「春の養生法」東洋医学養生スペシャリスト監修

春は2月・3月・4月

2月はとても寒いのに、どうして「春」なの?と思うことも少なくありません。

事実、1月・2月は最も寒いと言われます。

最も寒いからこそ、冬の終わり・春の始まりを示している。「陰極まりて陽となす」と考えられてきました。

(一般的には太陽を基準とした冬至で「陰極まる」と言うことが多い)

もちろん地方によって環境も 季節感も大きく異なります。

養生する上で「春は○○日から〇〇日まで」と断定できるものではないので、それぞれの環境に応じて変えていく必要があります。

春の特徴

厳しい寒さから徐々に温かくなる季節。

動物たちが冬眠から目覚め、植物が芽を出す。

生き物たちが活動し始める春は、新陳代謝が高まってきます。溜まってしまった老廃物をデトックスしやすい季節ともいえます。

環境の変化が激しいので、精神的に不安定になりやすい時期でもあります。イライラ・頭痛・めまい など、首から上のトラブルが起きやすいでしょう。

春の養生

少し活動的になり、夏にむけて準備する期間。春の養生法3選

春の養生法①「少し厚着を意識する」

温かくなってきたからといって薄着せず、じんわり汗がにじむ程度の厚着で過ごしましょう。

冬の寒さで縮こまった肌をほどいてあげ、夏の暑さにやられないよう準備させてあげます。

気温の変化も激しく、焦って薄着をしてしまうとカゼをひいてしまうことも。

手軽に羽織れる上着があると便利ですね。

春の養生法②「芽吹くものを食べる」

春は芽吹きの季節。

山菜やタケノコなど、春の旬を意識した食材選びをしましょう。

芽吹くものは上へ外へ いこうとする力が。

少し活発になれるこの時期に、そういった食材のちからを借りることも必要です。

なにか新しいことに挑戦できるチャンスでもあります。

春の養生法③「いつもより体を動かす」

新陳代謝が高まるこの時期に、太陽を浴び 体を動かすことでストレスを発散し、老廃物のデトックスをしましょう。

イライラしやすい時期でもありますが、発散しやすい時期でもあります。

無理に体を動かす必要はありませんが、新しいチャレンジをしたり 趣味に没頭するなど 積極的に楽しむのが良いです。

春の食材

東洋医学(漢方・薬膳)的な食材の見方は 栄養学と大きく異なり、食材そのものの特徴をとらえ 積み重ねられてきた臨床データの集大成です。

【菜の花】

ニキビなどの炎症を抑える効果。血流を良くし、生理痛の改善などにも。寒さの残る春にぴったりの食材。

【よもぎ】

お灸の原料ともなる「よもぎ」。体を温め、冷えによる痛みを緩和。お風呂に入れるなど多様な使い方ができる。

【ふき】

血をきれいにしてくれる。咳や痰を楽にしてくれる効果も。「ふきのとう」にも同じ効果が期待できる。

【うど】

老廃物を解毒する作用。独特な苦みがありますが、デトックスにぴったりの食材。

【セロリ】

余分な熱や水分を取り除く作用。独特な香りで気持ちを落ち着かせるアロマ効果も。

【タケノコ】

余分な熱を取り除く効果があり、イライラ・ほてり・目の充血などを和らげる。

食材について詳しくは食養生カテゴリーで個別に解説(準備中)

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