「ぬか漬けってめんどくさそう」
「毎日ぬか床を混ぜないといけないんでしょ」
ズボラ流なら大丈夫。
かき混ぜるのは週1回!
自家製ぬか漬けをチャレンジしたいけど諦めていたあなたに。
『ズボラ流!毎日かき混ぜない「ぬか漬け」づくり』をお伝えします。
冷蔵庫に保管することで混ぜる頻度を減らす
毎日まぜないといけない理由は、発酵しすぎたりカビの繁殖を抑えるため。
冷蔵保管をすることで発酵のスピードが遅くなり、カビの繁殖も抑えられます。
ぬか床の底と表面では繁殖する菌が違うので、混ぜるときは底からしっかり かき混ぜます。
常温と冷蔵を使い分けることで漬かる時間をコントロール
常温であれば発酵スピードは速く、ぬか漬けの漬かるスピードも速いです。
仕事が忙しく、取り出すタイミングが限られている場合などは 冷蔵で漬けることで漬かりすぎを防ぎます。
漬けるものによって漬け時間は変わってきます。
逆に早く漬けたいときは塩もみしてから漬けます。
最初はたくさん失敗しながら、慣れていけば良いでしょう。
たとえ失敗しても ぬか床の糧になるので問題ありません。
ぬか床づくり
超ズボラは完成品を買う
便利な完成品もたくさん出回っています。
お試しに一度完成品を買ってみるのもひとつ。
『無印良品 発酵ぬかどこ』
発酵された状態で売っているので、そのまま漬けるだけ。
ビール酵母が入っているため、初めのころは特に香りのクセが強いです。
原材料にこだわるなら自家製が一番
- 無農薬の生ぬか
- 天然塩
- 捨て漬け野菜も無農薬で etc.
こだわろうと思えば どこまでもこだわれます。
どんなぬか床を作りたいかによって選ぶと良いでしょう。
Myぬか床に必要なアイテム
- 容器(蓋つきホーローが人気)
- ぬか(生ぬかが理想)
- 塩(精製塩はなるべく避ける)
- 風味素材①(昆布・鰹節・煮干し など)
- 風味素材②(唐辛子・茹でた実山椒 など)
- 捨て漬け野菜(ヘタや芯・皮などで良い)
水を混ぜて作る方は、水も用意します。
風味素材①は入れすぎ厳禁ですが、風味素材②は防腐効果があるため 少し多めでも大丈夫です。
人によっては、お酒や米麹を入れるなどの アレンジを加えています。
腸内環境と同じで、まったく同じ ぬか床は存在しません。
自分だけの特別な ぬか床をつくってみてはいかがでしょうか?
ぬか床の作り方
水を使ってぬか床を作るのが一般的ですが、水を使わなくても野菜の水分で作ることができます。
最初だけは毎日しっかり混ぜましょう。
初めてのぬか床づくりはワクワクするので、ズボラでも頑張れます!
ぬか床の管理・手入れ
良いぬか床の条件は「菌の多様性」
- より多くの菌が住む
- 特定の菌だけ増えすぎないようにする
ズボラ流 ぬか床管理
- 基本的には冷蔵庫で保管
- 混ぜる1時間以上前に冷蔵庫から出しておく
- 殺菌消毒していない手で混ぜる
- 混ぜ終わったらしっかり空気を抜く
- 容器の周りはきれいに拭き取る
冷蔵保管することで過剰な発酵を抑える。
たまに常温に戻した上で、しっかり かき混ぜてあげることで菌の多様性を維持します。
(冬場はとくに冷蔵庫から出したばかりのぬか床を混ぜるのはしんどい)
手洗いはしても、殺菌消毒はしないでおきましょう。
ぬか床はしっかりと空気を抜くように押さえておきます。
容器のまわりは清潔に保ち、カビの繁殖を抑えます。
長期間混ぜられない時は冷凍
出張や旅行など、長期間家をあける場合は冷凍保存します。
保存容器からジッパーに移し替え(多ければ小分けに)、空気をしっかりと抜いた上で冷凍庫に入れておきましょう。
取り出すときは 常温にもどし、よくかき混ぜて再び保存容器に入れます。
お役立ち外部リンク
困ったときは・・・
「ぬか床の手入れや管理についてのQ&A」白ごはん.com
食材ごとの漬けかた
「おいしいぬか漬けの作り方-山形のばっちゃん直伝-」山形味の農園
漬かりにくい食材(ナスなど)は塩もみをしてから。
水分の多いもの(大根など)は切ってから冷蔵庫で一晩おき、水分を飛ばします。
柔らかいもの(チーズなど)はキッチンペーパーにくるんで。
お好みの食材を使って、楽しくズボラな ぬか漬けライフを!