しりとりの面白い追加ルール8つ(しばり・お題・テーマ)
更新日:しりとりを面白くする追加ルールをご紹介します。
しりとりに、お題、テーマ、しばり、etc…を定めることで、パーティーゲーム・旅行の暇つぶし・脳トレなどに最適な知的ゲームが誕生します。
しりとりの基本ルールとは、ご存知のとおり
- "前の人が言った単語の最後の字" から始まる単語を、次の人が言う
- "ん" で終わる単語を言ったら負け
という、とてもシンプルなもの。
しりとりは 日本国内で抜群の知名度を誇るゲームでありながら、そのルールの単純さから 幼児向けの遊びだと敬遠されがちです。
(この記事を読んでいる皆さんも、一番最後にしりとりで遊んだのが いつだったか、思い出すことができますか?? ^^)
そんな "しりとり" を「大人でも楽しめる素敵な知的ゲーム」に変えてくれる追加ルール8つ、ぜひご活用ください。
単語の文字数制限しりとり
しりとりで使える単語の「文字数」を制限しておく追加ルールです。
例えば「4文字しばり」とは、「しりとりで使用できる言葉を、平仮名表記で4文字となる単語のみに限定する」という意味になります。
「4文字しばり」の例
しりとり → 理科室(りかしつ)→ 吊革(つりかわ)→ 私(わたくし)→ 幸せ(しあわせ)→ 選択(せんたく)ぜひ5文字以上のしばりにチャレンジ!
「平仮名表記で3文字」の単語は日本語に溢れており、2文字・4文字の単語も 必死に探せばそれなりに見つかります。
しかし、5文字(もしくは、それ以上)の文字数制限は、しりとりの難易度がかなり上がります。
しりとりマスターを目指す人は、ぜひ5文字しばりにチャレンジしてみてください ^^)
特定テーマ(ジャンル)に限定したしりとり
しりとりで使える単語を、特定テーマのみに絞るという追加ルールです。
選ぶテーマによって、しりとりの難易度に大きく差が出るのが特徴。
(例えば「デパートで売っている物」よりも「食べ物」の方が、より範囲が狭く難易度が高くなります。)
「しりとりテーマ:食べ物」の例
りんご → ゴマ → 豆 → 目玉焼き → キノコ → コーンスープ
しりとりテーマの候補をいくつか準備しておき、場の雰囲気や盛り上がり具合によって、適切なものを選んでみましょう。
また、「動物」「食べ物」などは定番テーマですが、「感触が良いもの」「グッとくるもの」などの曖昧なテーマや、「地名」「歴史上の出来事」「数学の教科書に載っている単語」「ニュースで出てくる単語」と言った 博識ぶりを競い合えるテーマなどは、さらに白熱したしりとり合戦になります。
「しりとりテーマ:ニュース単語」の例
国会 → 一億総中流 → 宇宙開発 → 敦賀原子力発電所 → 溶解炉転落事故 → 子ども手当
単語に濁音・半濁音・長音・半音を、必ず含む/含まない しりとり
しりとりの単語に、濁音・半濁音・長音・半音を、必ず含む(もしくは、含んではいけない)と言う追加ルールです。
濁音 | 点々がついている字 例)「が」「だ」 |
---|---|
半濁音 | 丸がついている字 例)「ぺ」「ぱ」 |
長音 | 伸ばし棒 例) "スキー" の「ー」 |
半音 | 小さい字 例) "でんしゃ" の「ゃ」 |
「濁音・半濁音・長音・半音を含まない」の例
小松菜(こまつな)→ 仲間(なかま)→ まくら → ラスク → 組み体操(くみたいそう)
「濁音・半濁音・長音・半音を含む」の例
ドミニカ → カッパ → パステルカラー → アンドロイド → ドット
しりとり中に、濁音・半濁音・長音・半音を含む/含まない のルールを度々切り替えることで、適度な脳への刺激になります。
一見簡単そうに思えますが、案外難しく、大人でも悩んでしまうかも!?
