鍼(はり)治療、気になるけど行きづらい・・・
鍼灸院ってたくさんあるけど、どう違うの・・・?
東洋医学が注目されると同時に「どの鍼灸院に行けばいいの?」という悩みの声が増えてきました。
鍼灸院の実態と、自分に合った鍼灸院の選び方 をお教えします。
「鍼灸院」と言ってもさまざま
鍼灸院と一言で言っても、名前も違えば中身も違う。
鍼灸一筋の人もいれば、幅広くやっている人も。
東洋医学系の国家資格はひとつではありません。
<東洋医学の国家資格>
- はり師・きゅう師(鍼灸院)
- 柔道整復師(接骨院)
- 按摩マッサージ指圧師
最近では無資格のマッサージや整体が非常に多く、利用する人にとって 大きな問題となっています。(知識不足による症状の悪化等)
何が違うのか
どこに行くべきか
誰に聞けばいいのか
など、行きたいと思ってもなかなか行きづらいものです。
それだけではなく、日本の鍼灸には法律による壁も存在し、解決されていない課題も。
そのような背後関係も理解しつつ、自分に合った鍼灸院をどう探せばいいのか見ていきましょう。
難病を取り扱う鍼灸院をお探しの方はこちらの記事もご参照ください。
鍼灸院の裏事情
ほとんど知られていませんが、鍼灸院などの治療院は 広告内容に制限があります。
<広告してはいけない項目>
- 施術者の技能・経歴
- 施術方法
- 施術料金
- 施術所の設備
治療を受けたい人が気になる点ばかりですが、法律で広告してはいけないことになっています。
広告の制限に関しては今後変更される可能性があります。
まずはホームページの雰囲気を見る
ホームページへの記載事項が制限されたとしても、鍼灸院の雰囲気や 鍼灸師の雰囲気はお伝えできると思います。
直接足を運ぶ前にある程度 どんなところか・どんな人がやっているのか知りたいと思います。
まずはホームページを見て、分からない部分は直接 電話・メール等でお問い合わせいただくのが良いでしょう。
ネット上のクチコミというのは制限される可能性が高く、信頼性も薄いので なるべく友人などから聞く 生のクチコミで選ぶようにしましょう。
鍼灸院の検索サイトもご活用ください。
※全ての鍼灸院を検索できるわけではありませんので、ご注意ください。
鍼灸師に自分の気持ちを話せるか?が大事
実際に足を運んだら「なんか合わない」ということがあるかと思います。
なんか合わない人に無理に合わせる必要はありません。
鍼灸院に通うときに重要なのは「自分の気持ちを素直に話せるかどうか」ではないでしょうか?
時に「病院へ行ってください」と言われることもあるでしょう。
しかし それは国家資格を持った鍼灸師としての務めであって、自分では治せない人をだらだらと通わせるわけにはいかないからです。
【まとめ】鍼灸院の選び方
- まずはホームページを見る
- 知りたい情報は直接問い合わせる
- 友人等のクチコミも参考にする
- 行ってみて合わなければやめる
自分に合った鍼灸院を選び、健康な生活を維持されるうえで 少しでも参考になりましたら幸いです。