ポリティカル・コレクトネスの事例 - 性的少数者・LGBTへの配慮で「父・母・紳士・淑女」などが言葉狩りに
父・母・紳士・淑女
などが言葉狩りに
「パパ」「ママ」の呼び方を禁止 - 伝統的な家族像を排除
ニューヨークにあるキリスト教系の学校「グレース・チャーチ・スクール」は、言葉に関する新ガイドラインを発表。「パパ」「ママ」「両親」などの言葉を使用禁止とした。
その代わりに「大人」「保護者」「みんな」などの包括的な言葉の使用を推奨。
典型的な家族像による差別的用語を廃止し、性的指向、性別、人種に配慮する目的があるという。
ガイドラインでは「家族の形は様々である」「伝統的な家族は時代遅れ」とし、同校は「普通」の家庭像を積極的に取り除くとしている。
同校の教師には、生徒に対して「女子」「男子」「紳士」「淑女」などの言葉を使用しないよう呼び掛けている。
「男性」「女性」は不適切
英マンチェスター大学においても「包括的用語」の使用を推進。
具体的には「男性」「女性」といった性別を表す用語を不適切だと見なし、「個人」という用語の使用を推奨している。
また「お年寄り」「若い人」なども 年齢を表す用語のため不適切だとしている。出典
ネット上の反応
- 完全なキャンセルカルチャー。文化、伝統の破壊行為だ。
- 行き過ぎたポリコレ。
- 人類が長年培ってきた言葉を、偏った思想で排除する教育はおかしい。
「レディース & ジェントルマン」を廃止
2020年10月、日本航空が機内の英語アナウンスを 多様なジェンダーに配慮する目的で「レディース & ジェントルマン(紳士淑女)」を廃止。
その代わりに「オールパッセンジャー(全ての乗客)」「エブリワン(皆様)」などを採用しているという。
同社は「ひな祭りフライト」「こいのぼりフライト」などの性別を限定するイベントも、2019年以降 見合わせている。出典
履歴書の性別欄を廃止
2020年12月23日、トランスジェンダーに配慮するため、コクヨは性別欄の無い履歴書の販売を開始した。出典
まさに、ポリコレ(ポリティカル・コレクトネス)。「差別や偏見の撤廃」を建前とし、大多数の人々へ理不尽な価値観の転換を強要している。
そもそも「ポリティカル・コレクトネス」という用語自体が、1917年ロシア革命後に成立したマルクス・レーニン主義において 初めて登場したもの。
こうした「性差を無くそう」「家族を解体しよう」という一連の流れは、左翼(偽装保守)・共産主義者たちによって扇動された結果なのである。
※ 神の権威を否定する共産主義者たちは、キリスト教会を始め 様々な宗教組織へ潜入している。
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