自然治癒力~発熱が病を治す~

目次

  1. 自然治癒力とは本来 西洋医学的思想
  2. 「自然」とは何か?
  3. 医師は何をすべきか・医師に何を求めるべきか

「自然治癒力」という言葉。

知らない人はいないくらい一般的に知られた言葉です。

しかし、その意味を正しく知っている人はどのくらいいるでしょうか・・・?

私たちの体にもともと備わっている自然治癒力、免疫力とは いったい何なのか。

人体の神秘を深掘りしていきましょう。

自然治癒力とは本来 西洋医学的思想

古代ギリシャの医師『ヒポクラテス』

彼の残した言葉「physis(自然)」が現代でいうところの「自然治癒力」と言えるでしょう。

しかし、この思想は 現代医学(西洋医学)には受け継がれていません。

中国の医学(東洋医学)も、この思想を持っていません。

日本においては『鍼灸』あるいは『漢方』が ヒポクラテスの意志を受け継いでいます。

中国医学は「邪気を排除し 症状を抑える」ことを目的とし、ここでいう「自然治癒力」とは相容れない存在。

そして日本の鍼灸や漢方もまた、中国の強い影響により「(本来の意味としての)自然治癒力」が忘れ去られようとしています。

安易なグローバル化は本来の価値を失う危険を含んでいます(下記リンク参照)。

「自然」とは何か?

「自然は教わったりせず何も習わないが、自らの職責を果たす」

~ヒポクラテス~

「病気とは何か。病気は健康を妨げている条件を除去しようとする自然の働きである。それは癒そうとする自然の試みである。われわれはその自然の試みを援助しなければならない。病気というものは、いわば形容詞であって、実体を持つ名詞ではない。」

~ナイチンゲール~

病気とは悪いものではなく、体が健康な状態に戻ろうとする過程を『病気』と呼んでいるにすぎない。ということです。

「病気を治す」ということは「治ろうとする力を邪魔する」ことになりかねません。

熱はなぜ出るのでしょう?

鼻水はなぜ出るのでしょう?

それを止めようとすることが何を意味するのでしょうか?

医師は何をすべきか・医師に何を求めるべきか

自然が体を治そうとする力をサポートする。

それが本来 医師に求められることです。

医者が病気を治すのではありません。

体が自ずから体を治すんです。

発熱は からだにとって重要な役割をもっています。

この『熱』こそ まさに自然治癒力です。

おすすめの記事