【血行促進】足湯はこんなに簡単で効果的!
皆さんは足湯の効果をどれくらいご存知ですか?
足湯は、自宅でできるほとんどお金をかけずに行える健康法。
マッサージ店でも取り入れられるなど、効果が実証されています。
やり方を正しく理解することで、家庭でも血行促進・体質改善が可能。
本稿では「足湯の効果」と「最も簡単なやり方」について、分かりやすく解説していきます。
この記事は次のような方におススメです。
- 「足湯って、どうやってやればいいの?」
- 「足湯って、本当に体が良くなるの?」
- 「冷え性が辛い」
- 「むくみが取れない」
- 「疲れやすい」
- 「健康には気を付けたいけど、健康食品やサプリは高い!」
足湯が愛される理由
世の中には様々な健康法があります。
そんな中で足湯が愛される理由、足湯のメリットは何でしょうか?
1.お金がほとんどかからない
もしも足湯を始めるためにバケツを買うとすれば、1000円前後かかります。
癒し効果のために、入浴剤などを入れる方もいるでしょう。
嬉しいことに、足湯ではそれ以外には基本的にお金がかかりません。
2.服を着たまま「ながら」で出来る(読書中でも、TVを観ながらでも)
足湯をするには、ズボンをめくるだけでOK。服を脱ぐ必要も、着替える必要もありません。
しかも…
リビングにバケツを持ってきて、好きな本を読んだり、テレビを見ながらでも行えるため、時間の節約になります。
3.つらいことがなく、気持ちがいいので続けやすい
いくら良い健康法でも、継続できなければ意味がありません。
足湯は、通う必要がなく・着替える必要がなく・我慢することもありません。
手軽な上に、気持ち良いだけ(笑)。
非常に続けやすい健康法なのです。
足湯の健康効果
全身の血行促進
「どうして足を温めるだけで健康にいいの?」と思う方がいるかも知れません。
足は「第二の心臓」と呼ばれるほど、体の健康にとって重要な箇所。
50か所近いツボが存在しており、その足ツボは身体全体とつながっています。
しかし、人体で一番低い場所にあるため老廃物が溜まりやすいのです。
足を温めることで、血行促進をうながし全身に効果が広がります。
心臓は、血液のポンプとして全身に血液を送っています。
一方、第二の心臓である足においては、「ふくらはぎ」の筋肉がポンプの役割を担当。血液を心臓へと戻す働きをしています。
勝手に働いてくれる心臓と違い、ふくらはぎの筋肉は 運動しなければポンプの働きをしてくれません。
運動不足になると、血行不良になり、それが原因で冷え性・むくみ等の諸症状が現れるのです。
『長生きしたけりゃ、ふくらはぎをもみなさい』(槙孝子著、アスコム)という本がベストセラーになったように、ふくらはぎの働きはそれ程重要なのです。
むくみ解消(デトックス効果)
足のむくみ=老廃物や余分な水分が足に溜まっている証拠。
足裏には、汗とともに老廃物を排泄してくれる機能(「第三の腎臓」と呼ぶ人も!)があります。
そのため、足湯で足を温めるとデトックス効果が期待できるのです。
また、血行不良で身体がむくんでいる人は、総じて体温が低く、肝臓のデトックス機能が低下しています。
体温が低下すると、肝臓は体温を保つために働きはじめるため、本業であるデトックスにまで手が回りません。
「足湯」は身体を温める効果に優れており、肝臓の働きを助けます。
したがって、肝臓が本来の役割(デトックス)を十分発揮できるようになるのです。
冷え性の改善
足湯をしっかりと行えば、入浴以上に身体を温めることができます。
熱いお湯に肩まで浸かる入浴では、体の芯まで温まる前に 熱さでのぼせてしまうことも…。
一方で、足湯は足だけを温めるため のぼせにくく、ゆっくりと行うことができます。
冷え性の方がどんなに靴下を重ねて履いても足が冷たく感じるのは、表面を温めていても、体の芯を流れる血液が温まっていないから。
おまけに靴下を重ねると血行が悪くなってしまいます。
リラックス効果(安眠効果・脳の疲労回復)
子どもが眠くなると手足が熱くなります(大人もそうです)。
なぜ手足が熱くなるかというと、睡眠前に、身体の中心部にある熱を 手足など末端から放出しているからです。
眠っているあいだ人間の体の内部は「お休みモード」になります。
温度が低くなり、疲労回復を促すのです。
「足湯」には、毛細血管を開き 身体の内部から皮膚表面へと熱を放出する効果があります。
そのため、就寝の二時間くらい前に行うのが理想的。
ちょうど布団に入る頃に体温がお休みモードになり、安眠効果が得られます。
パソコンを使った仕事で脳がオーバーヒート気味の方にも、足湯がとてもオススメです。
一番簡単な足湯の方法
家庭で簡単に、テレビを観ながらでも行える足湯の方法をご紹介します。
準備するもの
- バケツ
(両足を入れて、くるぶしの上10㎝くらいまでお湯につかれるもの) - タオル
(バケツの水こぼれや、足ふきのため) - 保温機能のあるポットに熱いお湯
- マグカップ
(熱いお湯をバケツに足すときに使います) - お好みで入浴剤や岩塩など
手順
- バケツに40℃程度のお湯を用意し、リビングのイスの近くに運びます。
- タオルとポットのお湯、マグカップを手の届くところに置いておきます。
- バケツのお湯に足を入れます。(お好みで入浴剤も可)
- ポットからマグカップに熱いお湯を注ぎ、必要に応じてお湯を足します。
※お湯の温度は「自分が心地よい温度」「20分くらい足湯を続けられる温度」 - だいたい20分程度を目安に身体がポカポカしたら終了。
- 水を飲みましょう。(常温かぬるま湯)
- タオルで足を拭いて片付けましょう。
- せっかく温めた足を冷やさないよう、靴下を履くなどしましょう。
注意点
- 温度調節でお湯を足す際、やけどに気を付けましょう。
- 足湯でものぼせることもあり得るので、気持ちが悪くなるような時はやめましょう。
- あまりにも疲れていたり体調が悪い時は、足湯よりも寝る方が良いです。
この記事のまとめ
【血行促進】足湯はこんなに簡単で効果的!- 足湯は経済的かつ手軽で続けやすい健康法
- 足は第二の心臓、ゆえに足湯は全身に効果あり
【血行促進により期待できる効果】
- デトックスでむくみ解消!
- 冷えの解消!
- リラックス効果で睡眠の質の向上、脳の疲労回復!
【やり方】
- バケツのお湯に足を入れて、時々熱いお湯を足しながら、20分程度テレビを観てくつろぐだけ!
- 最後に水分補給を!
足湯を活用し、より健康な人生を手に入れてください!