートモードなど)、バッテリの駆動時間が改善しています。

また、iPhoneXS/XS Max については耐水性能が強化され、IP68等級(水深2メートルに30分間浸かってもOK)に適合しました。


本体カラーは、
iPhoneXS/XS Maxが ゴールド/スペースグレイ/シルバー の3色、
iPhoneXRが ホワイト/ブラック/ブルー/イエロー/ピンク(コーラル)/レッド の6色。

ストレージサイズは、
iPhoneXS/XS Maxが 64GB/256GB/512GB、
iPhoneXRが 64GB/128GB/256GB です。

Qi(ワイヤレス給電規格)への対応、急速充電への対応などは、従来どおり健在。


そして、iPhoneX から iPhoneXS/XS Max/XR への進化として「デュアルSIM対応」に触れないわけにはいきません。

デュアルSIM対応とは、1台の端末に2枚のSIMを差し込めること。つまり、端末1台で2つの電話番号に対応できるようになりました。

今まで「仕事用・プライベート用」などと携帯電話を2台持ちしていた場合、iPhoneXS/XS Max/XRならば 1台で済むということです!

(※ なお、販売開始時点ではデュアルSIMには対応しておらず、後ほどソフトウェアアップデートで対応するとのこと。)

この記事のまとめ

【iPhone進化の歴史】初代iPhone〜iPhoneXS/XS Max/XRまで、スペック・追加機能を比較
  1. 【初代iPhone】携帯電話業界を震撼させる大革命
    2007年6月29日アメリカでのみ発売。当時日本ではガラ携の絶頂期。
  2. 【iPhone3G】日本で初めて販売されたiPhone
    2008年7月11日softbankより発売。GPSチップ搭載&AppStoreサービス開始により、位置情報を利用したアプリが次々に登場することとなる。
  3. 【iPhone3GS】MMSに対応し、動画撮影が可能になったiPhone
    2009年6月26日softbankより発売。デジタルコンパスや動画撮影機能が追加され、MMSに対応。
  4. 【iPhone4】Retinaディスプレイを初めて搭載したiPhone
    2010年6月24日softbankより発売。AppleオリジナルCPUや自撮り用の正面カメラが搭載。「iOS」という名称が使われだしたのもこの頃。iPhone4の初期OSであるiOS4より、マルチタスク機能・ホーム画面のフォルダ分け機能がサポート。
  5. 【iPhone4s】スティーブ・ジョブス最期の遺品
    2011年10月14日発売(au・softbank)。カメラの性能が飛躍的に向上し、800万画素の静止画撮影・FullHDの動画撮影が可能に。iPhone4sの初期OSであるiOS5より、iCloudやSiriが登場。
  6. 【iPhone5】LTE初対応のiPhone
    2012年9月21日発売(au・softbank)。縦長の4インチ画面、LTE対応、Lightningコネクタ等を採用。メモリが1GBに到達。
  7. 【iPhone5s/5c】TouchID搭載で指紋認証 / モバイル通信キャリア大手の三つ巴の戦い開始
    2013年9月20日発売(docomo・au・softbank)。スマートフォン初となる64bitCPU、モーション処理用のチップである「Apple M7」、指紋認証機能である「TouchID」を搭載。
  8. 【iPhone6/6 Plus】更なる大画面化とNFC搭載
    2014年9月19日発売。Appleストアからはシムフリーモデルが発売開始。4.7インチ・5.5インチの縦長画面採用。気圧計・NFC搭載。
  9. 【iPhone6s/6s Plus】3D Touchが搭載、Siriの常時起動
    2015年9月25日発売。3D Touchにより画面遷移の煩わしさ軽減。Siriによる音声検索。TouchIDが第2世代へ進化。本体ケースの素材に「アルミニウム7000シリーズ」を採用。
  10. 【iPhoneSE】4インチサイズで高性能な端末
    2016年3月31日発売。サイズは小さくても、CPUとカメラの性能は iPhone6sと同等。ただし3D Touchの搭載は無く、Touch IDは第1世代が搭載。
  11. 【iPhone7/7 Plus】イヤホンジャックが廃止され、防塵・耐水性能が追加
    2016年9月25日発売。クアッドコアCPUを採用、イヤホンジャック廃止による防塵・耐水性、カメラ性能の大幅アップ、日本向けのみFeliCa対応、など。
  12. 【iPhone8/8 Plus】Qiワイヤレス充電、6コアCPU、全世界モデルがFeliCa対応
    2017年9月12日発売。ヘキサコアCPUを採用、Qi(ワイヤレス給電規格)に対応、日本だけではなく全世界モデルがFeliCaに対応、など。
  13. 【iPhoneX】OLEDディスプレイ、顔認証(FaceID)機能、ホームボタンの廃止
    iPhone8/8Plusと同時に発表。ホームボタンを廃止して前面いっぱいに有機ELディスプレイ、FaceID機能追加、など。
  14. 【iPhoneXS/XS Max/XR】デュアルSIMに対応、防水性能が強化
    廉価版のiPhoneXRであっても、iPhoneXS/XS Maxと同じCPUを採用。デュアルSIMに対応し、iPhoneXS/XS Maxは防水性能が強化。

初代iPhone 〜 iPhoneXS Maxまでの歴史を、スペックやモバイル業界のニュースと共にまとめてみました^^

こうしてみると、僅か10年の間に、凄まじい勢いでiPhoneが進化してきたことが分かります。

スマートフォンだけではなく、iWatch や AppleTV といった全く新しいデバイスも登場している昨今、・・・これからどのようにテクノロジーが発展していくのか、ますます目が離せませんね♪