コロナワクチン重篤副反応(死亡・四肢麻痺)の遺族・当事者らによるパネルディスカッション【アメリカ】
死亡・重度の障害
(アメリカ集会)
2021年11月2日、米国ウィスコンシン州のロン・ジョンソン上院議員は、コロナワクチン副反応に苦しむ被害者と専門家らによるパネルディスカッションを開催した。
ロン・ジョンソン議員は、開催にあたり次のように述べた。
他人の苦しみに共感できないキャンセルカルチャーが蔓延する時代に、真実を話すことは、大きな代価が伴うことをよく理解しています。そのため参席して下さった皆様には心から感謝致します。
このような席を準備しなければならないこと自体が恥ずかしいです。もし政府や保険当局が責務を果たし、米国人に対して誠実さと透明性をもっていたなら、今日このような席は必要なかったことでしょう。
ディスカッションに参加したのは、コロナワクチンの重篤副反応によって キャリアを失ったり、四肢麻痺になり人生が一転したり、家族が死亡した人々。また、医師や弁護士、専門家らも参加した。
※ 本稿で取り上げる事例はパネルディスカッション中の一部である。また、直訳ではなく意訳である点はご了承いただきたい。
ワクチン接種後に、歩行困難など重度後遺症を発症したケース
長距離自転車選手、ワクチン接種後 歩行困難に…
ワクチン接種後に「自己免疫疾患」と診断を受け、歩行困難となる。
ワクチン接種後、断続的にめまいがし、視野もぼやけていました。右の瞳孔が拡張せず、右足には強い灼熱感がありました。筋肉も震えていました。
神経内科、リューマチ専門医、心臓内科、産婦人科、眼科、物理治療師、その他にも行かなかった病院がありません。
1か月の間、ベットの上で生活をしました。仕事することもできず、運動もできませんでした。私のキャリアは終わったと思っています。
ワクチン接種後、四肢麻痺となり人生が一変
ワクチン接種後に、永久的な麻痺が発生。
その日、夜10時に就寝しました。早朝2時に目が覚めましたが、身体が麻痺していました。足に血栓ができ、脊髄全体が腫れ、出血していました。水を飲むと気道に入ってしまいました。
私は職を失い、四肢麻痺になり、新しい生活を学んでいるところです。とても健康な状態から現在の状態に変化した間に私がしたことといえば、ワクチンを接種したことしかありません。
ワクチン接種後、歩行困難となったスノーボーダー
ワクチン接種後に歩行困難となったケリー・ロドリゲス氏。彼女は それまでスノーボードを楽しむほどの健康体だったという。
正常に話すことができなくなりました。歩行器がなければ歩くこともできません。常に身体の震えもあります。炊事洗濯もできませんし、子供を抱くこともできません。酷い痛みが常にあります。
彼女は医師に相談したが、同情の言葉もなく 代わりに嘘つきのレッテルを貼られる。
事情を話しましたが、嘘つきだと言われました。救急病棟の医師たちは、すべて私の頭の中で起きていることであって、医学的には何ら問題がないと言いました。
ワクチン接種後、後遺症に苦しみキャリアを失う
家庭医療専門看護師だったシャウン氏。
ワクチンを接種後、顔の右側が火照り感覚がなくなりました。気道が狭まり心臓の鼓動が速くなりました。その間、血圧が上がったり下がったりと不安定になり、右側に酷い片頭痛とブレインフォグが起こりました。
・・・この経験(ワクチン接種)は私の人生を破壊しました。ここにおられるすべての人がどのような状況か、私にはよく分かります。24時間、一瞬たりとも安らぐ時がありません。医療人としてのキャリアも失いました。
シャウン氏は最後、涙ながらに真実を追求すると明言した。
私はこの戦いを継続していきます。この先も研究していきます。人々のために答えを見つけ出します。少なくとも試みながら死を迎えることでしょう。
ワクチン接種後「外リンパ瘻」に - 航空パイロット
航空パイロットだったコディ氏は、ワクチン接種後に外リンパ瘻と診断を受けた。現在も治療を続けている。
2月1日、ファイザーの一回目接種を受けました。その後、30分以内に酷い頭痛と首の後ろが焼けるような感覚に襲われました。接種の二日後には業務に復帰し、飛行機を離陸させましたが、何か大きな違和感を感じていました。機体を傾けながら、耳に強い圧を感じ 私は気を失いかけました。酷いめまいに加え、方向感覚を失い、吐き気。さらには統制できない程の震えが起こりました。神の恩恵によって無事に着陸させることができましたが記憶がありません。
