コミュニケーション(12話~)

[第13話] 夫婦円満の秘訣① 男は一途に投入しよう【後編】

前編より続く)前編では、男性側における夫婦円満の秘訣として、与えること(投入)の価値とその難しさを解説。その続きです。

 

簡単にストライクはとれない!?

男性は皆、結婚を契機に、本当の意味で“与える”という生き方を始めたばかりなのです。最初からストライクなど、取れるわけがありません

だからこそ“力の投入”が必要であり、人はその投入を“愛”と呼ぶのでしょう。

  

ネットを見れば、女性を喜ばす方法として、“こうしたらいい”“ああしたらいい”といった様々なアドバイスがあり、それはとても貴重な情報に違いありません。

ただ、全ては“参考資料”にはなっても、必ずしも“正解”になる訳ではありません。“奥さん”のストライクゾーンを知るには、自分で実際に投げ続けてみなければ・・・・・・・・・・分からないのです。

倦まず弛まず、投げ続けること―。これを“愛の筋トレ”だと思ってください。それが皆さんの愛の器を大きくするのです!

 

1イニング投げたばかりで、“肩が限界…”と泣き言を言っていては、名投手にはなれないでしょう。

時には、妻に投げた愛のボールが“受け取ってもらえない”どころか、“打ち返される・・・・・・”こともあります。「これがプレゼント?冗談でしょ!?」 

愛の投球を続けるためには、男はまずもって、“打たれ強くなる”必要があるのです。

 

皆さんは“既婚男性はモテる”という話を聞いたことがあるでしょうか? 私は正直、“そりゃあ、そうだろう”と思います。既婚男性は鍛えられ方が違う・・・・・・・・からです!

「自分の使命は“この人”(妻)を笑顔にすることだ!」(会社の若い女のコじゃなく!! 汗)と、自分に言い聞かせましょう。

妻のダメ出しに動じず、それでも彼女が何を求め、何を喜び、何を幸せに感じるかを思いながら、愛の投球を続ける―、そんな鍛え方をしておけば、会社の鬼上司もクレーマ―も怖くなくなるでしょう。

家庭における日々の愛の筋トレが男を上げるのです!

  

小さな愛情表現を大切に

さて、投げ疲れてしまっているケースでも実践できる、簡単で有効なアドバイスを付け加えておきます。

それは“日々の小さな愛情表現”を大切にすること。

無理に“豪速球”や“変化球”を投げようとはせず、まずはまっすぐに、丁寧に、着実にボールを届けましょう。要するに、“すごいこと”をしようとしないでください、という話です。(苦笑)

  

前回、会話の話をしましたが、コミュニケーションは“言葉”によるものだけではありません。

ここでは、愛情表現に用いられるコミュニケーション手段として、“言葉”“行動”“スキンシップ”に分けて説明したいと思います。

 

まずは“言葉”。実は“愛情表現”以前に大切なことが“挨拶”です。「おはよう」「おやすみ」「ただいま」「おかえり」…。こうした声かけが習慣づいているだけで、夫婦の安定感が変わるでしょう。

対話がない時でも、仲違いしている時でも、挨拶を欠かさないこと。すると、何らかのきっかけで、中断していた対話が戻ってくるのです。

※ある調査で、30~60代の既婚者のうち、夫婦仲がうまく行っていると回答した1330名が実践していることの第1位が、「何気ない会話」、第2位が「挨拶」とのこと。(https://www.planet-van.co.jp/shiru/from_planet/vol49.html

また、「ありがとう」(感謝)と「ごめんなさい」(謝罪)は、あらゆる問題を解決し得る“魔法の言葉”と言われていますが、そこに「おつかれさま」(労い)を加え、これらを自由に使えるようにしましょう。男性がこうした言葉を使うだけで、コミュニケーションが和らぐのです。

 

次に“行動”です。プレゼントを贈ることからデートの企画、マッサージ、家の手伝いに至るまで、全てが行動を通した愛情表現に含まれます。ただし、ここで強調したいのは、“日々の小さなサービス”

