世の中にあふれかえる健康法。
どれを選択すればよいか分からない という人も多い。
そもそも健康とは肉体だけの問題でもない。
健康法に執着しすぎて不健康になる人もいるくらいだ。
こだわりすぎてストレスを抱えることは精神的な健康を遠ざけてしまう。
「死」を遠ざけようとしすぎない
人は皆 死を避けることはできない。
どんなに健康な体であっても いずれ訪れる。
素晴らしい功績をおさめた偉人でも、今現在まで生きている人はいない。
命の 長さと価値は比例しない。
病気を必要以上に恐れないことも大切だ。
「病気」が悪者とは限らない
病気とはカラダに潜む悪いものを排除しようとする自然治癒過程である。
軽いものであれば特別な処置は必要ない。
むしろ治ろうとするカラダに対して失礼である。
体が弱いからこそ得られる夢もある。
多少弱い程度ならば、闘病生活で人生を終えるよりも やりたいことを思う存分やって死ぬのが良いと思う。
その価値観は人それぞれだが、死を恐れ 死を遠ざけることに人生を捧げるのは幸せと呼べるのだろうか?
「受け入れる」ということ
避けることのできない「死」を受け入れ、
患ってしまった「病気」を受け入れる。
現実を受け止めるということは難しいことかもしれない。
しかし、それらを受け入れられた時、自分の人生の意味を見出せるように思う。
「こころ」の健康を大切にする
『人生の目的』というのは様々言われるが、
「死なない」「死を遠ざける」ことが目的になることは無いだろう。
病気を恐れ、死を恐れる人生は決して幸せと呼べない。
しかし それらを避けることもできない。
ならば そこに割く時間を、もっと他のところに使ってみてはどうか。
カラダが万全とはいかなくとも、
ココロが万全であれるような人生の選択。
正解のない人生、あなたの選択は自由だ。