その後、8か月間で6回にわたり脳圧を測定し、8週間隔で二度手術をしました。しかし、私のコンディションは時間の経過と共に悪化していきました。
医師は「これほどの被害はワクチンの副反応か、頭部に酷い外傷を負わない限り起こりえない」と言います。・・・もう一度、飛行機に乗れるかは分かりません。ワクチンは私の仕事と未来を奪いました。
ワクチン接種後「横断性脊髄炎」と診断 - 医師キャリアを失う
ワクチン接種後に横断性脊髄炎と診断。医師としてのキャリアを失ったジョエル氏(整形外科医)。
横断性脊髄炎と診断されました。胸椎の脊髄が損傷する珍しい病気です。私の19年間の医師としてのキャリアが…、14年間かかって医師になりましたが、終わってしまいました。
・・・私の診断名を聞いて、FDA*とCDC*は驚いて連絡をしてくると思っていました。しかし連絡はありませんでした。結局、何週間も経ってから私がCDCに連絡しました。
CDCは私が副反応の申告をしたことを知っていました。私の事例は「軽い副反応」に分類されたといいます。私が入院せず、死亡していないからと。診断を受けた後に感じたのは「見捨てられたんだ」と…。
*FDA - アメリカ食品医薬品局。日本の厚生労働省に相当。
*CDC - アメリカ疾病予防管理センター。アメリカにおける感染症対策の総合研究所。
アストラゼネカ臨床試験に参加した女性
ブリアン・ドレセン氏は、妻であり お母さんであり 幼稚園の先生。アストラゼネカ臨床試験に参加。
米国でアストラゼネカの臨床試験がはじまった時、嬉しい気持ちでワクチンを接種しました。
FDAのピーター・マスク、ジャネット・ウッドコックと通話しました。ジャネット・ウッドコックとはEメールのやり取りをしました。何度も要請し、祈っていました。お願いだから私の副反応を認めて欲しいと。彼らは拒否しました。
私の友達の手紙を読んで終わりにしたいと思います。
「ブリ!私はこれ以上我慢することができない気がする。(ワクチンの副反応が)私のすべてを奪っていった。仕事・家族・人生…。私の身体(免疫)が私を攻撃し続けるの。こんなことは最悪の拷問にもないでしょう。彼ら(製薬会社)は 私の存在自体を消し去ったわ。
ごめんね、私の謝罪を受け入れて欲しい。この世界と別れを告げなければいけない気がする。私たちの話を必ず世界に伝えて欲しい。私たちに起こった残酷なことについて。さようなら私の友人、次の世界でまた会いましょう」
政府が助けてくれなければ、製薬会社が助けてくれなければ、誰が助けてくれるのでしょうか?
我が子がワクチン接種後に死亡、または後遺症に至ったケース
参加者の中には、子供がワクチン副反応被害を受けた父母もいた。彼らは政府の言葉を信じ、我が子にワクチンを接種させたという。
12歳の娘がワクチン臨床試験に参加後、車いす・チューブ食の生活に
メディ・ディ・ケリー氏の娘さん(12歳)はワクチン臨床試験に参加。その後 副反応により車椅子生活となる。食事もチューブを通してしかできない状態に。
ワクチンを接種後、12時間以内に娘が酷い腹痛を訴えました。気持ちが悪いと言い、首と脊髄に電気ショックが走り、胸がとても痛むと言い、むしり取られるようだと表現しました。
ディスカッションには車イスに乗った娘さんも参加。母親であるケリー氏は、娘の事例を氷山の一角だと訴える。
娘は歩くことができなくなり、車椅子で生活しています。食事はチューブを通してしています。腹痛に加え、首と背中に継続的な痛みがある状態です。足には感覚がありません。…彼らは手段を選ばずに、このような事例を隠蔽しようとしています。そのせいで、他の子供たちにも被害が及んでいるのです。
ワクチン接種で16歳の息子を失った シングルファザー
シングルファザーとして息子さんを育てたアニスト・ラミレズ氏。現在は空っぽの家に帰らなければならないと涙を流す。
私は16歳の息子の父親でした。彼が幼い頃からシングルファザーとして一人で育て上げました。ワクチンが子供を保護してくれるものだと思って接種しました。正しいことだと信じていました。・・・彼らはワクチンが安全だと言っていました。
しかし、現在私は空っぽの家に帰らなければなりません。彼らは息子を殺したのです。苦痛を受けているすべての人々、特に子供たち、これは児童虐待です。クリスマスも、息子はお墓で一人過ごさなくてはいけません…。
ワクチン被害 および 後遺症に悩む患者を擁護するパネリスト
ディスカッションには ワクチン副反応被害者の他に、この事態を憂う専門家たちも参席。人権派弁護士・医師・学者などが意見を述べた。
「医師たちは真実を語ることに恐怖を感じている」
