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国民の眠りを覚ます「参政党」 ベストセラー1位!

DS速報国民の眠りを覚ます
「参政党」
ベストセラー1位!
更新日:

参政党 - 登場背景

2022年夏の参議院選挙が終わると、今後最大3年間は国政選挙がない。

自民党が急激に左傾化し、立憲民主党、共産党などの野党は自民党への攻撃を控えている。

第三極と見られていた維新の会が、実は中国大陸の影響を受けているのではないかとの指摘もあり、日本の保守層は選挙難民の状態

そこへ2020年に元吹田市議の神谷宗幣氏が立ち上げたのが「参政党」だ。

急激な支持拡大

参院選直前の2022年7月5日時点で 党員数は80,000人を突破。約2ヶ月で、2倍に急成長。

党員数3万人である日本維新の会を、あっさりと抜き去った。

現職総理を上回る人だかり

7月2日の大阪難波駅前では、G7帰りの現職総理である岸田自民党総裁が1,000名を集め演説。

しかし同時刻に、同じ難波駅前で開催された参政党共同代表 松田学氏による街頭演説には1,200名が集結。

参政党共同代表ー松田学
参政党共同代表 松田学氏

特定の支持母体はない

自民党のように大きな支持母体はなく、草の根であるため、サクラの動員はないという。

もしこれが本当なら、参議院で彗星のごとく議席を獲得することはもはや明白。

米国のトランプ現象を彷彿とさせるこのムーブメントは 一体なんなのか?

「国民の眠りを覚ます『参政党』」出版

それでは、参政党は一体どういった理念で立ち上がったのか? もう少し詳しく有権者に知られるべきではないだろうか。

TV、新聞では報じられない参政党

何しろ既存政党への忖度か、まだ国会に議席を獲得していないこともあり、大手新聞・TVで参政党が報じられることは稀。

Amazonベストセラー1位

そこで2022年2月に出版された「国民の眠りを覚ます『参政党』」が注目を集め、Amazonベストセラー1位を獲得(地方自治)。

実は、本稿筆者もTSUTAYA大型店舗で買い求めたが、すでに売り切れであった。

読者評価は 非常に高い

2022年7月5日時点で403件中4.7と読者の評価は高く、推しコメントも熱さが伝わるものが特徴だ。

  • 「大和魂を持っている日本国民は必ず読むべきだと思います」
  • 「がんばれ!ではなく一緒に頑張りたいと素直に感じ、力がみなぎるような書籍でした」
  • 「巷では陰謀論など言われていることが事実である事を丁寧に説明している」
  • 「立ち上がる時です」

著者プロフィール - 神谷宗幣

参政党、神谷宗幣

  • イシキカイカク株式会社 代表取締役
  • 参政党 事務局長
  • 龍馬プロジェクト全国会 会長
  • 予備自衛官 三等陸曹


ご自身でHPもお持ちなので、より詳しいプロフィールはそちらをご覧頂きたい。

著書


「古事記の紙芝居」も作成されていたが、現在は残念ながら売り切れ。ぜひとも復活して、全国の子供たちに見せてあげてほしい。

著者プロフィール - 吉野敏明

参政党、吉野敏明

  • 参政党 共同代表
  • 医療法人社団誠敬会会長、誠敬会クリニック銀座院長
  • 歯科医師・歯周病専門医指導医、歯学博士。
  • 遠江国(現在の静岡県西部)の鍼灸漢方医の家系11代目。


ご自身で銀座にクリニックを経営されており、東洋医学との融合、未病治療、自由診療など 特徴と信念が伝わる。

本書を拝読したが、死生観・宇宙観の深さに「やっと共鳴できる人が見つかった」と感じられる読者が少なからずいるのではないか? と思わせる知性というか霊性の持ち主だ。

参政党に投票までしなくとも、病院に行くなら こういう先生に診療してほしいとは思うだろう。

吉野氏のより詳しいプロフィールはこちら

著書

著書の内容 - 医・報・農・食・歴・教・政

神谷宗幣、吉野敏明 両氏による対談形式の読みやすいスタイルが、本書の特徴。


テーマは医療メディア農業・食の安全歴史・教育政治これらのテーマはバラバラではなく、互いにつながっている

第1章 現代のコロナウイルス騒動下における医療について語る

  • 医療における倫理道徳の必要性
  • パンデミック騒動への疑問
感染症パンデミック捏造の歴史 - 2020コロナ禍は『1976豚インフルエンザ騒動』のような茶番劇?1976豚インフルエンザ騒動の茶番劇が、2020コロナ騒動で繰り返されている? CBSテレビの60ミニッツが当時暴いた

第2章 偽造と偏向報道を繰り返す日本のマスメディア問題について語る

  • 世界中で情報操作が行われている
  • 歴史を学ぶことで、メディアリテラシーが養われる
フェイクニュースは誰が? - 国際金融資本家(ディープステート)によるメディア支配構造フェイクニュースを含む政治的プロパガンダは、一体誰が行っているのか? 現場の記者? メディア運営会社? それとも

第3章 日本本来の農業と安全な食について語る

  • 日本の農業を牛耳るビッグファーマについて
  • 日本の食環境が汚染されている実態
  • 日本の歴史の本質は食

第4章 真実の日本の歴史を学ぶための教育について語る

  • 日本の諸問題は、歴史を知らないと根本治療ができない
  • 子供たちのベンチマークとなる人物が必要
  • 日本は世界のロールモデルになる
保守主義とは?「縦軸の哲学」三世代でなる国家保守思想とは何か?日本復活の鍵である「縦軸の哲学」とは?「縦軸」を理解することで人生で人生が変わるかも

