【都市の成長】世界の大都市の歴史・特徴が分かる、過去と現在の比較写真21選
都市の成長・特徴が良く分かる、過去と現在を比較した風景写真(空中写真)をご紹介します。
摩天楼(高層ビル)、張り巡らされた道路&地下鉄網、道を行き交う大勢の人々、etc…。「大都市」とは、まさに人類の栄華の象徴。
わずか数十年でにこんなにも街が発展するのかと、ビックリ仰天です!
ぜひタイムマシンに乗って旅行した気分で、世界の主要都市を眺めてみましょう。
まずは、中東・ヨーロッパ地域の主要都市から。
ドバイ(アラブ首長国連邦)の成長・歴史
↑1990年代のドバイ
↑2011年のドバイ
ご存知の通り、ドバイは莫大なオイルマネーで急成長した都市です。
約20年の間に、高速道路が張り巡らされ、目視で分かるほど高層ビルの数が増えました。
アテネ(ギリシャ)の成長・歴史
↑1860年のアテネ
↑2008年のアテネ
高層建築の数はさほど変わらないように見受けられますが、街の規模が大きく広がりました。
見渡す限り建物で埋め尽くされ、山を削って開発が行われた様子をうかがえます。
パリ(フランス)の成長・歴史
「華の都」「芸術の都」「世界のお洒落の中心地」などと謳われる、パリの成長。
↑1900年のパリ
↑2000年代のパリ
百年前は「中世ヨーロッパ風」の建物ばかりだったパリ。
現代は、「古き良きデザイン」の建物を残しつつ、高層ビルがそびえ立つようになりました。
ロンドン(イギリス)の成長・歴史
↑1997年のロンドン
↑2008年のロンドン
約10年で高層ビル街が誕生しています!
(・・・もしかすると、写真の撮影方向も関係あるかもしれません。)
モスクワ(ロシア)の成長・歴史
↑2004年のモスクワ
↑2007年のモスクワ
かつて大不況に見舞われながらも、盛り返して経済成長を遂げたロシアの象徴。
夜景が綺麗ですね。
続いて、北アメリカ大陸の主要都市。
ニューヨーク・マンハッタン(アメリカ)の成長・歴史
↑1931年のニューヨーク
↑2003年のニューヨーク
1930年代の時点でも高層ビルが立ち並んでおり、さすがは「世界経済の中心地」。
2003年の写真では、高層ビル群がさらに広がり、人口密度が大変なことになっていそうです。
アトランタ(アメリカ)の成長・歴史
↑1960年のアトランタ
↑2011年のアトランタ
1996年にはオリンピックが開催されたアトランタ。
碁盤の目状に区画整理された道路を軸に、都市が成長している様子が分かります。
フロリダ州タンパ(アメリカ)の成長・歴史
↑1956年のタンパ
↑2005年のタンパ
川沿いが大きく発展し、高層ビル街が建築されています。
ワシントン州シアトル(アメリカ)の成長・歴史
↑1970年のシアトル
↑2007年のシアトル
写真中央の不思議なオブジェ(タワー?)は健在ですが、その周囲に大都会が誕生しています。
テキサス州ヒューストン(アメリカ)の成長・歴史
↑1960年のヒューストン
↑2007年のヒューストン
ビルの高さが巨大になり、まるで地面からニョキニョキ生えてきたかのようです。
メリーランド州ボルティモア(アメリカ)の成長・歴史
↑1960年のボルティモア
↑2007年のボルティモア
古いデザインの建築物が一層され、高層ビルへと生まれ変わっています。
一方、川を下る遊覧船は健在な様子。「水辺のレジャー」を楽しみたいという人々の欲求は、いつの時代も変わらなそうですね。
続いて、南アメリカ大陸の主要都市。
メキシコシティ・レフォルマアベニュー(メキシコ)の成長・歴史
↑1950年のメキシコシティ
↑2006年のメキシコシティ
都市を縦断するメインストリートの両脇に、近代的な高層ビルが立ち並んでいます。
フォルタレザ(ブラジル)の成長・歴史
↑1970年代のブラジル
↑2011年のブラジル
海岸線のすぐ近くまで、高層ビル街が広がっています。
・・・これ凄いですね! 大都会から歩いて砂浜へ行き、海水浴が楽しめそうです。
とある港町の成長
↑1960年の街並み
↑2007年の街並み
上のフォルタレザと同様に、水辺のすぐ近くまでビル街が進出しています。
海岸線沿いの高層ビルからの眺めは、さぞかし素敵でしょうね。
最後は、アジア・オセアニア大陸の主要都市。
ジャカルタ(インドネシア)の成長・歴史
↑1960年代のジャカルタ
↑2005年のジャカルタ
木造家屋が見えていた都市景観は、一気に大都会になりました!
交通量が増え、高層ビルが立ち並び、ネオンが美しくきらめいています。この成長ぶりは驚きですね。
マカティ(フィリピン)の成長・歴史
↑1980年代のマカティ
↑2004年のマカティ
1980年代でもそれなりに発展していましたが、2004年にはさらに建物がグレードアップした様子。
道路にもしっかりと白線が引かれています。
シンガポールの成長・歴史
↑1974年のシンガポール
↑2004年のシンガポール
一気に高層ビル街が広がったシンガポールは、昨今 成長著しい国の一つです。
科学技術の分野においても発展は目覚ましく、世界大学ランキングにおいて長年「アジア1位」だった東京大学を押しのけ、シンガポール国立大学がアジア1位の座へ君臨するようになりました。
メルボルン・ドックランズ(オーストラリア)の成長・歴史
↑1920年代のメルボルン
↑2011年のメルボルン
寂れた雰囲気の漂っていたメルボルンは、近代的な高層建築が立ち並ぶ港街へと生まれ変わりました。
オーストラリアは、他民族を尊重する文化が有名です。
ソウル(韓国)の成長・歴史
↑1961年のソウル
↑2011年のソウル
韓国ソウルの中央を流れる漢江(ハンガン)は、ソウル市民の憩いの場として知られています。
木造ボロ屋から高層ビル街へと変貌した都市の成長には、目を見張るものがありますね。
東京(日本)の成長・歴史
↑1945年の東京
↑2011年の東京
1945の終戦直後、焼け野原が痛々しいです・・・。
この何もない場所から、世界三大市場(ニューヨーク・東京・ランドン)の1つにまで都市を成長させた日本の先人たちを、私は誇りに思います。
横浜(日本)の成長・歴史
↑1978年の横浜
↑2006年の横浜。
みなとみらい地区が開発され、ランドマークタワー他、高層ビルが立ち並んでいますね!
この記事のまとめ
【都市の成長】世界の大都市の歴史・特徴が分かる、過去と現在の比較写真21選ビル工事や道路工事など 普段はあまり意識しませんが、こうして数十年単位で見てみると、都市は間違いなく成長しているんですね!
市長になって街を作っていく「シムシティ」という人気ゲームがありますが、過去と現在の都市を見比べると、まさにシムシティの映像を眺めているかのようです。
皆で協力して都市を発展させていく様子からは、人類の偉大さを感じれますね。
常に発展し続ける日本、そして世界でありたいです。