イヤイヤ期・反抗期という言葉は、親の都合。
「我慢して乗り越える時期」ではありません。
子どもが突然泣き出したり機嫌が悪くなるのには必ず原因があります。
反抗する原因が解決されれば 子どもは泣くことをやめ、機嫌よく過ごすことができます。
そのほうが親子ともに気分が良いでしょう。
なんで嫌がっているの?
なにを感じているの?
「子育ち」を理解することで、子どもと正面から向き合えるようになります。
自分でしたい!
1歳を過ぎたころから 子どもは自立をはじめます。
今まで親にやってもらっていたことを「自分でできるようになりたい!」と思うように。
親が『子育て』をしているのではなく、
子ども自ら『子育ち』をしているのです。
なにか「してあげる」ことが正しいとは限りません。
子どもの願いを叶えるために「サポートしてあげるのだ」と理解しましょう。
一番のサポートは「やって見せる」こと。
子どもが「やりたい!」と思っても、やり方は分かりません。
親が実際にやっている姿を見て覚えていきます。
体の使い方・順序・その後の変化など、親の行動から細かく分析しています。
『子供は親の背中を見て育つ』ですね。
いつも通りじゃない!
まだまだ小さな子ども。
この地上に降り立って1年。
社会人1年目はできないことだらけで大変だったのではないでしょうか?
赤ちゃんにとっては周りの全てが初めての出会いです。
覚えることは山ほどあります。
部屋の配置、おもちゃの場所、1日の流れ(生活リズム)、などなど。
突然の変化に対応できません。
模様替えをしようもんなら大惨事。
「いつも通りじゃない」ことを理解できず機嫌を損ねる結果に。
いつも通りを叶えてあげる
「いつも通り」を逆手に取り、子どもが自らお片付けできるようにしましょう。
おもちゃにシールを貼り、片付けてほしい場所に同じ色のシールを貼ります。
すると、決められた場所に毎回同じように片付けることができ、親子ともにハッピーです。
これも、こどもの自立『子育ち』を支える親のサポート。
「やりたい」を叶えてあげることにつながります。
子どものメッセージをくみ取り、親子がともに成長できるキッカケとなりましたら幸いです。