【食養生】肺を助ける白くて辛い食材

東洋医学・漢方・薬膳などでいわれている「肺に良い食べ物」

代表的なものは ねぎ・だいこん・かぶ ・しょうが

肺を助けるものは「辛味」と言われますが、「辛味=肺に良い」というのは正しくないので注意。

「辛味」には唐辛子などのスパイスも含まれますが、肺に良いとされるのは 主に白い野菜のもつ辛味のことです。

肺は乾燥に弱いため、うるおい効果のある食材も 肺を助ける食材と言えます。

「牛乳・はちみつ・かりん・きんかん・いちじく・ざくろ」など。のど飴のパッケージで見かけることも多いですね。

食養生(しょくようじょう)にスーパーフードの考え方はありません。からだに合わせて食生活を少しずつ見直すところから始まります☆

食べ過ぎや刺激の強すぎは、肺を傷つけるので注意してください。食事に一品加える程度で考えると良いでしょう。

食材の使い方・組み合わせ方

カゼっぽいと感じたとき

ネギと生姜を組み合わせて汁物にすれば、からだを温めて強い発汗作用もあり、治りを早くしてくれるでしょう。

のどが乾燥すると感じたとき

大根とハチミツでカゼ予防のシロップ「はちみつ大根(大根飴)」をつくりましょう。

※ハチミツは1歳未満の赤ちゃんに与えないでください


はちみつ大根のレシピ

材料

  • 大根(1/4本)
  • はちみつ

作り方

  1. 大根を1cm角ほどのサイコロ状にカット
  2. ビンまたはボウルに入れ、大根が浸る程度 はちみつを入れる
  3. 蓋またはラップをして冷蔵庫で3~5時間ほど置く
  4. よくかき混ぜたらシロップの完成

完成した「はちみつ大根(シロップ)」はお湯わりで飲むのがおすすめ。

お好みでレモンやしょうがなどを加えても良いでしょう。夏は炭酸水で飲む方もいらっしゃるそうです。

賞味期限は2週間ほど。たくさん作り過ぎず、冷蔵庫に入れておきましょう。

大根は3日ほど漬けこんだら食べ頃。漬けっぱなしにせず、取り出しておきましょう。

健康な食生活のヒントになりましたら幸いです。

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