②違いを知る

男女の違い②―理屈を求める男、共感を求める女

男は論理的女は感情的―。

よく言われてきた話です。でも、これは極めて男性目線の“ややカッコつけた・・・・・・表現”であるに違いありません。

人は皆、感情の生き物であって、男性がより理性的で合理的だとは言えないでしょう。むしろ支離滅裂なことを言ったりやったりしているのが男性なのではないでしょうか?(汗)

 

ただし、そうした自他の言動に何かと“理屈”をこねたがるのが男性に多い傾向と言えます。要するに、物事を頭で考え、(自分なりにでも)話の筋を通したがる訳です。

一方で、女性がより重視するのは“フィーリング”(人の気持ち、感覚、空気…)。「感情的」というより、「情緒的・直感的・共感的」といったほうがしっくりくるかもしれません。

女性にとっては、話の理屈を掴み取るよりも、その場の空気を組み取り、相手の気持ちを察したり(=共感)自分の気持ちを表現することのほうが大切なのでしょう。

 

頭で考える男性ハートで感じる女性
理屈で動く男性フィーリングで動く女性

前回に続き、今回は「思考型と共感型」(論理型と直感型)という男女間の違いを取り上げてみたいと思います。夫婦間の理解を深める上で役立つに違いありません。

無論、個人差はありますし、「我が家はなんです!!」というケースもあるでしょう。その場合は、是非、“自分と違う感覚をもった相手をどう理解するか”という観点で参考にして頂ければと思います。

 

今日のコンテンツ

★ 女性が求めるのは”共感”
★ 男性が求めるのは”納得”
★ 言わなくてもわかってほしい!!
★ ちゃんと説明してくれ…
★ 男女は相互補完の関係

女性が求めるのは“共感”

ある日の帰宅時の出来事。

退勤時間が予定よりも遅れ、はやる思いで家路につき、「ただいま~」と家のドアを開けた瞬間、妻からこう言われました。「ちょっと~、どうしてこんなに遅くなったのよ~!」 

どうしてこんなに遅くなったか―。

私は妻から尋ねられた通り、どうしてこんなに遅くなったか・・・・・・・・・・・・・・の説明を始めました。すると、彼女はすかさずこう言うのです。「そんなこと、どうでもいいの!」

その瞬間、頭の中がクエスチョンマークで埋め尽くされました。「え…?いや、だって…、今、理由…きいたでしょ?」

 

皆さんにも、似たような体験があるのではないでしょうか?

大方の場合、女性が求めているのは理屈や解説、説明ではありません。“共感”なのです。

上のシチュエーションであれば、多分、模範解答はこんな感じでしょう。

「ごめん、待たせちゃったね。こんな時間まで大変だったろう?」

すると、奥さんは遅らく、一日中どれほど大変だったのかを打ち明けてくるに違いありません。

それを、「なるほど」「そっかぁ」「おつかれさん」「ありがとう」といったリアクション付きで聞いていくと、奥さんの表情はみるみる明るくなり、そのうち、お茶かビールが出てくる―という訳です。

     

男性が求めるのは“納得”

女性が求めるのが“共感”なら、男性が求めるのは“納得”でしょう。

人の話を聞く場合であれば、女性が「その話に共感できるかどうか」を重視しているのに対し、男性が重視するのはどこまでも「それが理に適っているかどうか」。要するに、納得したい・・・・・訳です。

そのため、納得し難い事態に遭遇した際、男たちは決まって質問をし、議論をし、「ああ、なるほど!そうだったのか!よく分かった!」と腑に落ちるまで話を進めたいと願うでしょう。

 

ところが…。これが夫婦間、男女間の対話となると、トラブルが発生します。

女性が「共感して欲しい…」と願って切り出す話は、感覚の異なる男性にとっては、極めて不可解・・・なことだらけ。そのため、「なんで?」「どうして?」「そう思った根拠は?」といった言葉が口を突いて出てしまうのです。

奥さんたちにはそれが“尋問”のように感じられ、「彼、全く共感してくれないんです!」となる訳ですが、実は夫たちに悪気はありません…(汗)。彼らが“尋問”ならぬ“質問”を挟んでくるのは、“奥さんのことを理解したい”と思うからなのです(!!)

尚、理解できない話を聞き続けることは、殊、男性たちにとっては相当なストレス・・・・・・・になり得るという“不憫な境遇”をも併せてお伝えしておきます。彼らの“尋問”にも、やや寛容になれると思いますので…。(汗)

     

言わなくてもわかってほしい!!

さて、夫が何かを語る時、それは「納得してほしい」からであって、「確かに」「その通りね」「あなたが正しいわ」と言われれば、すっきりすることでしょう。

ところが、夫の皆さん。妻が何かを語る場合、それは「納得してもらいたい」という以上に、「私の気持ちを分かって!」というケースが多いのです。

 

例えば、女性が「天気がいいわねー」と言う場合…。そこには“別の意味”が込められているのかもしれません。「今日は気分がいいの」「デート日和だと思わない?」「あなた、ちょっと洗濯物干してよ」…etc.