第5章 未来の日本を良くするための政治について語る

  • 政治から逃げてはいけない
  • まつりごとは目に見えない先人たちの想い、歴史、文化を具現化すること
  • 創造主への親孝行が私たちの使命
国防とは -「縦軸の哲学」vs 社会契約説国防は「縦軸の哲学」を前提としてはじめて成立する。国防を説明できない社会契約説を前提とした日本国憲法は

参政党のプロフィール

参政党リーフレット
参政党HPより


参政党の特徴は DIY(Do It Yourself !!)。「投票したい政党がないなら、自分たちで作ろう!」というわけだ。

参政党では、党員たち自身が政策を立案、作成。

当たり前のことのようだが、これは実に斬新なコンセプトであり、現時点で参政党はそれを実践している。

理念

日本の国益を守り、世界に大調和を生む。

綱領

  • 先人の叡智を活かし、天皇を中心に一つにまとまる平和な国をつくる。
  • 日本国の自立と繁栄を追求し、人類の発展に寄与する。
  • 日本の精神と伝統を活かし、調和社会のモデルをつくる。


党理念や綱領を作成する時点で 意識されていたかまでは知る由もないが、「聖徳太子 17条憲法」を本稿筆者は想起させられた。

三つの重点政策

  1. 子供の教育
  2. 食と健康、環境保全
  3. 国の守り

政治思想ポジション - 愛国保守主義・反グローバリズム

政治思想マトリクス-参院選2022


世界史有名講師である茂木誠氏の政治思想マトリックスをここで利用して、参政党の立ち位置を確認してみよう。

愛国保守主義・反グローバリズム」という立ち位置は、米国のトランプ現象、フランスのルペン氏たちの姿勢と通じる。

「投票先を失った草の根保守層が立ち上がった」という点も共通だ。

こうして見ると、政治思想が近いと思われる「くにもり」「幸福実現党」とは、今後我が国における草の根保守運動として連携していけるのではと期待させられる。

茂木誠『政治思想マトリックス』の要約と感想 - ノーランチャートで政治思想を分類すると米大統領選挙がわかる!2020年11月に発売された「世界の今を読み解く『政治思想マトリックス』 茂木誠著」をご紹介


YouTube番組 CGSより

龍吟雲起 - 本書が告げるもの

横山大観-龍興而致雲
横山大観-龍興而致雲


禅の古典「周易」にはこうある。

龍吟ずれば、雲起こる

虎嘯けば 風生ず


龍が叫べば、雲が巻き起こるように、「ひとたび勇者が天下に号令すれば、共鳴する同志たちがともに立ち上がる」という様を表した一節と考えられている。

本書を読めば、2020年以降の参政党の歩みが、まさに龍吟雲起とオーバーラップされることがわかるはずだ。

龍と虎が天下に声を上げた。はたして雲は起こり、風が生じつつある。

命もいらず、名もいらず - 始末に困る人とは

西郷隆盛ー南洲翁遺訓


本書を読んだ後の、神谷、吉野両氏への印象はこうだ。

命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。西郷隆盛


既存政党がタブーにしてきたことを国会に持ち込めばどうなるのか? 名誉・財産だけではない。スキャンダルを捏造されるかもしれないし、最悪の場合…。

しかし、そんな人だからこそ国家の大業は成し遂げられると、西郷南洲遺訓にはある。

令和の国難を誰に託すのか?

我が国は建国以来の重大な危機に瀕している。そして、我が国の歴史で政変が起こる時には、例外なく命もいらぬ国士が顕れた

滅私奉公は日本のお家芸であり、日本人が日本人である限り、私たちの民族には大和魂がいつも眠っている。

不滅の大和魂

楠木正成公の魂が 500年の時を超えて吉田松陰に宿ったごとく、大和魂は 私たちの血に刻まれている。故に、必ず復活する。

かくすれば かくなるものと 知りながら
やむにやまれぬ 大和魂
吉田松陰

富士山ー不滅の大和魂


西郷翁が逝去された1877年から、ちょうど100年後に誕生したのが神谷氏だ。

我が国土に眠る先人たちが、神谷宗幣、吉野敏明という姿をとり、この時代に転生したのかもしれない。

そう思わせるくらい、両名がこれから日本と世界のタブーへ挑もうとしていることも、本書の言外に本稿筆者は 勝手ながら感じ取った。

参政党は本物か?

筆者の思い違いだろうか? その答え合わせは、参院選後の参政党の闘いにかかっている。

既存政党で日本が良くならないことは、左右を問わず、ほとんどの日本国民が等しく痛感していることだろう。

日本の明日を憂うならば、是非とも本書を読み、参政党が本物かどうか見極めることをお勧めしたい

参政党への賛否はさておき、今後 日本政界における台風の目になることは 確かだからだ。


読者諸氏が本書読了後、日本と世界の政治に関心を深め、この時代における天命を各自が果たせることをお祈りする。

※ 本稿掲載内容は、参政党の許可を特別に頂いてはいない。あくまでも一つの書評であり、万が一誤解を招くような箇所があれば、文責は本稿筆者にある。



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