厚労省のワクチン効果・ワクチン副反応のデータに大きな誤りが - 田口勇(元、厚労省官僚)氏 ほか
ワクチン関連データ
誤り指摘され大修正
重篤なコロナワクチン副反応の発生率を、少なく表示
元 厚労省官僚である田口勇氏が、コロナワクチン副反応(ワクチン後遺症)について、テレビで次の内容を語った。
* 2022年5月15日『そこまで言って委員会NP』 出典
厚生労働省は、間違ったことが書かれたパンフレットを配布し、それでワクチン接種を推奨していた。
コロナワクチン接種後に心筋炎、心膜炎になることがあるが、その確率を現した数値が間違っていた。
(厚労省の)パンフレットを見ると、ワクチンを必ず接種したほうが良いと思ってしまう。こんなことをやってまで、厚労省はワクチン接種を推進している。
冒頭の映像は わずか40秒程度の長さなので、ぜひご覧いただきたい。
また、番組内で取り上げられていた 田口氏の著書はこちらである。
コロナワクチンの効果があるように集計
以下は、CBCテレビ公式チャンネルの映像。
* 2022年5月20日公開
厚労省はコロナワクチンの効果について「人口10万人あたりの新型コロナ新規陽性者の数」で公表している。
「ワクチン未接種者よりも ワクチン接種者のほうが 新規コロナ陽性者の割合が少なければ、ワクチンの効果はある」というわけだ。
この考え方をもとに、日本では ある時期まで「コロナワクチンの効果がある」とされてきた。
下のグラフは、2022年4月4日〜10日の「人口10万人あたりの新型コロナ新規陽性者数」である(赤色がワクチン未接種者、青色がワクチン2回接種者)。
データ上は「ワクチンに効果がある」とする厚労省の発表は正しそうだ。
次に、こちらのグラフ。
こちらのグラフでは「コロナワクチンの効果がある」とは言い難い。
未接種者と2回接種者の「人口10万人あたりの新型コロナ新規陽性者数」は、30代でほぼ同数。40代、60代、70代に至っては、ワクチン2回接種者のほうが コロナ新規陽性になりやすいという結果に…。
注目すべきは、2枚目のグラフの集計期間が 2022年4月11日〜17日だということ。
すなわち、「ワクチンに効果がある」のが一目瞭然な1枚目グラフの、わずか1週間後に集計されたデータが2枚目グラフなのである。
・・・わずか1週間で、ワクチンの成分やコロナウイルスの性質が劇的に変化したとでもいうのだろうか?
違う。ワクチンの効果を測定するための「集計方法」が変わったのだ。
小島医師(名古屋大学名誉教授)の指摘
小島医師(名古屋大学名誉教授)は、海外のワクチン効果に関するデータを調査。すると下記に気がついた。
- 海外ではワクチンの効果が下がり始めている。
- しかし日本においては、オミクロン株が主流になってからも、それ以前と同様に ワクチン効果は高い水準を維持していた。
■ 参考記事
小島医師はその原因を調査。その結果、下記の衝撃的な事実を発見。
日本では、ワクチンを接種していても 接種歴未記入(接種日が分からない人)を、「ワクチン未接種者」として集計していた。
国会議員を通じて 厚労省へ指摘したところ、データ集計方法が見直され、劇的にワクチン効果が減ったようにみえたというわけだ。
小島医師の指摘によって発覚したものの、
少なくともオミクロン株については、もともとコロナワクチン効果は ほとんど無かった。
※ 厚労省による集計のトリックで、効果があるように見えていただけ
と言えそうだ。
百歩譲って「予防効果が無いだけ」なら、大きな問題ではない。
深刻なワクチン副反応(ワクチン後遺症)が報告されているにも関わらず、「リスク(デメリット)よりもベネフィット(メリット)のほうが 大きい」と広報しているのが大問題だ。
少なくとも、子供たちへのコロナワクチン接種は今すぐ廃止すべきだろう。