「冬の養生法」東洋医学養生スペシャリスト監修

目次

  1. 冬の特徴
  2. 冬の養生
    1. 冬の養生法①「適度に温める」
    2. 冬の養生法②「埋まったものを食べる」
    3. 冬の養生法③「満足感をもつ」
  3. 冬の食材

冬は11月・12月・1月

気持ちよく一年を締めくくられるよう、心も体も健康を保ちたいですね。

厳しい冬に備えましょう。

もちろん地方によって環境も 季節感も大きく異なります。

養生する上で「冬は○○日から〇〇日まで」と断定できるものではないので、それぞれの環境に応じて変えていく必要があります。

冬の特徴

寒さだけでなく乾燥も強まる季節。

植物は枯れて、冬眠する動物もみられます。

エネルギーを消耗しすぎない早く寝て 少し遅めに起きるのが理想です。

子どもたちは 大人に比べて体温や代謝が高く、真冬に薄着で過ごせる子も います。赤ちゃんもすぐ暑がったりしますね。

それを注意する必要はありません。元気で健康な証拠です。

秋の養生法で冬の準備をすれば、厳しい寒さも少し緩和できるでしょう。

冬の養生

厳しい寒さと乾燥から心身をまもる冬の養生法3選。

冬の養生法①「適度に温める」

寒さを我慢するのはよくありません。しかし、温度差がありすぎるのも問題。

暖房の弱い部屋があったり 廊下が寒いなど、家の中でも温度差の激しい場合があります。

暖房の効いた部屋でゆっくりできない時は 部屋を温めすぎないほうがいいでしょう。

季節の変わり目でもないのに、それ以上の温度差があっては体調も崩れます。

体を温める力の強い食材(唐辛子など)は寒い時期に適していますが、摂りすぎると乾燥を引き起こします。

乾燥に弱い方はとくに注意が必要です。

冬の養生法②「埋まったものを食べる」

地面より下にできる食材は、からだを温めたり 水分代謝を良くしてくれるものが多く、

「かぶ・山芋・大根・ネギ」などを食べるのがいいでしょう。

食材に熱を加えることで、より温める効果が高くなります。

オススメは 炒める・煮る・揚げる

「ゆでる」は、ゆで汁を捨てることも多く 温める効果はあまり期待できません。

生野菜を食べるよりはいいですが、蒸す・煮る のほうがより効果的です。

冬の養生法③「満足感をもつ」

実際に満足していなくてもかまいません。

こころを穏やかに 堂々と振る舞うことで、余分なエネルギーを消耗せず過ごすことができます。

一年を振り返りながら、自分自身を認めてあげましょう

良いことも悪いことも 事実として「ありのまま」受け入れ、新しい一年を迎えます。

冬の食材

東洋医学(漢方・薬膳)的な食材の見方は 栄養学と大きく異なり、食材そのものの特徴をとらえ 積み重ねられてきた臨床データの集大成です。

【かぶ】

お腹をあたため 消化不良の改善。余分な熱をとるため、のぼせ や 吹き出物にも良い。

【ネギ】

体を温め 解毒する作用。かぜの引き始めや、冷えによる痛みに良いとされる。

【大根】

消化を促す作用。かぜ予防や胃もたれに効果的。大根の葉は天日干し後、煮出した汁を湯舟に入れれば 冷えを改善する入浴剤になる。

【にんじん】

血液循環を良くし、目の疲れや充血を改善。消化不良を解消し、胃もたれ・食欲不振にも効果的。

【山芋】

「山のうなぎ」と呼ばれるスタミナ食。疲れ・集中力の低下・食欲不振に効果的。うるおい効果もあり、乾燥肌にも良い。

【白菜】

体にこもった熱を取り除く作用。水分代謝を促し、むくみ や 便秘に良い。キムチにすれば体を温める食材へと変わる。

食材について詳しくは食養生カテゴリーで個別に解説(準備中)

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