健康になることは、その先にある「幸せ」を求めるものであり、決して「健康」がゴール・目的ではありません。
楽しみたいことを思う存分楽しむ。「そのための健康な体」を得たいのではないでしょうか?
ストレス社会の中で、それを忘れてしまってはいないでしょうか?
この話をするうえで切り離せない問題は「世の中に失望してしまった人」がいるという事実。
その人にとって「幸せ」は存在せず「健康」になる理由も存在しません。
「健康とは何か」「幸せとは何か」を考察してみました。
健康を求めすぎて幸せを見失う
気づかないうちに健康それ自体が目的となってしまい、健康のためにお金と時間を費やして本当にやりたかったことができていますか?
世の中に溢れかえる健康食品・健康グッズ・健康サービス・サプリメント・・・
お金と時間をかけることは良いことですが、それに依存してしまっては本来の目的が達成できなくなります。
それらを使う前に、自分が いま どんな健康状態なのか、それが自分の体に合っているのかを知る必要があります。
健康の先にある「やりたいこと」に目をむけて、自分のカラダと真剣にむきあってください。
健康でなくても幸せは存在する
健康の先に幸せがあるという話をしましたが、健康でなくても幸せは存在します。
重い病気を抱えながらも生を全うする姿をみて、「不幸な人だ」などとは思いません。むしろ健康な人よりも笑顔で、生命に感謝する姿に圧倒されます。
私たちは健康な体を持っているにもかかわらず、うつむき、恨みあい、傷つけあい、死を願うことすらあります。
つまり「健康=幸せ」という式は成り立ちません。
すり減らす生き方は「幸せ」も「健康」も失う
ストレス社会と呼ばれる現代。
そのストレスから逃れたいと必死にもがいています。
行政や企業も、このストレスを軽減しようと努力しています。しかし残念ながら このストレス社会の影は勢いが治まることをしりません。
幸せになろうと努力すればするほど、不幸になり 不健康になるというのです。
いったいどうすればこの社会を変えることができるのでしょうか?
自然に生きて幸せと健康を手にする
人生において一番大切なことは「私は必要とされている」という実感です。
幸せを感じる瞬間も、人生に希望を感じる瞬間も、これを実感したときに得られる感情です。
では「必要とされている」と実感するためにはどうしたらいいのでしょうか?
そのためには「人のために生きる喜び」を知ること。
「人に喜んでもらう」
「笑顔になってもらう」
押し付けではなく、相手が何を感じ 何を求めているかを真剣に考え 行動すること。
人に心から喜んでもらった瞬間「私が必要とされた」ことを実感します。
それを継続していくと、人のために生きるには 自分が健康でなければならないことを知るようになります。
「支える」
「守る」
「喜ばせる」
「幸せにする」
そのために自分の体とも真剣に向き合う。
この生き方こそ、幸せと健康を手にする道ではないでしょうか?
幸せを得る助けとなりましたら幸いです。