これが男なら、言ったこと以上の意味など、まず“ない”と思っていいでしょう。男性が「天気がいいねぇ」と言ったとすれば、それは恐らく「天気がいいから」なのです。(笑)

 

言葉一つで背後の気持ちまで察しようとする女性たちに比べ、やっぱり男たちは”鈍い”のでしょう。

言葉で説明してもらわない限り、彼女が喜んでいる理由も、沈んでいる理由もてんで見当がつきません。いえ、“今、彼女が怒っている最中”という事実に気付くのにさえ、相当な時間がかかることでしょう。

男性たちからすれば、「もっと、はっきり言ってくれ」と言いたいところですが、女性はなんと、「言わないで分かってほしい」という、男性には限りなく不可能に近い・・・・・・・・・・期待をもっているのです。要するに、「フィーリングで分かって!」という話でしょう。

そのため、夫が妻の怒っている理由を尋ねようものなら、妻は決まってこう答えるでしょう。「それを私の口から言わせる気?」

   

ちゃんと説明してくれ…

結婚するまで、私は自分が結構、他人の気持ちに敏感で、人の気持ちを察するのが得意だと思い込んでいました。

ところが…、結婚して間もなく、私はどれだけ自分が”鈍感”であるのかを痛感させられました。妻の気持ちが“読めない”のです!(汗) 

言わば、初めて購入した機械を、「取り扱い説明書」なしにいじっているようなもの。非常に困惑しました。

 

女性の皆様にお願いです。男性たちに、必要以上の“なぞかけ”をするのはやめましょう。(汗) 「どうして気付かないの~!」ではなく、言葉で説明しましょう。男性たちも“言えば分かる”のです!

例えば、気遣ってほしい思いで、「私、食欲がないの…」と言ったところで、大半の男たちにその意図は伝わりません。「食欲がない」という事実だけが伝わるため、「薬飲んだら?」「無理して食べなきゃいいんじゃない?」「昼、食べ過ぎたんじゃないの?」といった答えしか返って来ないでしょう。

 

また、極めて難しい注文をしますが、腹が立った時も“説明”を試みましょう。キレる時も“序論・本論・結論”でキレてくれると助かります。(笑)

例えば、「夫の帰宅が遅れた」というシチュエーションならこうです。

「あなたが遅れてきたから(原因)、私は腹が立った(結果)、電話一本くれたら良かったのに!(解決策)」

それなら、男性にもよく分かります。「なるほど!僕が遅れてきたから(原因)、あなたは怒ってる(結果)、一本電話入れれば良かったのか!(解決案)」。そこで「ごめん!」となる訳です。

しかし、多くの場合、女性はこう言うでしょう。「あなたって、なんでいつもそうなのよ!」 すると、男はこう答えるのです。「いや、いつも・・・ではないゾ」。

  

男女は相互補完の関係

思考型の男性とフィーリング型(直感・感情型)の女性。こうした男女の特性は、親になってみると、その両側面が必要であることに気付かされることでしょう。

子供たちには、物事の善し悪しや人の生きるべき道理(理屈)を教える“父親”の存在が必要であり、一方で、人の気持ちを察知し、豊かな情緒を育むことを助ける“母親”の役割が必要だと思うからです。

無論、夫婦は二人で一つですし、役割を固定する必要などありませんが、要は「両方の役割が必要だ」ということです。

男女の間に違いがあるのは「互いを補い合うため」なのではないでしょうか?

 

最初はこうした違いに遭遇する度に、ストレスや葛藤を覚えることでしょう。しかし、違いを知ることで理解が生まれ、理解をすることで信頼が深まっていくに違いありません。

夫は妻の気持ちを察することや共感することの大切さを学び、妻は夫の考え方に学び、気持ちを言葉にすることを学ぶでしょう。

そうした夫婦間の学びと成長が良き父親・良き母親の素地を作るのだと思うのです。

  

男女は相互補完の関係にあります。是非、違いに学び合うことを楽しんでみてください。

最後に、哲学者コントの言葉を記して締め括ります。
「男と女という、こうも違った複雑な人間の間で、互いに良く理解しあい、ふさわしく愛するために一生を費やして長すぎるということはない。」

 

まとめ

  • 男性は思考型。頭で考え、納得したい傾向が強い。背後の気持ちまで「フィーリングで分かって!」と期待するのは困難。
  • 女性は共感型。相手の気持ちを察し、共感したい傾向が強い。遠回しの表現が多いため、男性には伝わらない場合が多い。
  • 夫は妻の言葉を表面的にだけ受け止めず気持ちを察し、妻は夫に自らの気持ちや用件を言葉にして説明することが大事。


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