パネリストの一人である人権派弁護士のアロン・シリ氏。アロン氏は「医師たちは真実を語ることが出来ない圧力を感じている」と語る。
私に連絡をくれる方の多くが全米の医師たちで、本人がワクチンの副反応を被ったケースです。私は彼らに、これらを公開する意向はあるのかと質問します。つまり公共医療の失敗についてです。
その度に皆さん同じような反応をされるのですが…いわゆる極度の恐怖心を持っています。保険当局や医療界から復讐されるのではないかという恐れです。
今日この席に、専門家パネリストとして参席されている医師・学者の方が、ここにいるだけでもキャリアを失う可能性があることをよく理解しています。
医師が「患者を擁護する」ために全てを賭けなければならないのは、何かが間違っています。
「ワクチン被害者を擁護し、不利益を被りました」
外科医のテレサ・ローン氏は、ワクチン副反応について上官に報告。その後、仕事において不利益を被ったと語った。
ワクチンの副反応が起こったため、3名のパイロットの飛行を中断させ、上官に報告しました。しかし次の日、私のすべての診療予約はキャンセルされました。私のチャート内容を監視されることになり、その後、急性患者の診療ができない措置を受けました。
「声を上げれば、メディアや学界から追放されてしまう」
ラトセフ・ラビ氏(MITグローバルリサーチ共同ディレクター)は、「今の状況が間違っていると感じている人は多いが 声を上げる人は少ない」とし、その理由を次のように述べた。
「現在の押し寄せる政策が 非常に過激で間違いだ」と信じる、私と似た考えの医者や科学者は多くいます。しかしごく一部だけが声をあげています。
一般論と違う意見を言えば、酷い嫌悪の対象になり、拒否され、除去されてしまうからです。政府や研究費を出すエージェンシー、大手メディア、何よりも科学界から捨てられてしまいます。
「ワクチン被害の究明に尽力しないことは憂うべきこと」
ロバート・カプラン博士(スタンフォード医科大学臨床研究教授)
私は基本的にはワクチン推奨です。しかしいくつかの懸念を持っています。いかに正当な科学的質問であっても「間違った情報」であれば無視されます。若い科学者たちがワクチン被害の証拠に関する研究を敬遠していることは、憂うべき現象です。アンチ・ワクチンというレッテルが貼られれば、キャリアが終わってしまうからです。
「パンデミックは本当に未接種の人々によって引き起こされていますか?」
ペーター・ドシ博士(メリーランド大学薬学部准教授)
あなたも私も、知っていると錯覚して生きているこの時代が惨めに感じます。彼らがいうように、入院と死亡ケースのほとんどが未接種の人々ならば、辻褄が合わないことが多すぎます。
では質問しましょう。本当に未接種の人々のせいで、パンデミック(感染症 大流行)なのでしょうか?
「ワクチン接種の強要や買収は あってはならないことです」
薬害による自殺衝動で夫を失ったキム・ウィチェック氏。
私は医薬品の失敗について、あまりにもよく知っています。
18年前に私の人生は一変しました。健康体で精神疾患もなかった夫が、首を吊って37歳でこの世を去ったのです。起業したばかりでした。医者は彼に抗うつ薬を処方し、夫は5週間後に自殺しました。
当時、その薬の害として「自殺衝動」というラベルは貼られていませんでした。
ワクチン接種を強要されたり 買収されてはいけません。これは人権と社会定義のイシューです。
ワクチン後遺症の当事者や ワクチン副反応死ご遺族の気持ちを考えると、涙が溢れてくる…。
そして、筆者が何より激しい怒りを覚えるのは アメリカ政府や製薬会社が ワクチン副反応死・ワクチン後遺症を隠蔽しようとしている点だ。
ワクチンはその特性上「副反応をゼロ」にはできない。そのため
- ワクチンのメリットだけではなく副反応リスクについても、接種前に正しく告知する。
- ひとたび重篤な副反応が発生した場合には、因果関係を速やかに認めて謝罪 & 充分な被害補償をする。
- その事例を大々的にニュースで報じる。
- ワクチンに関連する全情報(=医学データだけではなく、利権なども)の透明化。
上記4点を政府が責任を持って行ってくれるのであれば、百歩譲って 長い葛藤の末に諦めもつくだろう。しかし、現状は上記のどれも満足に行われていない。
これは韓国においても、そして我が日本においても同様だ。
ワクチンの安全性については、もはや 各国政府・製薬会社・マスメディアの情報を鵜呑みにはできない。
我々一人ひとりが幅広く情報を集め、賢い判断をしていきたい。