『心身一如』
『人体は宇宙の縮図』
そんな話をすると「宗教っぽい」と多くの人が毛嫌いする。
しかし考えてみてほしい。
人間は宇宙で生まれたのに、宇宙と関係ないわけがない。
宇宙に存在するすべてのものは、人間に限らず 宇宙環境を維持している『ルール』の中でしか生きられない。
「人間だけが特別な存在であり宇宙を超越している」
そのような思想こそ、おかしな宗教だと感じざるを得ない…
こころの不調はからだに現れる
イライラすると頭に血がのぼり、頭痛や目の充血が起こる。
悩みがあると消化器官が刺激され、過食または拒食になる。
考え事をしていると夜眠れない etc...
こころの状態次第で、日常生活に大きく支障が出ることを誰もが少なからず経験する。
それは嘘でも勘違いでもなく事実。
強いストレスを感じると胃が痛くなったり、左肩が痛くなったりする。
認めていなくても、こころとからだは一つだと誰もが知っている。
言葉から宇宙の法則を垣間見る
言葉は人間が本能的に・無意識的に知っていたものを よく表している。
こころにはカタチがある
- 大きい
- 小さい
- 温かい
- 冷たい
- 丸い
- トゲトゲ
- 黒い
- 真っ直ぐ
- 柔らかい
- かたい
- 軽い etc...
こころとからだの密接な関係
- 頭が上がらない
- 耳が痛い
- 首が回らない
- 腕が鳴る
- 断腸の思い
- 肝が据わる
- 腹を決める
- 足が重い
- 骨が折れる
- 一皮剥く
- 血が騒ぐ
- 息が詰まる etc...
「自分に嘘をつかない」が一番からだに良い
健康を維持するためには、自分の気持ちに嘘をつかないこと。
ここでいう「気持ち」というのは『本心』のことで、ただ怠けたいというような『邪心』とは違う。
本心が願っていることに背を向けないこと。
『病は氣から』とよく言うが、気持ち次第でどうにかなるという意味では決してない。
こころの願いと裏腹に行動してしまうと不調を招く。
人との関係は自分自身との関係
他者との人間関係は一見すると相手次第のように見えるが、突き詰めていけば自分自身のこと。
相手がどんな人であろうと、自分がどうなのか 以外は何もない。
多くの場合、相手を変えようと悩む。
人を変えることはできない。
「相手を変えたい」と願う自分に出会うだけ。
自分自身と向き合う
どんな人間関係も、自分自身と向き合う以外なにもできない。
いろんな人と関わりながら、自分がどんな感情を抱くのかを知っていくこと。
そこに善し悪しは無く、ただ事実として向き合う。
そうしていきながら、自分に嘘をつかないことを身に着けていく。
自分の本心に蓋をせず向き合うことこそ、本当の健康への第一歩。