最後の2文字を繋げるしりとり
通常のしりとりは最後の1文字だけを次に繋げますが、これは「最後から2文字を次に繋げる」という改造ルールです。
「最後の2文字を繋げるしりとり」の例
やかん → 缶切り(かんきり)→ 切り絵(きりえ)→ リエゾン → ぞんざい → 財宝(ざいほう)
通常のしりとりは、「ん」が最後に付く単語を言ったら負け。
しかし2文字を繋げるしりとりでは、「ん」が最後から2文字目につく単語を言ったら負けとなります。(例:"パンダ" は NG)
このように、通常のしりとりでは使えない「最後に "ん" の付く単語」が使えるため、一風変わった感覚を楽しめるしりとりです。
特定の文字を必ず含んだしりとり
あらかじめ任意の1字を「必須文字」に定めておき、しりとりで使う単語には 必ず必須文字を含ませるという追加ルールです。
「『い』が必須文字」の例
犬(いぬ)→ ぬいぐるみ → ミイラ → 落第(らくだい)→ イザコザ → 財テク(ざいてく)
50音先頭の「あ」〜 最後の「ん」まで、1字ずつ順に必須文字にして遊んでみましょう。
また、しりとり難易度をさらに上げたい場合は、必須文字を複数にするといった方法が考えられます。
「か」と「し」が必須文字の例
お菓子(おかし)→ 司会(しかい)→ イカ刺し(いかさし)→ 歯科助手(しかじょしゅ)→ 床下(ゆかした)→ たかし
必須文字をカップルの頭文字にする、必須文字をダーツで決める、などすれば、さらに場が盛り上がるのでオススメです ^^)
漢字しりとり
しりとりで使える単語を「漢字のみで構成されたもの」に限定し、漢字でしりとりを行う追加ルールです。
「音」ではなく「漢字」を思い浮かべないと、漢字しりとりは遊べません。
小中学生の国語教育や、大人の脳トレに最適なゲームです。
「漢字しりとり」の例
天才 → 才能 → 能力 → 力士 → 士官 → 官僚
「能力(のうりょく) → 力士(りきし)」のように、読み方が繋がっていなくとも 漢字が繋がっていればOKです。
四字熟語しりとり
しりとりで使用できる単語を四字熟語のみに限定する追加ルールです。
この四字熟語しりとりは、かなり難易度が高め。
ボキャブラリーの豊富さや国語力が試される、まさしく「大人のしりとり」と言えるでしょう。
「四字熟語しりとり」の例
大器晩成(たいきばんせい)→ 因果応報(いんがおうほう)→ 紆余曲折(うよきょくせつ)→ 津々浦々(つつうらうら)→ 洛陽紙価(らくようのしか)
高学歴しりとり(日本語読みと英語訳の両方を繋げる)
日本語の読みと英語訳で同時にしりとりを成立させるという、最高難易度のしりとりです。
「高学歴しりとり」の例
中国(china) → 空気(air) → キラキラ(radiance) → 楽に(easy) → 庭(yard) → 歪曲(distort)→ 管(tube)
日本語だけではなく英単語にも精通していないと遊べない、まさしく高学歴なインテリたちが興じる知的ゲームです。
我こそはと思う人は、ぜひ挑戦してみてください ^^)
※ なお当サイト記事にて、高学歴しりとりの例を100単語以上掲載しています。
この記事のまとめ
しりとりの面白い追加ルール8つ(しばり・お題・テーマ)- 単語の文字数制限
- 単語を特定ジャンル(テーマ)のみに限定する
- しりとりの単語に濁音・半濁音・長音・半音を、必ず含む/含まない
- 最後の2文字を繋げるしりとり
- 特定の文字を必ず含んだしりとり
- 漢字しりとり
- 四字熟語しりとり
- 高学歴しりとり(日本語読みと英語訳の両方を繋げる)
ここでご紹介したルールを組み合わせて、更なる「しりとりのオリジナルルール」も作り出せると思います。
ぜひ宴会ゲームの余興、移動中の暇つぶし、学習・脳トレなどにご活用ください♪
お役に立てましたら幸いです ^^)