血糖値を意識した食事は、なにか目標を達成しようとするとき 非常に大切なことです。
例えば...
- ダイエットを成功させたい
- 受験勉強に集中したい
- 病気を治したい
- アレルギーを治したい
- イライラを抑えたい
血糖値が急激にあがる食事をすることは、日常生活に多くの障害をもたらします。
上がるスピードが速ければ、下がるスピードも速い。
甘いものを食べると その場の満足度は高いですが、またすぐに甘いものが欲しくなるという悪循環が生まれます。
血糖値を管理した食事のメリットと、実際どのような食事をすれば良いのか見ていきましょう。
血糖値の急上昇を抑える
血糖値がゆるやかに上昇すれば、下降もゆるやか。
結果、糖を欲しがる回数は減ります。
ストレスが多いと 脳は糖を欲しがりますが、糖を摂りすぎれば 脳の細胞が傷つきます。
脳は その機能を維持するための予備供給能力に優れており、糖の備蓄能力に乏しいため 必要以上の糖を摂取するメリットはありません。
高血糖のリスク
- 反動で低血糖が起きる
- 糖依存になりやすい
- 自律神経のバランスを崩す
- 眠くなる
- がん細胞が活性化する
- 肌のしわが増える
血糖値の激しい変動は 自律神経のバランスを乱し、精神的に荒れやすく体調も崩しやすくなります。
免疫力を高めるためにも、自律神経のバランスを整えましょう。
血糖値が上がりすぎると眠くなります。受験勉強の大敵ですね。
がん細胞は糖が大好き。
糖の摂りすぎは多くの病気を起こしやすくします。
必要以上の糖分は肌のコラーゲンに糖化現象を起こし、しわ や たるみ の原因となります。
血糖値を抑えるメリット
- ダイエットが成功しやすい
- 勉強に集中できる
- イライラしにくい
- アレルギー症状が出にくい
- 病気にかかりにくい
- 肌を若々しく保てる
血糖値をゆるやかに上げる食事法
高血糖にならないためには食生活を見直して血糖値をゆるやかに上げる食事を心がけましょう。
食品によって、血糖値の上げやすさ(GI値)が違います。
最も上げやすい「高GI食品」、上げにくい「低GI食品」、中間の「中GI食品」の三種類に分かれます。
食品ごとに違うGI値
- 高GI食品
例)白砂糖、白米、食パン、じゃがいも - 中GI食品
例)うどん、そば、玄米、オートミール - 低GI食品
例)肉、魚、野菜、豆類
血糖値をゆるやかに上げるためには
高GI食品を避け、中GI食品を主食とし、低GI食品から口にする。
食事をする際に低GI食品から食べ始めることで血糖値の急上昇を抑えることもできます。
ジャンクフードの王様は全て高GI食品です。
- パンを使用した「ハンバーガー」
- じゃがいもを使用した「フライドポテト」
- 砂糖を使用した「ジュース」
血糖値コントロール
- 高GI食品を避ける
- 低GI食品から先に食べる
- 炭水化物・糖類は最後に食べる
- 食物繊維を多く摂る
- よく噛んでゆっくり食べる
- 主食は玄米がおすすめ
食物繊維は血糖値の急上昇を抑えるチカラがあります。
玄米が苦手な方は白米とブレンドして食べやすくするのがおすすめ。
摂取カロリーばかり気にしていてもダイエットは成功しません。
血糖値をいかにコントロールできるかがポイントです。
血糖値のコントロールをするためには 筋肉量を増やし、呼吸により酸素をしっかり取り入れることも大切。
皆様の、生活の質向上に 役立ちましたら幸いです。