悲しき男の性【女性と一緒にいると男は単純で馬鹿になる!?】
「女性と一緒にいると男は単純で馬鹿になってしまう」という、悲しき男の性(さが)が明らかとなりました。
この「悲しき男の性」を報告しているのは、オランダの名門大学であるラドバウド大学の研究チーム。
しかしながら、「女性と一緒にいると男は馬鹿になってしまう」だなんて、男性はモチロン 女性からしても、ちょっと聞き捨てならない話ですよね??^^
一体どういうことなのでしょうか。参考文献:PsychologyToday
異性と一緒にいる場合の、認知能力変化を調べる実験
異性と一緒にいる場合、果たして人の認知能力には 何らかの変化が現れるのでしょうか?
この疑問を解決するため、オランダ-ラドバウド大学の研究チームは「異性に出会う状況を意図的に作り出し、異性に出会う前・出会った後で、それぞれの認知能力を測定する」という実験を試みました。
※ 頭脳明晰 or 馬鹿 を調べる指標として「IQ(知能指数)」はとても有名ですが、IQとは「脳の認知能力」を測定した値のことです。
また、「異性と出会って認知能力になんらかの変化が現れた場合、それは男女間で違いは見られるのか」という調査も行われたそうです。
実験の具体的な方法は、以下の2種類。
1対1で異性と出会わせる実験
1つめの実験は、「男性(=男子学生)40名を、それぞれ女性(=女子学生)に出会わせる」というもの。
実験の結果、大部分の男性は 女性と出会うことで認知能力が大きく低下した反面、女性の認知能力低下はさほどでも無かったということです。
そして、男性の認知能力が低下する度合いは、男性が相手の女性に心を惹かれているほど著しかったとのこと。
また、これら「男性の認知能力低下」は、男性に付き合っている恋人がいたとしても、無関係に発生したのだそうです。
複数人で異性と出会わせる実験
2つめの実験は、「男性(=男子学生)53名、女性(=女子学生)58名を、一度に同じ部屋に入れ、特に男女の制限を設けず 誰とでも好きなように会話をさせる」というもの。
こちらの実験でも、先ほどと同様に「女性はほとんど認知能力に変化が現れず、男性の認知能力は実験後に大きく低下した」という結果になりました。(※ 男性に付き合っている恋人がいても無関係。)
これらの実験結果により、次のことが言えそうです。
「女性と一緒の空間にいると、男は単純な馬鹿になる。」
女性と一緒にいると、男が単純な馬鹿になる理由
「女性と一緒の空間にいると男が馬鹿になる理由」について、研究チームのヨハン・カレマンス教授は 次のように分析しています。
「男性は女性の気を惹くため、常に"印象作戦"を展開する生き物。女性に良い印象を与えようと絶えず頭を使い続け、相手の些細な反応に対し 自らの言動を逐一修正している。そのため男性は、女性と出会った後には脳が疲労しており、認知能力が低下せざるを得ない。」
さらには、
「異性との出会いにおいて、女性は男性ほど積極的では無いため認知能力が低下しにくい。その一方で、男性は本能的に「異性に出会った機会を逃すまい」とするため、無意識のうちに "印象作戦"を展開。結果として、自らの認知能力を低下させる失態を犯す。」
とコメントしています。
また、ヨハン教授によれば、異性と出会うことによる認知能力の低下は、男性に特に起こりやすいとはいえ、女性に全く起こらないわけではないとのこと。
女性であっても、特定の異性に気に入られようと"印象作戦"を展開している場合には、男性同様に認知能力が低下する現象が見受けられたのだそうです。
悲しき男の性について
たしかに、女性の前でカッコつけすぎて疲れてしまう経験は、ほとんどの男性に身に覚えがありそうな気がします(笑)
本命の彼女・奥さんではなくとも、ついつい女性の前でカッコつけたくなってしまうことは、まさに「男の性(さが)」と言えそうですね♪
・・・とはいえ、男性だらけの部署に女性を数人配置することで、部署全体の業績が上がるというのも有名なお話。
「紅一点」の存在が男性の士気や作業効率を高めることは、ビジネスの現場だけではなく、宇宙空間を飛行中のスペースシャトル内や、学生の部活・サークル活動(=女子マネージャー)などでも実証済みです。
男女の間に隠された神秘の謎は、「認知能力」という一面だけでは解き明かせないモノなのかも知れませんね。。。
何らかのお役に立てましたら幸いです♪