ワクチン死亡報告の累計1356件、現時点ではすべて『因果関係不明』 - ワクチン死亡認定はゼロ(2021.11.12 厚労省)
1300件超え
未だ因果関係ゼロ
2021年11月12日、コロナワクチン副反応に関する検討部会(ワクチン分科会)の定例会が開催された。
定例会の数日前には、コロナワクチンによる副反応および死亡報告がWeb上に公開される。専門家らを含む厚労省の職員は その公表データに基づいて審議し、ワクチン接種の動向を決めていくという流れだ。
2021年10月24日分までのワクチン副反応報告 集計データ(厚労省)
ワクチン分科会が公表したデータによれば、10月3日~10月24日までにファイザー製ワクチン(コミナティ)による死亡報告が新たに67件、モデルナ製ワクチンでは9件あったとした。
この件数を含むファイザー製ワクチンの累計死亡報告は1276件、モデルナ製ワクチンは46件となった。
なお、1276件と46件を合わせたワクチン死1322件については、すでに専門家の評価が終了しており、いずれも「因果関係なし・評価不能」となっている。
対象期間のみ | 累計 | |
---|---|---|
ファイザー製 コミナティ筋注 | 67件 | 1,276件 |
武田薬品工業 モデルナ製 | 9件 | 46件 |
合計 | 76件 | 1,322件 |
※ 本稿における「ワクチン死(ワクチン死亡報告)」とは、「コロナワクチン接種後に死亡した件数」ではない。現場の医師が「 "コロナワクチン接種と関係がありそうだ" と判断した、ワクチン接種後の死亡件数」である。
※ 厚労省公表資料にも記載されているが、前回の集計 以降に取り消された報告があるため、前回の集計データと整合性が取れない部分がある。
11月5日までのワクチン死亡報告は次回に
今回の集計データに含まれなかった 10月25日〜11月5日分のデータでは、ファイザー製ワクチンで新たに28件、モデルナ製ワクチンで6件の死亡報告があったとしている。
この34件については、次回までにワクチン接種との因果関係が評価される予定だ。
専門家による評価が終了していない34件を含めると、コロナワクチンによる死亡報告は、11月5日までの時点で累計1,356件となった。
ワクチン死の症状
ワクチン死の原因として報告されている症状は、多い順に以下のとおりである。
- 心臓障害
(急性心不全、心筋梗塞、心筋炎、不整脈 など) - 不明
- 神経系障害
(脳出血、脳梗塞、くも膜下出血 など) - 一般・全身障害 および 投与部位の状態
(状態悪化、心臓死、多臓器機能不全症候群 など) - 呼吸器・、胸郭 および 縦隔障害
(誤嚥性肺炎、窒息、間質性肺疾患 など) - 感染症 および 寄生虫症
(肺炎、敗血症 など) - 血管障害
(大動脈解離、大動脈瘤破裂、血栓症 など) - その他
(胃腸出血、血小板減少症、マラスムス、自殺既遂 など)
ワクチン接種の妊婦・胎児への影響
妊婦のワクチン接種による副反応報告数(妊婦および胎児)は、ファイザーで35件、モデルナで1件。胎児の死亡は ファイザーが5件、モデルナが0件となっている。出典
「胎児への影響」というのは、早産・流産も含まれている。ただし上述の内容を繰り返すが、これらは「現場の医師が、コロナワクチン接種と関連していると判断した」早産・流産の件数である。
「自然分娩でも同じぐらいの確率で早産・流産が発生する」という反論はナンセンスだ。また、現場の医師の見落としや隠蔽も少なくないと予測できる。
また、下記で取り上げたように、母親がワクチンを接種し、授乳によって新生児にワクチン副反応が生じたケースも報告されている。
なお韓国では、コロナワクチン副反応死の遺族らが 国会で政府を訴えた。
下記リンク先の 遺族らの訴えは、涙なしには読めない…。
日本では「ワクチン3回目接種」や「5〜11歳へのワクチン接種」が始まろうとしているが、幅広く情報を集め 賢い選択をしていきたい。