mRNAコロナワクチンの副反応は1〜2週間以上経って現れることも - 安全性試験には数年単位の長期観察が必須
数年間の観察が必須
by 現場の医師
米FDAのファイザーワクチン承認は早計?
現在 日本国内で使用されている ファイザーとモデルナのコロナワクチンは、mRNAワクチンと呼ばれるタイプだ。
たびたび当サイトで発信しているように、人へのmRNAワクチン使用は 新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)が初めて。その副反応リスクについて警笛を鳴らす研究者が少なくない。
2021年8月23日、米FDA*にてファイザー製コロナワクチンが「16歳以上に限り」正式承認された。
*米FDA - アメリカ食品医薬品局。日本でいう厚生労働省に相当
しかし米FDAのコロナワクチン承認は早計だと指摘する声も、少なくない。
副作用に関する治験データが不十分。史上初のワクチンであるため、長期的に人体へどのような影響があるのか不明。
以下に、コロナワクチン接種者を数多く診てきた 福田医師(福田内科クリニック副院長)のインタビューをご紹介する。
ワクチン接種後の急性期副反応、遅発性後遺症について
要点
メディア報道や巷で騒がれている「ワクチン副反応」とは急性期副反応。この急性期副反応において、発熱・腕が痛い 等というのは想定内。
しかし、接種直後ではなく1週間以上経過してから副反応が出る患者(遅発性ワクチン後遺症)が増加している。これは接種1回目、2回目のどちらでも当てはまる現象。
そして、福田氏が注目しているのは 遅発性の後遺症だ。
ワクチンによる皮膚症状は急性期副反応(接種直後)に出ることが多い。しかし中には、1〜2週間経ってから 蕁麻疹、蜂窩織炎、帯状疱疹 などの後遺症がみられることも。
また、コロナ入院し 治療を終えて退院した患者が、1ヶ月後に再び症状を訴えるコロナウイルス感染後遺症も増えてきている。
コロナウイルス感染後遺症、遅発性のワクチン後遺症(ワクチン副反応有害事象)に関しては、接種者を数年間フォローして観察する必要がある。
SNS上の反応
2回目のワクチン接種から1ヶ月くらいですが、患者さんが4人も(35床中)【蜂窩織炎】になっています。
— オレンジのつもり (@yoko30039784) 2021年8月23日
このワクチンは、免疫力を破壊すると言われているので納得。
秋からぞくぞく…ということが現実になりそうです。
蜂窩織炎とは、皮下組織で細菌が増殖して起こる急性感染症で、皮膚に傷口がある人、免疫が低下している人に起こりやすい。
— オレンジのつもり (@yoko30039784) 2021年8月23日
症状は皮膚の発赤・疼痛・熱感や発熱。放置しておくと感染が広がり、重症化することがある。
私の勤める介護施設の
— myyuto3629 (@myyuto3629) 2021年8月23日
60代の利用者様も
ワク○接種後、酷い
蜂窩織炎になりました。
接種翌日に高熱多数。リンパ節が腫れた人も。肺炎になって2週間休んだ看護師もいます。
— オレンジのつもり (@yoko30039784) 2021年8月23日
いまだにしんどいと休みがちな介護士が一人います。ワクチンのせいかわかりませんけど。
看護師や介護士の方々が、ワクチンの急性期副反応 並びに 遅発性後遺症について、生々しい実体験を報告してくださっている。
もちろんSNSの特性上、それらが「100%真実」ということはありえない。しかし同時に、それらが「100%嘘(デマ)」ということもありえないのだ。
人命に関わる情報は、たとえ1件であっても軽視してはならない。
ワクチン副反応の報告義務
様子を見ようにも、日本だとワクチン接種後4時間経過すると報告義務は消失し、48時間が過ぎると副反応だと認められなくなる予防接種法があります。
— 京瑠璃 (@KY08311744) 2021年5月11日
だったら、海外の先行事例を見る方が早いです。
↓の動画の3分〜6分20秒辺りをご覧あれ😢https://t.co/ZiYdpp3xlt
日本では予防接種法第12条に基づき、下記の場合は報告義務がある。厚労省HP
- ワクチン接種後4時間以内に発生した、アナフィラキシーショック
- ワクチン接種後28日間以内に発生した、血栓症
- 医師が予防接種との関連性が高いと認める重篤な症状
福田氏による解説や SNS上の反応を踏まえると、史上初めて人類に使用されたmRNAワクチンには、遅発性の後遺症が起こりえると結論づけるべきだろう。
そうなると、現在の法律では "薬害" として認定されないワクチン後遺症の事例が、相当数あるのではないかと推測できる。
そして ワクチンの安全性は、接種者を数年間フォローして観察し続けたデータが無ければ、確実なことは言えないはずだ。
今後 真実が明らかになれば、大きな波紋を呼びそうである…。