年1回、サプライズ企画でドライブには連れて行くけれど、家では皿1枚洗わない、では、キャッチボールにはなりません。

プレゼントも然り。クリスマスのサンタのように、年1回、大きなプレゼントを届けるよりも、時々、会社帰り、奥さんの好物を買って帰るほうが愛情を感じてもらえるでしょう。

女性の得点の付け方は、サービスの大小にかかわらず、“1回に付き1点”(!!)だと思っていてください。

 

最後に、“スキンシップ”について。男性はセックスの頻度や充実度が大事だと思いがちですが、実は、円満夫婦というのは、“ベッド以外の場所”での自然な触れ合いを大事にしているのです。

ここで強調しておきたいのは“ハグ”。以前、テレビドラマ、通称「逃げ恥」で強調されていた、あの普通の“ハグ”です。そこには、思いやりや愛情、癒しや労いなど、様々な意味が込められています。

特に、奥さんが気落ちしていたり、愚痴を言っていたり、何らかのストレスを溜め込んでいそうな時には、余計なアドバイスをして“大火災”を招くようなことはせず、ただ静かに一言、「お疲れ様」と言いながら、優しくハグしてあげてください。

     

愛することに価値がある!
(愛は与えること)

私はかつて、妻との結婚を控えていたある時、一つの衝突から、関係が断絶しかけたことがありました。

彼女は心を閉ざし、それを解こうとする中で、こちらもプライドが傷つき、修復し難い状況に陥ったのです。

 

そんな折、友人たちと共に見たテレビドラマ『101回目のプロポーズ』に、とても大切なことを教えられました。

武田哲也演じる“冴えない中年オヤジ”が、見栄もプライドも捨て、ただ本気で一人の女性を想い続ける、そんな姿を見ながら、私は思ったのです。

「ああ、自分はカッコつけていただけだった。そんなことはどうでもいいじゃないか。男は愛することに価値がある・・・・・・・・・・・んだ!!」と。

 

自分の美学やこだわりを捨て、彼女のために何ができるかを思い始めた時、彼女との関係が変わっていきました。

そうして、改めて彼女の笑顔が見れるようになった時、私はそれまで感じたことのない喜びを覚えながら気付かされたのです。

「ああ、私はこれまで誰かを本気で愛したことがなかった・・・・・・・・・・・・・のだ」と。

 

愛とは「与えること」であり、「自らを投入すること」を言います。男性はきっと、誰かのために投入することを通して初めてその誰かを本気で“愛せる”ようになるのではないでしょうか?

一人の人を愛するには、何の見栄も、プライドも、自己流の美意識も必要ないでしょう。うまく行かないこともあれば、ダメ出しを喰らうこともあります。

「ああ、全てが終わった!」と思えるようなことがあったとしても、後で振り返った時、それが二人の関係を深め、自分の中に“本物の愛”を育む機会になるのです。

 

倦まずたゆまず、ひたむきに「投げ続ける」こと。投入し続ける中で、いつか投げること自体に“喜び”を感じるようになった時、奥さんはきっと、あなたの全てのボールに、ストライクのジャッジをしてくれるようになるに違いありません。

皆さんの絶え間ない努力と日々の投入に、心からのエールを送ります。

 

まとめ

  • 男性は恋愛や結婚を通して“与える喜び・誰かを幸せにする喜び”を知り、相手への“愛の投球”を始めるようになる。
  • 一方、女性は結婚後、夫への期待や要求レベルが上がるため、夫のこれまでの投球では満足してもらえなくなることが多い。
  • 夫はストライクが取れないことで投球をやめてしまわずに、打たれ強くなること。めげずに投げ続けることが勝利の秘訣。
  • 小さな愛情表現(挨拶やハグ、日常のサービス)を大切にし、まずはまっすぐ着実にボールを届けることを心がけよう。


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