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コロナワクチン副反応死の遺族ら、国会討論会で政府関係者に責任追及【韓国】

DS速報ワクチン被害者
政府に責任追及
国会討論会【韓国】
更新日:

2021年11月10日(日)、韓国国会にて「ウィズコロナ時代、ワクチン被害者と共に進む」証言大会および討論会が開催された。

そこに参席した人々は以下のとおり。

  • ワクチン被害者の家族
  • 疾病管理庁(韓国政府機関)の代表
  • 市民団体


討論会では「コロナワクチン接種によって障害を負った子の父親」「ワクチン接種後に死亡した者の遺族」が登壇し、政府の無責任さを追求。

それに対し 疾病管理庁のチョ・ウンヒ氏がコメントする流れで行われた。

ワクチン被害者のテレビ討論会(韓国)


しかし遺族の怒りは頂点に達しており、最後は政府側に罵声を浴びせる形で終了。

この討論会はSBSニュース(韓国テレビ局)によって報道され、YouTubeの再生回数はすでに240万回を超えている。

コロナワクチン副反応 - 被害者の訴え

主催者のシム・サンジョン氏は、討論会の開催について次のように述べた。

今ワクチン接種の異常反応事例*だけで33万8千件に達しています。これは極めて重大な状況です。

ワクチン接種率77%に達する今、国家は接種率を広報することに力を注ぐべきではなく、ワクチン接種による被害者対策に主力することが国家の責任と考え、この場を設けました。

* ワクチン異常反応事例 - 日本でいうところの「ワクチン副反応報告」

就職したばかりの息子が四肢麻痺になった父(キム・ドゥギョン)

コロナワクチン副反応の被害者家族

私は3月4日、再活病院に就職したキム・ジヨン治療師の父親です。アストラゼネカワクチン接種後、四肢麻痺になり、8か月を超える現在も 苦痛の中で生活しています。

1か月前に健康診断を受け、10日後にワクチンを接種。すぐに症状が現れ四肢麻痺になり入院することになりました。しかし政府は、ワクチンが原因とは考えにくく 因果関係を証明できないと通達してきました。


あれだけ健康体だった息子が、ワクチン接種後に四肢麻痺になったにも関わらず、政府は一切認めようとしません

私は『コロナワクチンの副作用によって苦しむことはない』という政府の言葉を固く信じていた国民です。しかし政府は裏切ったのです。

11月8日、疾病管理庁 副反応報告数は36万6千148件、神経系重症者が1万840件、死亡者の累計は1217人となっています。

ワクチン接種によって父を亡くした娘(カン・ソンヨン)

コロナワクチン副反応死の遺族1

ワクチン接種が一番の親孝行だ、という大統領の言葉に接種を促され、接種後6日目に、親よりも先に亡くなった私の父。あんなにも健康に気を遣っていたのにです。

しかしワクチンとは関係ない死亡だと言われ、根拠すら聞くことができず、とても空しく毎日涙が出ます。

いかなる保障も父の死に代わることはありませんが、ワクチンとの因果関係を評価すらしてもらえないのは、あまりにも苦しいです。国民の安全を守ると言う政府は約束を守ってください。

高3の息子を亡くした父(ジャン・ソンチョル)

コロナワクチン副反応死の遺族2

私は10月31日、高3の息子を亡くした父親です。息子は、一回目接種を7月30日、二回目接種を8月20日に受けました。ファイザーワクチンでした。

10月31日午前10時ごろ、次男である高3の息子を起こすために名前を呼んだのですが、返事が無かったので、顔を覗くと蒼白でした。驚いて、揺らし名前を呼びました。それから妻と長男と共に、心臓マッサージを施し119番に電話しました。

救急隊が到着し、人工呼吸を施しましたが、死亡したと言われました。その後、死因の調査が行われたのですが、そこでは何も原因を見つけることができませんでした。

とても健康体で、コロナ対策も徹底していました。基礎疾患および病気すらない息子の死因を知りたくて、警察にもお願いしました。


健康だった息子を一日にして亡くし、原因すら分からない父母の心境として、ワクチン接種の影響ではないか?と疑うしかなく 絶望しています。

一体誰が ワクチン接種を推奨だけして 責任を取ろうとしない政府を信じワクチンを接種しますか?

100日前に弟を亡くした兄(イ・シウォン)

コロナワクチン副反応死の遺族3

これは10ウォン硬貨*です。2万ウォン分あります。これが私の弟の値打ちです。今政府は、遺族を蔑ろにしていると感じています。数日前、弟が星になって(亡くなって)100日目でした。とても辛いです。

疾病管理庁は、弟がワクチンで亡くなった証拠を遺族が示せと言います。病院でワクチンとの因果関係を認めたにも関わらず、これを無視し因果関係を認めてくれませんでした。

十数年の間、水泳選手をするほど健康だった弟が、ワクチン接種後3日目に死亡したこと自体とても辛いのに、政府からは慰労の言葉も保障もないうえに『因果関係はない』という紙一枚を受け取りました。そして直接 因果関係を証明しろと言うのです。

* 10ウォン硬貨 - 韓国社会における最小額の硬貨。日本円の約1円に相当する。

政府関係者も耐え切れず涙を流す…

ひと通り遺族の話を聴いた疾病管理庁代表のチョ・ウンヒ氏は、言葉を選びながら次のように述べた。

ワクチン副反応の訴えを聴いた韓国政府関係者

お話しする前に…、まずご冥福をお祈りすると共に、参加してくださった皆様だけでなく、すべてのご家族に慰労の言葉をかけたいと思います。

・・・私が公務員としてここにいるというよりは、皆さまがお話をされながら、私の知人も同じような境遇にあり、その方からも話を聞いていました。

私がここに来たのは、今まで十分に意思疎通ができていなかったため、現場の意見をしっかりと聞いて、迅速に調査し、不足な部分があれば解決しようと思ったからです…。


討論会の最後、チョ・ウンヒ氏が退場しようとすると、24歳の我が子を亡くしたという母親が彼女に泣きながら次のように訴えた。

家族が一緒にいて、亡くなる瞬間を見ていたんです。医療機関が因果関係を認めたのに、政府が認めないというのは、大統領がこの事態を無視し隠蔽しているのと同じです。

私も24歳の我が子を亡くしたんです。健康だった子ども達が亡くなったというのは、家族が一番よく分かることです。それをよく調べてください。

チョ・ウンヒ氏は遺族の悲痛な言葉を聞きながら、耐えきれずに倒れ 支えられながら起き上がった。

そして涙を堪えながら会場を後にした。