アベノマスク効果でマスクが市場に!? 国内初「レムデシビル」新型コロナ治療薬承認
拡散応援希望
世界でも報道されたAbenomask。マスク市場を回復させた絶大なアベノマスク効果とは?
国内初の治療薬「レムデシビル」承認についても言及します。
世界でも話題になったAbenomaskとは?
海外でも報道された「Abenomask(アベノマスク)」。
新型コロナウイルス感染拡大をうけ、日本政府が全世帯にガーゼ製の布マスク2枚を配布するという、安倍首相の緊急対応策の1つです。
※「アベノマスク」は、配布される布マスク自体のことを指す場合もあります。
Abenomaskの知名度は?
Googleのニュースカテゴリーで
「abenomask」の検索結果は 約2,910件、「アベノマスク」では 約378万件 にも及びます。
「アベノマスク」3つの問題点とは?
1、布マスク供給元の受注企業
2020年4月21日の厚生労働省の回答では、マスクの受注先は 興和、伊藤忠商事、マツオカコーポレーションの3社、非公表の1社、計4社です。
契約額約 54.8億円:
興和(非上場、資本金38億4,000万円、専門商社・医薬品製造)
契約額約 28.5億円:
伊藤忠商事(東証1部、資本金2,534億4,800万円)
契約額約 7.6億円:
マツオカコーポレーション(東証1部、資本金5億2,940万円)
なお マツオカコーポレーションは、マスクを造るのは今回が初めてとのこと。
厚労省の担当者が非公表の1社の回答を拒み、疑念が広がりました。
2、配布マスクの異物混入による中断、回収
厚生労働省によると、2020年4月14日から妊婦あてに先行配布したマスクに 変色や髪の毛、異物混入の報告が相次ぎ、4月21日の時点で143市町村・計7,870件に上りました。
この問題を受けて、厚生労動省は妊婦へのマスク配布を中断。興和と伊藤忠商事は4月23日、未配布分のマスクを全て回収すると発表しました。
3、マスクが届くのが遅い
政府からのマスクが届くのが遅いということが巷で騒がれています。
実際にGoogleのニュースカテゴリーで「アベノマスク 遅い」と検索すると、約59,600件 もの記事が出現…。
マスク市場を回復させたアベノマスク効果
そもそも事の発端は、スーパー、コンビニ、薬局、100均、etc… からマスクの在庫がなくなったことです。
※ 買い占めが起こり「マスク転売禁止」となりました。
その防止策を政府が閣議決定し、令和2年3月15日からマスクの高値転売を禁止。違反すれば1年以下の懲役 または 100万円以下の罰金が科せられるようになりました。
店舗でマスクが売られるようになってきた?
異業種の企業がマスク製造に乗り出したこと。とくに 中国製マスクが スーパー、小売店、露店販売などで手に入るようになりました。
買い占めた転売ヤーが放出?
アベノマスク配布開始時、マスクの需要が減少するのではないか? という危機感から、マスクを買い占めた転売ヤーが一気に放出。
「マスクが市場に出回り価格が下がった」と、ネット上のインフルエンサーや有識者から 同様の主張が同時多発的に上がりました。
安倍首相自身の発言
2020年5月6日、『ニコニコ生放送(ドワンゴ)』に安倍晋三首相が出演。
「(配布で流通するマスクの)価格が下がったという成果もある」と主張しました。
『健康』と『経済・メンタル・生活』のバランスとスピード対応
GW明けに緊急事態宣言が5月末まで延長しました。健康・命を最優先にする一方で、経済的なバランスを取ることが より重要となります。
このバランスが崩れると、経済だけでなく 精神(メンタル)や、人々の尊厳までが脅かされることになり兼ねません。重大な局面にさしかかっています。
「健康」と「経済・メンタル・日常生活」のバランスが取れた、スピード対応が必要不可欠です。
国内初の治療薬「レムデシビル」承認
加藤厚生労働大臣は 2020年5月7日午後10時すぎ、記者団に対し「厚生労働省の審議会で了承されたことを受けて、先ほどレムデシビルについて特例承認の決定をした」と発表。
新薬の審査を大幅に簡略化する「特例承認」の制度を適用し、レムデシビルを "国内初の新型コロナウイルス治療薬" として承認したことを明らかにしました。
そのほか イベルメクチン や アビガン 等も、新型コロナウイルス治療薬の承認候補に挙がっています。
効果のある薬が流通し、新型コロナの犠牲者が一刻もはやくゼロになることを強く願います。